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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

氷上のカヤッカー達

2018-02-10 06:28:00 | ここはどこ?

(完全に凍ってる)
 冬といえば冬期限定カヤックの砕氷カヤック、昨年も仲間内では好評だった。
そこで寒波が来ててまず凍ってるだろという日曜日に私、アニキ、そしてスタッドレスタイヤ装備のNMさんとで氷を割るぞと意気揚々とやってきた!

(池の上の・・・立つ)
 昨年は道路が雪で覆われていたのだが、今年は道路には全然雪がない。
4日ほど寒い日が続いてたのに駄目だったかなという気持ちが頭に浮かぶ。
しかしいざ池についてみるとあんぐり・・・
水面が全て凍っている。
なんとまあこれは凄いわ。

(アニキのロール練習のポーズ)
 はじめは陸からパドルで水面をたたいてみる。
今年はブレードが固いのを持ってきている。
しかしまったく割れる気配がない。
そこでアニキが恐る恐る氷に立ってみる。
まったく問題ない、といかこれ漕げないわ。

(アニキのあ~れ~タスケテのポーズ)
 でもこれはこれで面白そうなので早速池の上にカヤックを置いて乗りこんでみる。
もちろんPFD着用!

<アニキの動画>

<私の動画>

<NMさんの動画>

 アニキは氷↑でエスキモーロール、再乗艇の練習?


(必死で漕ぎました!)
 次は私、まずはドローストローク、これが案外進む。
そしてフォワードストローク・・・あかんわ。
パドルが上滑りで氷を捉えられない。
そして無茶苦茶しんどい。

(小さな川の流れ込み部分)
 そしてNMさんは小さな川の流れ込み部分で艇を浮かべる事に成功!
しかしいったん浮いてしまうとそこから氷の上には段差があり上がれない。
ようするに氷穴にはまって身動きできない状態、当然そこではすぐ降りる。

(NMさんが浮いた所の氷、充分分厚い)
 せめてロープがあればなあ。
滑らせて遊べるのに残念だ。
しかしこれはこれで貴重な経験。
ただこのままでは終われない。
これなら他の所でも凍ってるかもしれないです。

大雨だと漕げる所って?

2017-11-04 07:43:00 | ここはどこ?

(なわて水みらいセンターのせせらぎ水路)
 それはとある大雨の日、私の地元在住のカヤッカー3人で昼ご飯を食べに行く。
ただ食べる前にちょっと近場の気になっていた所を偵察に。
まあ偵察といっても浮けそうなら浮くつもりで闇漕ぎセットは持っていく。
 その場所は四条畷イオンモールの近くのなわてみらいセンター。
ここにせせらぎ水路という場所があり、水深も浅いので入れるのではないかと期待していた。

 しかし行ってみると立ち入り禁止の看板。
こうはっきり立ち入り禁止となっていたら流石に入らない。
一応良識派パドラーですし!
仕方がないのでそこから食事をするべくイオンモールへ向かう。
しかしイオンモールの入口の横の用水路に漕げるほどの水が溜まっているのを発見。
用水路は特に立ち入り禁止という訳でもない。
これはいかずばなるまい!

 そして躊躇なく歩道でパックラフトを膨らます!
安全の為?ライフジャケットは着用。
もう手慣れたもんです。

 すぐ後ろにはイオンモールに入っていく車、その後ろは第二京阪、そして手前にはパックラフト、まさにアーバンカヤックですね。

 実際、ここを漕いでなんになると言われたらなんにもなりませんとしかいいようがないのだが、意外にこれが楽しい。
まさに雨の日の楽しみです。

<動画です>

 それからは選手交代、池・噴水漕ぎも豊富なNMさんがパドルを握る。
流石に手慣れてますね。
ここをカヤックで漕いだのは我々が始めてだろうなあ。

 始めに思っていたところは漕げなかったものの、すぐ横で艇を浮かべれて大満足。
ゆっくりご飯を食べて帰りました。
とある雨の出来事でした。

「ここで練習されてるんですか?」

2017-09-06 07:12:00 | ここはどこ?

 暗峠から水辺を探して走り出した私。
来る前に地図で確認したら、何箇所か池はあった。
しかし道がなかったり、なにかの養殖してたりで漕げそうにない。
このまま漕がずに帰るのはちょっと寂しい気分。

(艇に乗ってみる。いつもの見なれた景色だ)
 そこで来る時に観音寺というお寺の上でせせらぎがあったのを思い出す。
正直岩は多いし浅くて浮けそうにない。
まあそれは仕方ないか!
そして背中のザックからアルパカを取りだし、手慣れた作業で膨らます。
ちょうど街道が橋になっていて、その下を川が流れている。
もちろん完全に浮くのは無理なんだが、前半分だけなんとか浮かぶ感じで艇に乗り込む。
いい感じですねえ!

