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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

岸和田遍歴 まずは・・・

2018-11-17 06:00:00 | 大阪でカヌー

 大阪の岸和田といえばだんじりで有名な所だが、その岸和田にお城がある。
名前はもちろん岸和田城で、立派な天守閣のお城だ。
 実はこの時は岸和田城が目的ではなかったのだが、ちょっと寄ってみようかという軽い気持ちで車を走らせた。

 そもそも割と長期入院の後はお城に行く事が多く、今年も7月には福知山城にいっている。
 いよいよ岸和田城に近づいてきた。
駐車場を探して入っていく。
するとなんとした事か、お濠の真横まで車で入って行ける。
そうなると当然記念撮影をしてみたい。
更に車内にはパックラフトを積んでいるが、シーカヤックをカートップしている。
シーカヤックと一緒にお城の前で記念撮影・・・?
いいんじゃないですか!

 そして私にとっても始めてのお濠と天守閣とシーカヤックの撮影、いや嬉しかったです。
なんかシーカヤックが濡れていたけど、少し前に雨が降ってたのでそのせいでしょう!

 撮影して満足して散策、すると不思議な自販機を発見した。
なんと大阪限定コーラを売っている。
大阪の文字と大阪城・スカイビル・たこ焼きというなんともいえないチョイス。
普通最後は通天閣やろ?

 まあ地域限定に弱い私は思わず飲んでみました。
味は・・・・当然普通のコーラ。
でもこれがなんで岸和田城に売ってるのか?
まあいいですけどね。
では次はいよいよ岸和田の本命に向かいますか!

大阪市内観光ツアー 後篇

2018-10-17 08:47:00 | 大阪でカヌー

(えびす橋、後ろにドンキホーテの観覧車が見える)
 大阪で比較的誰もが知っている有名な景色、やはり道頓堀のグリコでしょう!
私の知り合いも、大阪で漕ぐならグリコの前を漕いでみたいという人は多い。
しかしそんなグリコの看板は当然遊覧船にとってもフォトスポット、船がグリコの前で止まってお客さんに撮影させている。
小さなカヤックはひっくり返されないように端っこでひたすら待つ。

(グリコ!)
 ようやく船の切れ目を見て我々も記念撮影、やはりここは写真を撮っておきたい!
ただカヤックだと視線が低く、水に浮かぶカヤックとグリコの看板を入れるのはかなり難しい。
あちらこちらと場所を変えてなんとか撮影も終了です!

(湊町リバープレイスの船着き場)
 そしてそのすぐ先の御堂筋の下をくぐると、さっきまでの喧騒はなんだったのというぐらい静かになる。前から船がきても止まる訳でもなくスッと通り過ぎる。
 そして見えてくるのが湊町チリバープレイス、FMosakaの看板も見えている。
ここの中の方に船着き場があり、そこでトイレ休憩。
カヤックが流れて行かないようにロープで止めて上陸したものの、何かのイベントがあるのか人がいっぱい。
こういうこともあるんですね。

(新なにわ筋)
 休憩も終わり再び川の上へ。
ここからはもうゴールまで2kmない。
なにわ筋、あみだ池筋、新なにわ筋と順番に橋をくぐっていく。
川幅もそれなりに広く漕ぎやすい。
両側はかなり切りたった壁になっており天満橋あたりとはかなり雰囲気が違う。

(大正の閘門)
 そしてたどり着いたのは大正の水門。
北浜で入った時のようにここで水位調整をして道頓堀川から木津川に入る。
ただ木津川は渡るだけ。
ちょうど川が十字に交差してる所で木津川を渡り尻無川に入る。
目の前には京セラドーム大阪、ただ上辺しか見えないのが残念だ。

(大阪環状線 左に行くと大正駅)
 尻無川に入るとすぐ前を線路がはしっている。
大阪環状線だ。
スタートも同じ大阪環状線の桜ノ宮駅、ゴールは大正駅、同じ路線なので回送にも便利。

(大阪ドーム南公園の船着き場)
 そして線路の手前の右岸の船着き場でゴール!
大川から出て堂島川、土佐堀川、東横堀川、道頓堀川、木津川、尻無川と川の名前だけなら7つの川を通過。
区で言うと都島区、北区、中央区、浪速区でひょっとしたら城東区と大正区もかすったかも?
私にとっても久々の大阪市内満喫のツアーであり、久々のファルト電車回送ツアーでした。
たまには街中もいいですね!

