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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

鈴鹿川から・か・帰れない?!

2011-03-10 10:25:00 | ノンジャンル

ゴールした鈴鹿市木田橋手前
 さて前回の続きです。今回はカヌーは出てきません。
 鈴鹿市の木田橋でゴールした私、5kmほど南に行くと鈴鹿サーキットだ。そこから手早く撤収して駅へ行く。河曲とかいて・かわの・というそうだ。これでカワノと読むとはねえ。
 この河曲駅は本当に鈴鹿川のすぐ横。5分もかからず駅に着く。

 駅は無人駅で改札もない。切符は車内で買うようになっている。ホームには椅子が2脚あるだけの吹きさらし。
 駅に着いたのは15:42 次の亀山行きが15:52 いい時間だ。待っているとしばらくして構内のマイクから放送が入る。「四日市で車が踏切に突っ込んで15:52の電車は1本運休します。次は17:03になります。」な、なんて・・・! この辺りは単線なので1本運休はわかる。しかし次は1時間以上後になるのか! 河曲駅の時刻表
 すぐ時刻表を確認したら確かに16時台はない。その時駅には私以外の高校生が3人、二人組と1人、すると二組とも私に今放送なんて言ってました?と聞いてきた。高校生もちゃんと聞こえていたのだが確認がとりたかったようだ。いやその気持ちはわかる。私も泣きたい(泣)

(先の二股の所が河曲駅)
 仕方なく荷物を置いて一旦駅からでる。周りにはコンビニも喫茶店も食堂もなあんにもない。せめてホットコーヒーでもと自動販売機を探す。するとジョージアの自動販売機の中になんと金の鯱模様のコーヒーが!しかも東海地区限定だ。早速買って飲む。
 そういえば以前行政区ではなく感覚でどこまでが近畿圏かという話をしたことがある。伊賀市や名張市はやはり近畿圏だ。うちの学校(近大)にも通ってる人がいっぱいいてた。伊勢は微妙、四日市は東海圏・・・ようするに電車がどこに繋がっていて行きやすいのはどこかなんだと思う。そうか鈴鹿は東海圏かあとしみじみと思ったりする。

 高校生たちは電話をして次々に迎えがくる。そして誰もいない駅で独りぼっち。もちろん駅員もいない。16:20ぐらいから猛烈に寒くなってくる。そらずっとカヌー漕いできた後で吹きっ晒しの駅に立ってるのは寒い。しかも気温は6度ぐらい。仕方がない、走ろう!
 そこから30分ほど駅の周りを往ったり来たりして走る。こんなことならもう一駅分漕いだら良かった。イヤイヤそれは結果論・・もう考えても仕方ない事が頭をまわる。
 そしてようやく17:03に電車が来る。おおっおおっ・・・嬉しかったです。

 こうして過酷な1時間は終わる。でもこういう事があるとこのツアーが忘れられなくなるんだなあ。きっと5年10年たってからも鈴鹿というとこの駅の事を思い出すのだろう!なにはともあれ雨ふってなくいて良かった!



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鈴鹿川 関~河曲

2011-03-08 09:17:00 | 川でカヌー

(鈴鹿川のほとりにて。トムキャットLV)
 3/3の水曜日は特にどこに行こうという予定もない。ちょうど雨が続いて水位が増えている。これは鈴鹿川のチャンスか! 先日新堂から関まで分水嶺を歩いたのであと伊勢湾までは2日の行程、チャンスがあれば一気にいってしまいたい。行くとしたら行けるとこまでいって電車が便利、そこで3/2に帰る時に店の試乗用のトムキャットLVを担いで帰る事にする。(まあ私がオーナーなので問題ないです) 今回荷物はフジタカヌーのザックを使う事にする。これなら装備も全部余裕で入る。使った後はフジタカヌーのザックにドライバックを入れてその中にトムキャットを入れれば水もでない。よし、明日は鈴鹿川に行ってみよう。

(そこそこ瀬もあります。足先に見えるのは地図ですね。)
 いつものようにディーゼル乗って関駅へ。まだ1カ月しかたってないのでよく覚えている。早速前回に見ていた河原へいってトムキャットLVをセットアップ。まだダッキーには水温が低いのでなんとズボンを5枚はいている。まあスプレースカートないしカヌーの上で水で濡れるしねえ。でもちょっと歩きにくいです。やっぱり着過ぎかな(笑)

(川幅いっぱいの折れた竹、もちろんポーテージだ)
 いよいよスタート、やはり雨の後なので流れも早い。正直トムキャットLVは船脚が遅いのでどこまでいけるやら。でもまあ気楽にくだりましょう!
 1つ、2つと堰堤を越える。所々浅くなったり瀬がでてきたり。そんなにきついことはないが柘植川のように引きずってばかりという事もない。でもやはり足が寒い。ダッキーはどうしても水がかかってくるので身体が冷える。でも漕いでると温まってくるので大丈夫かな。