 その時、一人のハイカーさんがこっちを見ているのに気がつく。
こんな水もない所にカヤックを浮かべている変な人・・・・まあ普通はそう見えるのだろうなあ。
そしておもむろに「いつもここで練習されてるんですか?」
いや無理です!
ここで練習はとてもできません。
単なる私の趣味で、いった先で艇を浮かべて写真を撮ってるんです。
全国のカヤッカーのみなさんゴメンナサイ。
すっかり怪しいカヤッカーしてしまいました。

 しかしそんな怪しい私がシャッター押してもらえますかと聞くと快く撮影してくださいました。
正直、今回は一人だし、浮いてる写真は諦めてたので凄くうれしいです!
この場を借りて改めて御礼申し上げます。
怪しいおっさんにもめげず、よくぞ撮影していただきました。
ありがとうございます。
 そしてハイカーさんと別れ撤収。
せせらぎの横にあった不動明王と鳥居の大神へ使わせてもらったお礼を言ってお賽銭をあげる。
こうして一枚の写真から訪れた暗峠来訪は終わり。
でも今度は夜に来てみようかな。
ここは夜景がきれいなんです。

<東大阪市おまけ>
 暗峠街道(国道308号線)を離れ、今度は寝屋川市に帰る為に東高野街道(旧国道170号線)を北上する。
そして石切さんを越えてしばらく行くとクサカ小学校が見えて来た。

(読めるでしょうか?これでクサカです)
 このあたりは日下町(クサカチョウ)なんだが、元々のクサカはこの字。
前にもこのBLOGで取り上げた事があるが、東征してきた神武天皇がこの東大阪市の孔舎衛にたどり着き、ナガスネビコに敗れ更に南下。
その後巻き返して朝廷を開いたとされている。
古事記での神の時代が終わり、人の時代が始まった場所、それがこの孔舎衛と言えるのだろうか?

 家康の伊賀越えといい神武東征といい、なかなか東大阪市もいろんな歴史の舞台がありますね。
近場を満喫した一日でした。



前にもアップしましたが、今年もせんなん里海公園で岸和田市障害者学級のカヌー体験を行います。
http://6824.teacup.com/shabondama/bbs? (ボランティアの掲示板)

日時は10月1日(日)
9:00~15:00 
(9:00から11:00は準備の為、これる時間で結構です)
ボランティアの内容は操船補助、乗艇補助、周辺への注意です。
http://sea.ap.teacup.com/applet/bayern/20160926/archive
(昨年の様子)
もし御手伝いいただける方がおられましたら、上記掲示板までコメントお願いします。

ご参加お待ちしています。     河野拝


やってきました暗峠!

2017-09-04 07:19:00 | ここはどこ?

(旧170号線、東高野街道の箱殿交差点)
 知ってる人は知ってるが、私は元々かなりのバイク好き。
今までに40数台、大型だけでも10台ほど乗り換えている。
 しかし膀胱癌で全摘手術を受けた時、転移してた前立腺や精巣もなくなった。
そして前立腺がなくなると、痛くてサドルに座れなくなる。
これは前立腺の摘出手術に来た人にドクターや看護師さんが言うのだが、まず一ヵ月は自転車やバイクに乗らないでください・・・と。
もちろんもう4年近く経ってるので痛みでどうしようもないという事はないのだが、ある程度長い時間になると今でも痛い。
これは一生変わらないだろうなあ。
でもなにかバイクは欲しかったので大型や中型は全部処分、小型二輪だけ手元に置いて、近所の足代わりに使っている。
だから近場で暗峠のような難所に行くのは、実はかなりの楽しみだったんです!

(登り始め、振り向くと東大阪の街並みが!)
 家から国道308号線までは慣れた道。
通学や通勤で6年ほど通った所だ。
そしていよいよ暗峠に入ろうかという所に警察官?
近寄って挨拶すると、暗峠の手前で車が脱輪してレッカーを呼んでいる。
車を動かすまで通れない。
まあバイクなら行けるでしょうとの事。

 そして上がっていくと・・・
レッカー車でバイクも通れない状態。
暗峠街道はUターンするのもしんどいからなあ。
まあこんな所で脱輪してレッカーではどうしようもない。

 しかしそこはオートバイ。
レッカー車が少しずれてくれたので無事通過出来ました!

 そしてひたすらなんだ坂、こんな坂。
写真撮れなかったのですが30度以上の斜度でループしてる箇所なんかもあり、125ccでも楽勝ではなかったです。

(道路の幅が狭い・・・もちろんここも東大阪市の国道308号線)
 そしてようやく山頂付近、ここが80mの石畳。
実は私が見た写真もこの石畳の区間。
写真が昭和30年代で基本的には今も変わってない。
本当に貴重な国道です!

