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高校卒業後進学者(大学とは限らない)への仕送り 盲点 参考用

2019-07-25 07:40:43 | 日記
昨日、偶然近所の方と会い、10年ぶりに色々話しました。
その方の2番目のお子さんが高校時代、私がその学校で、
事務として働いていたので、お互いの子どもの近況報告をしました。

この時言われたのが、今31歳のお子さんが高校時代は、
実業高校(商業・工業など)は、ほぼ全員就職だったのが、
今では半数以上専門学校・短大に行くとのこと。
高卒の求人が減ってしまったことも大きく、進学する子が増えたとのこと。
以前、お子さんが大学生の時、
「仕送りが大変。子供は奨学金と教育ローンを併用している」
と言われ、今が大変な時期だなあと思いました。
よく大学生の学費・仕送りが問題になりますが、
専門学校・短大も、進学先によりますが、
大学と大差ないところが多いです。
また、よく聞く仕送りですが、実は、
学費は親が払い、生活費を奨学金で受け、足りない分を仕送りという家庭が意外と多いです。
実際、私の周囲の友人は、ほぼそうしていました。
ですから、国立なら、年間約60万円の授業料。
+生活費ですから、月割り5万円+生活費という感覚。
1年目は、入学金など別に費用がかかります。
ですから、授業料は前期・後期とかかるので、お金をプールしておく。
実際生活費や学費以外にも教科書代や講習費もかかるので、
平均10万円以上になったなんてことも珍しくありません。
それまでに準備しておかないと、毎月合計15万円捻出できない場合、都市部では特に厳しいです。
それをすべて奨学金・教育ローンとなれば、かなり莫大な金額になります。
実際私立の薬大に行った子は、1200万円借金した(授業料のみ)例もあります。
大人になればわかりますが、1200万円なんて、そうそうためれません。
それを働きながら返済していく。
本当に大変な時代になったなあと思います。