大阪市内観光ツアー 中篇

2018-10-15 05:34:00 | 大阪でカヌー

(この後流されて噴水の洗礼を受けてました!)
 大川(旧淀川)を下ってくると天満橋を越えた所で川が左右に分かれる。
右が堂島川、左が土佐堀川でその間が中之島といわれる所。
この中之島は川口まで続き、再び1本に合流した川は安治川と名前を変えて海遊館の所で海になる。

(噴水を下流側からみた所)
 そんな中之島の一番端っこに剣先噴水というのがあり、大川に向かって水を放出する。
ちょうどここを通りかかった時にあと10分たらずだったので時間調整して見物することにした。
そして時間になるとかなりの勢いで水が吹きあがる。
この放流は約5分間続くのでゆっくり観る事が出来る。
 もちろん陸上からも見れるのだが、水上から見るのはまた格別だ。
やはり水との距離感が違うのでなんか身近な気がします。
そしてカヤックならではの噴水くぐり・・・まあ飛沫はかかるのでやりたい人はどうぞ!

(北浜の閘門、水位を変えて段差を調整する)
 噴水見物後一旦右側の堂島川に入る。
そしてバラ園の手前の水路で中之島を横切って土佐堀川へと進む。
なんとなくいろんな川を通りたかったのが大きいです。
 そして少し漕ぎ上がり東横堀川に入る。
東横堀川は土佐堀川から分かれて南へ流れていく川で、この先に道頓堀川がある。
 東横堀川で少し行くと閘門があって先に進めない。
ここは事前に申請しておかなくてはいけない所。
ここで申請時間まで5分ほど待ち通過。
街中のこういう閘門も経験してみるのも面白いもんだ。

(高速道路の下の東横堀川)
 閘門を越えて東横堀川に入っていくのだが、この川の上はずっと阪神高速が走っている。
当然視界が遮られて景色がいまいちだ。
まあこれはこれで珍しい体験といえるのか?
川の上が阪神高速なのはここと城北運河だけだ。
しばらくは阪神高速の下を漕いで行こう!

(まずはかに道楽)
 東横堀川を突き当りまで行くと川が直角に曲がる。
この曲がった川が道頓堀川、もう曲がるときらびやかな景色が見えてくる。
ここからは行きかう船も多いので要注意だ。
 そして堺筋の手前まで来るとまずはかに道楽、とりあえず写真撮っておこう!
堺筋から御堂筋までの500mちょいがいわゆる道頓堀の繁華街、さあ船にも気をつけて行こう!

(前に黄色い船が泊っている)
 この道頓堀の区間は左右に遊歩道もあり少し川幅も狭い。
そこをひっきりなしに船が通る訳なので好きなように漕ぐ事ができない。
本来は右側通行なので右によければという訳にはいかず、左右にわかれた船着き場や止まって観光案内する船を待っていたりしながらもこちらも撮影しながら進んでいく。

 そして真ん中ぐらいでドンキホーテがあり観覧車が動いている。
まあ目立ちますよね。
さああと少し、もうしばらく気を張りながら行きましょう!

