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カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

カヌーの日記  鸛(こうのとり) 弐

初漕ぎ第2弾は大泉緑地

2020-01-07 04:50:00 | 大阪でカヌー

 2020年の初漕ぎを無事終わり和歌山港を後にする。
時間は早いし折角なので下道を走りながら漕げそうな池でもあれば漕ごうかと思い積みっぱなしのパックラフトを確認。
まずは孝子峠の池を目指そう。

 いざ孝子峠までやってきたがちょっと池は漕ぎ辛い雰囲気、まあ無理して漕ぐまでもないかとそのままバイパスを通り堺市のフェニックス通りまでやってきた。
そして中央環状線に入りふと思いつき途中の大泉緑地にと車を進める。
 実は私は結構府内の緑地公園は行っていて、服部緑地に久宝寺緑地、鶴見緑地に打上治水緑地や深北緑地など。
当然大泉緑地もきたことがありここなら漕げそうだと車に積みっぱなしのパックラフトを担ぎ入っていく。

(池からの流れだしのところ)
 まずは入ってするの円柱の噴水?
でもここは立ち入り禁止の看板、そこで今度は北側の池へと向かうがそこも危険注意と書かれている。
正月早々柵越えたりはいただしなあと思っていると池から水が出て公園内を川になって流している。

(この上は浅い)
 浅い所は夏場には子供が遊ぶんだろうなあと思い川沿いに歩くと、充分浮かべるだけの水深もある。
親水エリアで柵も看板もなく普通に水辺へいける。
 ヨシッここで漕ごう!
ちゃんと安全の為のライフジャケットも着用している。
ただ滴で濡れるのが嫌なのでシングルパドルで正座してカヌースタイルで漕ぐことにする。

 早速準備してシングルパドルで漕ぐ。
しかしダブルブレードでカヤックばかりの私にシングルパドルは難しい。
ちゃんと出来るのはスカーリングだけ。
どうしてもJストロークがうまくいかない。

 まあそれでも流れもないし石を廻ってきたりして頑張って漕ぐ。
長閑だなあ。
まさか今日大泉緑地漕ぐとはおもわなかった。
 途中で一緒にきてたNMさんと交替、NMさんもシングルパドルには苦戦していた。
このシングルパドルでスラロームとか本当に凄い。

 余談だが前回のオリンピックでメダルを取った羽根田選手の種目がこのシングルパドルのC-1でCはCanoeの略。
同じスラロームでも座りこんで前に足を出しダブルブレードで漕ぐのがK-1でKayakの略。
K-1は女子の竹下選手が北京オリンピックで4位入賞だったがメダルには届かなかったのでそこまで報道されていない。
まっ今回海はKAYAK、公園でCANOE漕いだという事でいいかな?
なんいせよ元旦早々ダブルヘッダーで漕ぎました!

長柄、十三そして海老江

2019-12-25 05:38:00 | 大阪でカヌー

(シーカヤックとワイルドウォーターの並走)
 長柄橋のすぐ下流からゆっくりと3艇のカヤックが漕ぎ出す。
淀川でのこ長柄橋というのは特別な意味がある。
まずこの橋というか淀川大堰の上は淡水、下は汽水だ。
満潮の時は海からここまで潮が上がってくるのでボラやクラゲを見かける事がある。
一度だげ十三でエイを見た事もある。

(もうすぐ取り壊されるレンガ橋)
 そしてここからが新淀川、本来の淀川は大堰の上の毛馬の閘門から大川となって中之島の方へ流れている。
ここから下流は新しく造られた河川なので護岸もきれいで川もほぼまっすぐだ。
台風の後などは淀川大堰が放流してるので漕ぎだせるものの流れが速くて帰ってこれない。
まあ冬場はそんなに放流してないので問題はない。

(お馴染の阪急電車十三大橋下)
 そして漕ぎだせば次々と橋が出てくるので感覚的に漕ぎやすい。
JR東海道線、新淀川大橋、謎の水道橋そして十三大橋。
橋を越えるとすぐ次の橋が視認できるので距離感がつかみやすい。
ただワイルドウォーターはバランスが悪い艇なので低速では漕ぎにくい。
特に船が通って引き波がくるとそれなりに漕いでないとかえって怖い。

(冬らしい枯れ木と一緒に)
 それでも複数で漕ぐのは楽しいもんだ。
前になり後ろになり漕いで行く。
懐かしい十三の阪急電車の下で記念写真、思えば私が淀川でスクールをやってる時はここがいつも折り返し&休憩&撮影ポイントだった。
久しぶりにその年季の入った橋脚を見る、うんやはりここは写真映えするな。

(阪神高速神戸線)
 そして以前のスタート地点の海老江、いまは工事中で入れなくなってるが海老江は本当に良かった。
トイレや水道がありJR、地下鉄、阪神からも歩いてこれる範囲。
そして駐車場から河原が近い。
工事が終わるのにまだ5年はかかるという事だが、早く使えるようになってほしいもんだ。

 その後海老江を通り越し阪神高速神戸線まで行って折り返し。
往復で約9km、10kmなかったか!
漕ぎ終わりn岡さんは店へ。
長柄から十三の店なら10分ぐらいだ。
私とシーマスターさんはまた漕ぎましょうといってそれぞれ帰路へつく。
また行きましょうね。

