おでかけごはん。

出先で出会った旨いモノの数々。

どう見ても和風なんだけど洋食屋 <板前洋食 赤てんぐ>【兵庫県三木市】

2014-12-01 10:20:27 | 洋食
☆2007年冬訪問。

神戸電鉄粟生線の三木駅ってとこからふらふらと川を渡り、ふらふらふらふら歩いてたらなんとなくいい感じのお店を見つけ、
でもそこへは入らずに(え?なんで??)、またふらふらあてもなく歩いてたら、ちょっと道に迷ってしまって(おいおい)、
いやまいったな、とか言いながら細い路地を入ってしまったら、こんなお店にぶち当たりました。ミラクル。
いやいや、赤のれんでどう見たって和食の食堂って感じなのに、入口の脇にある夜光るんだろうなと思わせる看板に「洋食」の文字。
そんなに腹減ってなかったんですけど、入ってみるしかないでしょう。かなりドキドキしましたが。

入ってみるとカウンターが目に入ります。テーブルもあったのかな。もう記憶にないですが。
メニュー見てみると、なるほど洋食メニューがずらり。これはすごい。というわけで、


ベタですが、ハンバーグ定食をチョイス。すごいんですよ。注文からちゃんと作ってくれます。作り置きとかなさそうです。
カウンターの中の大将の様子が丸見えなので、出来上がって目の前に供された瞬間の感動ったらなかった。
だって、この出来です。もう、旨くないわけないんですよ。すごく美しいですよね。お箸とお味噌汁があるけど立派な洋食。
食べてみると、これが予想通り旨い。肉汁ジューシー。目玉焼きの目玉の火の通り具合なんて芸術的。
付け合せのポテトサラダやケチャップスパもちゃんと美味しい。これはここに出会えたことがミラクル。
あ、箸袋の「板前洋食」ってどういう意味なんだろう。


同行者の先輩は、チキンチャップをチョイス。てか、普段食べないものを頼めばよかったのか?とこれみてちょっと後悔(笑)。
そのくらい、横から見てても超旨そう。もちろん、これも注文から鶏の胸肉(だと思う)を出してきて調理されてました。
お肉はやわらかく、ソースの味付けも最高。これでごはんが進まなければ嘘だ!(興奮)
すごい。こんな普通の住宅街の中にこんな店。素晴らしいです。と思います。


あまりの旨さに無言で黙々と食べ、お茶飲んで一息ついたら、湯呑の底には「竿友会」の文字が。
あ、もしかしたら大将が釣ってきた魚をさばいて出してたとかなのか?だから「板前洋食」??
小心者なので結局聞くことができませんでしたが、もしもまた行く機会があるとするならここは絶対また行きたいです。
ただ、たどり着けるだろうか??(笑)(そんな難しくはないかもしれないが)