大阪市内観光ツアー 前篇

2018-10-13 06:00:00 | 大阪でカヌー

(久々の電車での移動)
 最近ファルトに乗ってない・・というか今年はファルトに乗ったのは5月の宇野~児島だけ。
しかも艇は自分のでなく借りてのっている。
当然電車でカヌーもやってない。
 そんな時、KAYAK kono-toriで道頓堀ツアーをやるという話を聞き参加させてもらうことにする。
使用艇はアルピナ450ハイブリッド、昨年9月に揖斐川で使って以来となる。

(源八橋から集合場所の大阪ふれあいの水辺を見る)
 京阪電車、JR環状線を乗り継ぎスタート地点の桜の宮駅に到着。
ここから漕いで大正駅まで行く予定、当然そこからJR環状線に乗って帰るつもりだ。
 今回の集合場所は桜の宮から大川沿いに少し下流で帝国ホテルの前の大阪ふれあいの水辺。
人工の砂浜だ。

(スタート前に軽く漕いでみる)
 久しぶりの組立だが流石に忘れてない。サクサク組立てちょっと一漕ぎ。
やっぱりいい艇だなあ。
 そのうちに他の参加の方もこられた。
いよいよ出発だ!

(国道1号線、銀橋)
 ふれいあいの水辺から小さな橋をくぐって大川に出る。
目の前は帝国ホテル、川の上は右側通行なのでまずは右岸に寄って漕いで行く。
 しばらくして目に入るのが国道1号線の銀橋。

 銀橋を過ぎて今度は京阪電車が見えてくる。
その後ろには日本経済新聞社と大阪城!
入院してた時は病院から毎日見てました。
やはり見るのは川の上からがいいです。

(川の駅はちけんやのガラスにカヤックが写っている)
 そしてすぐに天満橋の川の駅はちけんやが見えてくる。
先日もカヤックとSUPの試乗があったところ、この川の駅のガラスが斜めになっており、川の上に浮かぶ艇がガラスに写る場所がある。
せっかくなのでガラスに写して記念撮影、さてこの先は中之島の横になるのだが、毎時0分と30分には先端から噴水がある。
では噴水の時間までしばし待つ事にしよう!

放流時は漕ぎ上がれない・・・

2018-10-05 05:38:00 | 大阪でカヌー

 退院してそろそろちゃんと漕ぎたいと思う。
そうなるとまずは近場の淀川で艇はワイルドウォーターか!
やはり家から近いところは楽なんですね。
早速積みこんでいつもの寝屋川市内の太間公園へ。

(水も多いしまっちゃっちゃ)
 平日だったのでガラガラ、いつものように駐車場に車を止めて河川敷を担いで歩く。
川に着いてみたら流れが速い!
普段の淀川はそこまで速い流れではない。
これは台風の影響でした。
上流の天ケ瀬ダムが670トン放流という普通の20倍近い放流量。
そこでいつもは太間公園から下流に行って戻ってくるのだが、今回は先に上流へ漕ぎ、疲れたら流されながら帰ってくる事にする。

(写真と撮ろうとするとどんどん流されていく)
 できれば次の淀川カヌーマラソンのゴールの枚方大橋まで行ければなあと思い漕ぎだす。
あちらこちらにボイルが出来ている。
ちょっと写真を撮ろうとカメラを出した途端に後ろに流されていく。
これはしんどい、とにかく休まずマイペースで漕ぎ続けよう。

(やっと枚方大橋だ)
 疲れたら帰ろうと思っていたのも始めだけで、途中からは枚方大橋まではいくぞとかなり意地になってきた。
そして向こうに枚方大橋が見えてもうすぐ・・・にはならず漕いでも前に進まない。
見えてから実に40分ほどかかりようやく橋の袂へ。
流れが当たりボイルがあちこちにある。
橋まで来た時点でそれ以上行く気力もなくなり流されながらUターン。
そこからはみるみるうちに流されていく。
やはり670トン放流は凄かったです。

(普段は1m程段差があるのに・・)
 結局行きが91分、帰りが17分、距離が3、6kmだから行きが時速2、3km/h、帰りが12km/hか!
でもこれで14日の淀川カヌーマラソンは完漕する自信がついた。
今度は下るだけだしね。