僕と花子のルンルン生活だヨ!

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大学2年生の春休みは重く陰鬱で鬱勃たるパトスが沸々と湧きあがり村上春樹に毒される時期である

2014-03-18 12:31:21 | Weblog
 先程外に出てビールを買ったらとっても温かく、「春が来たなぁ……」なんて思ったわけですが、春の訪れを感じる日ってのは妙にセンチメンタルジャーニーになるものですね。今日は誠にお恥ずかしいのですが、私のバカ大学生時代の春の思い出とビールについて語りたいと思います。

 大体において、大学1~2年生というものは、村上春樹に感化され、「孤独なオレ、カッコイイ」「ビールを浴びるほど飲むオレ、カッコイイ」みたいなバカな妄想を抱き、周囲から見ると痛いヤツになるのですね。じゃあ、今になって当時を思い返すと顔から火が出るほど恥ずかしいのかといえば、そんなことはなく、「あれもいい日々だったな」と思えるのです。

 しかしながら、当時の私(「オレ」なんて書いてられないゾ!)は、その時の自分の人生が実にどんよりとしたもので、鬱勃たるパトスを内面に抱きながらも、決してリア充にはなれない我が身を呪い、「周囲の学生と自分は違うのだと打ちひしがれた」「僕は誰ともかかわらなくてもよかった」なんてヒロイズムに浸り、勝手に村上春樹の小説に出てくるワタナベ君的思考を持っていたのですね。

 ただし、ワタナベ君はモテた上でこんな感覚を持っていたのですが、私はモテないでこんな感覚を持っていたので、結局は「モテない男のひがみ」であり、まったくの悲劇性はないワケです。「オナニーしとけ」と言われて「ハイ! 喜んで!」とオナニーをしたら途端にこれまでの悲劇男はどこかへ行き、さぁてと、「ストIIしに立川のオスロ(というゲームセンター)まで行くか、ガハハ」みたいな感じだったのですね。

 前置きが長くなりましたが、1995年3月下旬、3年生になる直前、自称・ワタナベ君の私はもう20日ほど誰とも会っておらず、「孤独に苦しむ若い男」の気分を増幅させるべく、日曜日に家族連れやカップルで賑わう国立の大学通りに行きました。キリンの「春咲き生ビール」という缶ビールを持ちながら、大学通りを行ったり来たり。

 本当は知り合いから声をかけられたいだけなのに、わざと孤独を気取り、いかにも村上春樹の小説に出てきそうなビールを呷りながら、ため息なんかをつきながら満開の桜の下でビールを飲む、というプレイをしたのでした。もう一つ、影響されたのは、当時大塚寧々が出ていた「春咲き生ビール」のCMです。このCMのアンニュイな冒頭の雰囲気にノックアウトされて、「これと同じシチュエーションでビールを飲みたい」とこれまたミーハー気分から大学通りうろうろビールプレイをやったのですね。大塚寧々がいそいそと歩いていると、突然スローモーションになり、桜の花びらがひらひら落ちてきて大塚寧々は「あっ、春」と言い、普段忙しい生活を送っているのに、春の到来に気づくのでした。このアンニュイかつ少し寂しげな春の一場面を自分も体験したくなったのです。これも「孤独なオレ」的気分になれますからね。

 CM  キリン ビール  大塚寧々 「春咲き生ビール」 -YouTube

 こうして4本目くらいの春咲き生ビールを飲み終わったところで大学通りの紀ノ国屋の前で1年生の時のクラスメイト・井田君に会いました。彼は恐らく当時、もっとも仲が良かったヤツだと思います。

 僕には友だちがいなかった。でも、この時井田君と会えた。留年をし、傷心の彼と、一人ぼっちで孤独に桜の下でビールを飲むしかない僕。僕たちがその後一緒になることは必然だった--

 みたいな感じになった私達は、二人でマクドナルドに行きました。

 マクドナルドでダブルチーズバーガーを食べながら、春咲き生ビールを飲み、会話をするのですが、私が「苦悩を分かち合う友達」だと思った井田君とは会話が噛み合いませんでした。

私:「オレは孤独だ……。お前も留年するから4月からは別キャンパスだし、寂しくなるな……」

 ※当時は2年生時に単位が足りないと3年に上がれない制度がありました

井田:「オレ? オレ、いやー、留年できて良かったよ! いやぁ、オレさ、体育の単位だけ足りなかっただけじゃん? 体育の単位取ればいいだけだからよぉ、いやぁ、週1回学校行けばいいんだろ? いやぁ、遊ぶぞ!」

私:「でも、お前がいないことを寂しがるヤツ多いと思うよ」

井田:「オレ、家変わってないから遊びに来いってみんなに言っといてくれよ」

ずっとこんな調子なのですね。

 となれば、私は「あぁ、オレの孤独は親友の井田にも理解してもらえないのか……。オレの孤独は鉛の如く重い……。絶望に支配されたこの人生、どうすればいいのだ……」となり、今度は村上春樹の小説に出てくるハイネケンを飲みまくるわけですね。

 井田と会ってから3日後、下北沢のバーで知り合いの女とハイネケンを18本飲み、記憶をぶっ飛ばし、気づいたら東大駒場寮で二人してグースカ寝ていた、なんてこともありました。

 だからと言ってモテない状況は一切変わらないワケでございまして、相変わらず私は世界の不幸をすべて背負ったような感覚にいたのですね。



 これぞ「大二病」でございます!!!! 大学二年生の皆さん、頑張って生きてくださいね!


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