(河原が広い。まだ冬の空なので空気がきれい)
 紀勢線を越えると目印もなくなってくる。河原が広いので周りの景色がよくわからない。ダッキーなので漕いでも漕いでも進んでいる気がしない。時々地図とGPSで現在地を確認する。流れにも助けられて思ったよりすすんでいる。しかし平野部にはいり周りが開けてくると逆風で進まなくなる。これがダッキーの泣き所です。でも身体はあ・た・た・ま・る・か・らよしとせねば。

(井田川と加佐登の間の大きな堰堤)
 JR井田川駅を越えた所で椋川、安楽川と合流して水量が増える。そしてその下の堰堤が3段の大きなもの、なんとか担いで越えるとまたしばらくして堰堤、フウー。でもこれが海までの最後の堰堤のはず。
 最後の堰堤を越えた所が河曲駅。関西本線ではここが一番駅から近い。海までの距離もあと10kmぐらい。よしここでゴールだ。

 長かった淀川(大阪湾)から四日市(伊勢湾)のルートも次で海までいけそうだな。さあいけるなら一気に行ってしまおう!

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のんびり?楽しい友が島!

2011-03-06 12:18:00 | 海・湖でカヌー

(さあ出艇だ!えびす食堂前のスロープ)
 2/26はKAYAK kono-toriの友が島ツアー、本当は1月末だったのだが天気が悪かったので1カ月延期。この友が島は淡路島の3海峡(明石、鳴門、紀淡)のうちの紀淡海峡への入り口。当然潮も早いところだ。ツアーもある程度慣れた人ばかりの参加。まずスタッフの犀さんは私とK2スポーツでタンデムでいざという時のお助けパドラー。一緒に紀淡・鳴門海峡もいったベテランだ。先日琵琶湖や広川にも来られた川のベテランOさんはスペリオ400。一昨年は中の瀬戸でウェーブにつかまった経験を持つユッキーはEasky15LV、先日小豆島にいったばかりのMomoさんはミレニアム、宇高航路で瀬戸内海を縦断してるカピパラさんはT470、そして以前中の瀬戸の波に乗るためロデオ艇でいった経験をもつリバーカヤッカーS相談役だ。

(波を乗り越えて行くスペリオ400EX)
 今回は潮目に合わせて出るので9:30に出艇となっている。(時間厳守ね)ただ前日からの荒れた波が残っていて島に渡るか判断に迷うところ。まあ出て波形を感じてから決めましょう。最悪渡れないことも全員に伝えていざ出発!

(横波は振られるので大変です。)
 予想通りかなり波がきつい。ただ岸沿いの方が怖いので少し岸から離れて漕ぐ。このあとは一旦風が収まって昼からきつくなる予報。漕いでいてもちょっと波が小さくなってきたのを感じる。よし、近くの地ノ島だけ渡ろう。そして中の瀬戸を通って早めに戻ってこよう!
 ちなみに私の行けるかどうかの基準はその波でレスキューできるかです。ハイ

(タンデムの会話、犀さんきついね。えっこんなんのんびりでしょう!・・・前の人頭しか見えないのに・・)
 まあ流石はベテラン揃いなのであっさり島に。ただ波が高くて陸地によると怖い。しかたなく300mほど離れて進む。
 ようやく中の瀬戸が見えてくる。ここは東側が浅くて波が立つ。状況をみて東側は危険と判断。そこで西側から瀬戸に突入する。
 そこまでなんとか苦労して漕いできたS相談役、海と川のリーンの違いなど頭では分かっているが身体が反応してくれない。どんどん沖に流されUターンができない。そしてグラッときてとっさにバウラダー・・・いやこんな波の中でシ-カヤックでバウラダーやってもと思ってるとパドルを波に喰われて沈・・・の寸前でハイブレスでリカバリー。もう必死で立て直すのをみて冷たく笑う犀さん。まっ海は川みたいにいきません(笑)

(虎島の横で。ブレスがうまい?S相談役は何故かヘルメット)
 中の瀬戸を越えて休憩、風裏なのでウソみたいに穏やか。まあこれも海の特徴ですね。
 そこから普段は沖の島を回って1周するのだが予報も考えて加太へ向かう。先に島から戻っているといざという時に楽だし南側で渡るので波も小さい。(島の北側と南側は全然違うのです)漕いでいて予想通り風も強くなってきたのだが特に問題なく加太は淡島神社の前に到着だ。