(ここはまだ大阪府東大阪市、珍しい石畳の国道)
 そして峠の頂きへ。
山頂の集落は東大阪市と生駒市が混在するといった珍しい所。
正直、ここは交通も不便なのでどちらかの行政区にした方がいいのだろうが、何と言っても歴史ある所。
なかなかうまく分けられないのだろう。

 実はこの暗峠、明智光秀が本能寺の変で織田信長を討った時、堺にきていた徳川家康が本拠地の三河へ戻るのに使ったルート。
まさに歴史が動いた時の時代を見て来た峠です。

(上の写真の10m先、ここから奈良県生駒市)
 そして峠の茶屋(生駒市でした)で珈琲を飲む。
すぐ前には信貴生駒スカイライン!
実は学生の頃は、ここから信貴生駒スカイラインに入れたんです。
もちろん料金所なしで。
もう30年以上前だから時効かな。
まあそれもあってバイクでちょくちょく来てたんですね。

(峠の茶屋で。今回は初めからPFD着用でバイクに乗ってます)
 ではここから元に戻ります。
途中で素敵な池を探しながら下ります。
いい所がありますように!


<暗峠の動画です>


前にもアップしましたが、今年もせんなん里海公園で岸和田市障害者学級のカヌー体験を行います。
http://6824.teacup.com/shabondama/bbs? (ボランティアの掲示板)

日時は10月1日(日)
9:00~15:00 
(9:00から11:00は準備の為、これる時間で結構です)
ボランティアの内容は操船補助、乗艇補助、周辺への注意です。
http://sea.ap.teacup.com/applet/bayern/20160926/archive
(昨年の様子)
もし御手伝いいただける方がおられましたら、上記掲示板までコメントお願いします。

ご参加お待ちしています。     河野拝


日本一の急坂&石畳の国道とは?

2017-09-02 20:04:00 | ここはどこ?
<東大阪市のHP>


 それはふと見た一枚の写真から始まった。
昭和30年代の暗峠の写真、ここは知る人ぞ知る所で、大阪と奈良を繋ぐ国道308号線の事を指す。
国道しかも大阪府内のといっても普段知ってる国道とはわけが違う。

 まず大阪から山道に入る所が一方通行、道幅は狭くすれ違いができない所の方が圧倒的に多い。
更に平均斜度20度、最大斜度37度の国道で日本一の急坂、更に山頂部はいまだに石畳。
これがまぎれもなく大阪府内の国道なんです。
知ってる人は国道と言わず酷道と呼んでいる・・・
初心者ドライバー不可、坂道発進が苦手な人は絶対に行ってはいけない難所です。

 この暗峠、始めて行ったのは大学の時。
まだ若くよく知らなかったので暗峠を歩いて登るというのにチャレンジした。
無茶苦茶しんどかった覚えがある。
しかしそれからはまってしまって、何度も何度もバイクで登りに行った。
まあ大学が近畿大学で、暗峠と同じ東大阪市で近く、通学の帰りにちょっと寄ったりしてたんです。
 多分、最後に行ったのは32歳ぐらいの頃。
軽とはいえフルタイム四駆のスバルサンバに乗っていて子どもを乗せて夜景を見に行った。

 ここは原付でくるとエンジンがオーバーヒートしたりするのだが、坂をグイグイ上がっていくのは面白く、距離も手近なので行きやすい。
今回、写真を見た事で行ってみたくてたまらなくなった。
 やはり行くならバイクでしょう!
現在私のバイクはKawasakiのD-TRAEKER125、まあ大丈夫でしょう。
そして折角行くのだから、山頂付近で池でも探して浮かべてみたい。
 詩人は想いをこめて詩を詠み、写真家や画家は絵に残す。
そしてカヤッカーはそこで水に浮かべて心に刻み込む!
ではいつものパックラフトセットを担いで、バイクに乗って暗峠へ!



前にもアップしましたが、今年もせんなん里海公園で岸和田市障害者学級のカヌー体験を行います。
http://6824.teacup.com/shabondama/bbs? (ボランティアの掲示板)

日時は10月1日(日)
9:00~15:00 
(9:00から11:00は準備の為、これる時間で結構です)
ボランティアの内容は操船補助、乗艇補助、周辺への注意です。
http://sea.ap.teacup.com/applet/bayern/20160926/archive
(昨年の様子)
もし御手伝いいただける方がおられましたら、上記掲示板までコメントお願いします。

ご参加お待ちしています。     河野拝