
久しぶりに淀川の豊里方面を漕いだわけだが、このあたりでちょっと見ていきたい所があった。
それは通称赤川の鉄橋、以前は城東貨物線の線路だったが、永らく工事していたのが終わりこの3月16日に開通したばかりのJRおおさか東線の架橋として生まれ変わった橋だ。
もちろん橋自体を付け替えたわけではないが、ここは以前は単線で線路の横を歩けるという珍しい路線だった。
それを歩道部分をなくし複線に変更したというもの。

(赤川の鉄橋の向こうには梅田界隈のビル群が見える)
実はこの赤川の鉄橋を城東貨物が通る最後の日に見に来ている。
赤川の鉄橋自体が生まれ育った守口の家から比較的近く、自転車に乗れるようになった時に父親に連れられて見に来ていたので思い入れが強い。

そして最終日というのが2013年10月31日、ぞの10日前の10月21日に膀胱癌全摘手術及びその副作用の腸閉塞、神経障害などの治療に目処がつき退院したばかりの時だった。
退院して何度か池や川でパックラフトを浮かべてはいたが、ちゃんとカヤック漕ぐのはこれが初めて、いわゆる記念すべき復帰漕ぎとなったわけだ。

あの時は貨物の時間に合わせてまず初めに川の上からカヤックで見て、次に橋の上から見るという2部構成。
その赤川の鉄橋に来ている。
貨物線時代はめったに通らない路線だったがいまは普通のJR路線、待つほどに電車がやってきた。
なんかこの橋の上を普通の電車が通るのは違和感があるな。
まあそこは見慣れないとダメか。
こようこようと思いながら開通して半年以上経ってしまっている。
でも今年のうちに見に来れて良かった。

鉄橋も見て豊里大橋に帰った時、何故かバッタが私のワイルド艇に乗っておりない。
かなり近づいてもそのまま。
最後の写真はなんと標準倍率の近接写真。
担ぐとようやく跳んで行ったがちょっと珍しい。
久々でいろいろ思う所の多かった淀川の豊里エリアでした!