
(後ろは紀の川の河口部、この次の写真と同じ場所)
昨年末は12月21日に淀川を漕いでからは体調不良が続き漕げなかった。
開き直って大晦日も静養に専念、そして元旦に初漕ぎと気持を切り替える。
その初漕ぎだ。
元旦はどうしても家族をおせちを食べてからになるので家を出るのが遅い。
そこでいつもは近場で池とかを探していたのだがちょうどいい所を思いつく。

(なんと沼島までは見えている。)
それは12月にいった和歌山市内漕ぎの続きで、和歌山港からマリーナシティまで繋がったラインを家から繋げてしまおうというもの。
紀の川自体は2003年12月に六十谷から磯の浦まで漕いでいる。(なんとKAYAK海を旅する本の3号に掲載した)
その時右岸沿いを漕いで行ったので、和歌山北港から紀の川を渡って右岸まで漕げば繋がる。
距離にして2~3kmぐらい、これを行ってしまおうというものだ。
これぐらいなら1時間も漕げば充分いける。
元旦のチョイ漕ぎにはちょうど良く、繋げる旅の新しいコースでもある。
そこで10時寝屋川出発という海を漕ぐにはスロースタートで一路和歌山へと車を走らせる。

紀の川河口大橋を渡り和歌山港の埠頭に到着。
どこで出艇しようか探すが紀の川側は大きなテトラで足場がわるい。
それに水面はそれなりに波がありちょっと危険。
元旦早々怪我もしたくないのでテトラからはやめておこう。
そこで反対側の港側で降ろす所を探す。
こちらは波もないのでいけそうだ。
ちなみにこの車を止めた所は紀の川側と港側は50mしか離れていない。
車はそのまま港側にカヤックを運んで出艇だ!

(元旦の日差しだ)
いよいよ出艇、カヤック乗るのは10日ぶりだ。
今回は距離も短いので軽量ショートサイズのU-YAK、まあオレンジのボディーなのでみかんイメージで正月気分というのもある。

(少しうねりが強くなってきた)
スタート地点は港の内側なので波もなく穏やか、ただ港の切れ目の灯台に近づくにつれ波がでてきた。
元旦は寒波予報だったのでかなり覚悟していたが、結局大晦日に寒波が抜けたみたいで風もあるにはあるがそこまできつくはない。
でもまあうねりはでてきてますね。

(紀の川河口左岸との境の灯台)
のんびりしたペースで埠頭の先端の灯台に到着。
前に来た時はもう1本南西の方の一文字、こっちの灯台は初めてだ。
今回はこの手前でラインが交差してるのでわざわざ向こうの一文字にいかなくてもいい。
さあではいよいよ紀の川河口を渡って対岸まで行ってきますか!