(左の奥が淡路島、そして左が沖の島、右が地ノ島)
 もう本土に戻ってきてるので気持ちも楽、ご飯を食べて暖かいコーヒー飲んでくつろぐ。
 さあ今度は海岸沿いだ。ここからも波はきついが角度がいいので楽しく漕げる。ここからユッキーが立て波を楽しむ為に少し沖合にラインを取る。しかもとばすんだ。もう自分の世界に突入してるし・・・

 まあそんなこんなで最後は楽しく波を越えてゴール。総行程16.2km 平均速度3.9km/h・・・あれ移動平均は?まあ6km/h弱ぐらいでしょう。
 友が島ツアーはまた来年の冬、ここは近くて面白いので好きなポイントです。でもレスキューするのは大変です。いやいや海もいいねえ。

(GPSデーターをカシミールで速度グラフにしたものです。)



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峠にあるから峠池?

2011-03-04 17:28:00 | 大阪でカヌー
 先日車で加太方面へ行こうと大阪府の最南端の岬町を走っていた時の事、府道で小さな峠を越えようとしたら頂き付近に素敵な池がある。ちょうど道が池の上を通っていて橋がかかっている。その橋が「峠池橋」そして池の名前が峠池!

(グッとくるものがないですか? 私だけかな!)
 これはいい。思わずそそられます。そこで池の周りを偵察してみる事に!
 この峠池はちょっと艇をおろしにくい。片側の人家の裏手からならいけそうだが流石にそれは私のモラルに反する。あきらめきれずにウロウロして峠の両側が池になってることに気づく。そうか!きっと峠池は左右でセットなんだろう!

中ノ峠にある案内板)
 しかもその峠の上には看板がかかっていて江戸時代に伊能忠敬が測量で歩いた道とある。1805年という事は206年前か!もうこうなったらなにがなんでも漕いでいきたい!大体こおしばらく池を漕いでない。川やら海いったりすると、時々無性に池とかお堀とり小さなエリアの水域を漕ぎたくなりません?(ひょっとして私だけ?)

(2m近い段差を降りいざエントリー!)
 そして峠の反対側の池はなんとかおろせそうだ。この日はたまたま(珍しく本当です)店に持っていくつもりでポリ艇を積んでいた。そこで早速漕がせていただきます。
 泉州は阪南市、泉南市、泉佐野市、熊取町などの池は漕いでるが泉南郡岬町ははじめて漕ぐ。胸をときめかせていざ水面へ・・いいなあ。

(なんて嬉しそうなんだ!)
 このまったりとしたなんともいえない雰囲気、やはり池はカヤッカーの最後の聖域ではないだろうか。(まあ思ってるのは私だけでしょうが・・)
 昨年は池4、沼1、濠2、噴水2・・・今年は今のところ池2・・今年は2ケタを狙おうっと。

*写真を撮ってくださった通りすがりの奇特なお二人様ありがとうございます。今度は一緒に漕ぎましょうね(笑)


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今年のフリースタイルは新製品がいっぱい!

2011-03-03 19:27:00 | お店のお話

WAVESPORT プロェクトX 48
 ようやく3月になってwavesportのプロジェクトXが入ってきた。まあ早いところは先月はいったみたいだがまだ2月は寒いしまあ3月でもいいかな・・・と。今回入ってきたのは48の方、試乗艇も48は入ってなかったので見るのは今回が初めてだ。コーミングまわりはWAVESPORTらしいが10STARに似てるなあ。バウのコーミングのすぐ後ろを平らにしてるけどどうなのかな?

(白いシートは悪くないですね。)
 まあ今年はこのプロジェクトXを皮切りにジャクソンカヤックのROCKSTARやらタイタンカヤックのジェネシスなんかもあるので嬉しいね。
 ここ数年はジャクソンばかりで寂しかったんですね。
48に座ってみるとデカい。膝周りのボリュームが見た以上にある。しかも深い。これちょっとロールしにくくないのかなあ?でも居住性はいいですね。私(171cm/74kg)も48で十分。

(ジャクソンカヤックのROCKSTAR)
 そういえば6月発売のROCKSTARはチームマーシャスの面々の艇は来週はいってくるみたいですね。4/17のタンの瀬の大会では早速それでエントリーするみたい。やはりワールドの年なので早めに慣れておくのかな?(でも選手用はカーボン仕様ってことなのでクロスリンクやリニアとは走りが違うでしょう。)

(タイタンカヤック ジェネシス サイズどっちかわからない)
 まあ複数のメーカーの新製品を選べるというのはいいもんです。私は15年前ぐらいは瀬田川で必死にフラットスピンの練習してましたがもう完全にめげてます。最近は長い艇がいいですね。なんかちゃんとしたショップのBolgのよう・・・ってスペックも書いてないけど。


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