辞めた者と始めた者・・・

2019-12-23 04:55:00 | 大阪でカヌー

(久々の淀川大堰)
 2015年12月20日 私の店であった大阪南港のKAYAK kono-toriは癌治療の為に廃業。
この時は20日が最終営業日、21日商品撤去、確定申告などの書類を税理士さんに預け1月4日入院で抗がん剤というタイトなスケジュールだった。
そして一応別の店になるのだが名前を引き継いでくれてn岡さんが2016年1月16日に尼崎に新生KAYAK KONO-TORIを開業した。
開業日には抗がん剤6クール目で白血球などがさがり外出禁止、せっかくのOPENにも顔も出せてない。

(一緒に漕ぐのは久しぶり)
 それから4年、私は抗ガン剤を6クールから11ク-ル、分子標的薬を3クール、放射線1クール、生検手術1回、分子標的薬タイプの治験9クール、自由診療いろいろでなんやかんやと廃業してからも10回のべ5ヶ月の入院。
当初いわれていた3年生存率20%を越えてまだ生きて漕いでいる。
 一方n岡さんは始めは尼崎でやっていたものの店舗の雨漏りなどにも悩まされ移転、現在は大阪市淀川区の十三で営業している。

 お互いに過ぎてしまえば4年などあっという間、最近あまり一緒に漕ぐ機会もなかったので久々に淀川でも漕ごうということになった。
集合&スタート場所は長柄大橋下流部、私の時に使っていた海老江地区は工事の為使えなくなって現在はスクールもここでやっている。
私も何度も出艇したことはあるが来るのは本当に久しぶり。多分5~6年はきてなかったと思う。

(後ろは淀川大堰)
 そして今回は急きょ決まり前日の声掛けにも関わらずシーマスターさんがきてくれた。
こういうのは嬉しいね。
 私以外の二人はシーカヤック、私は先週から積みっぱなしのワイルドウォーター。
まあどこかワイルドで漕ごうと思い無精してそのままだったのですが・・・

(来てくれたシーマスターさん)
 私も淀川自体はよく漕いでるものの寝屋川周辺ばかり。
街中の景色が広がる下流部は久々なのでちょっと楽しみ。
では4年が過ぎた記念に軽く漕ぎに行きましょう!

まだまだ微妙なリハビリ漕ぎ

2019-12-17 08:34:00 | 大阪でカヌー

(マーシャスのラージポギー)
 先週の和歌山に続きリハビリ漕ぎとして琵琶湖に行こうかと考える。
しかしどうも強風の予報、きついドライアイなのであまり風が強い日は漕ぎたくない。
そこで近場でいいかと淀川にやってきた。
 今回確認したいのは、まずは目の痛みがかなり薬で緩和されてきたのでどうなるか?
爪の炎症と手足症候群が収まりつつあるのでちゃんと漕げるのか?
あとは防寒のポギーをつけて漕げるかというとこです。

 どうしても冬になると手は防寒具がないと辛い。
とはいうもののウェットのグローブは指の締め付けがきついし、普段愛用してるミトンやブルーエースのポギーも指がいたくてきつかった。
そこで普段はめったに使わないマーシャスのラージポギー、生地も柔らかく今回はこれを試してみる。
あまり痛みがなく使えますように。

(大阪モノレール、久々に潜りました)
 淀川につくと風がきつめ。
まあ冬だし仕方ない。
コースはいつものコースだがちょっと足を伸ばして鳥飼大橋までいくつもり。
片道4.8kmなので往復で約10kmとなる。

 太間公園からスタート、一人なので黙々と漕ぐ。
ラージポギーは爪にあたるもののやはり生地が柔らかく痛みはすくない。
これなら漕げそうだ。
なんとか使える装備が見つかり嬉しい限り。
 鳥飼大橋までついて大阪モノレールの写真を撮りたかったので通過を待つ。
モノレールの下潜るのは久しぶりだ。
たまには足も伸ばさないとな。

(撤収でやってしまいました)
 和歌山が6km、淀川が10km、これならもう少しいけそうだ。
とおもっていたら撤収の時に爪が引っかかったみたいで左手の人差し指の爪が剥がれてしまった。
あーあ、ただほとんど剥がれかけてたので痛みはそれほどない。
でも出血してるので手当しとかないと。
 まあ目や手のひらの痛みはかなりましになっていたので一歩前進というとこか。
多少?の痛みぐらいならやはり漕ぎたいもんだ。
ちょこっと遠征も行こうかな。

ちょっとご無沙汰のいつものコース

2019-11-25 04:16:00 | 大阪でカヌー

 8月まではほぼ毎週のようにカヤックに行ってたのが9月になり爪の炎症の悪化と共に減少。
それに伴ってワイルドウォーターの練習も減ってきた。
 私にとってワイルドウォーターのメインのレースは4月の関西ワイルドウォーター選手権。
今年は残念ながら首の腫瘍を取る手術と重なり、退院はしたものの手術後6日目がレース、首を縫ってるので2週間の安静の為出場はキャンセル。
どうにも消化不良に終わった。

 12月生まれの私はもうすぐ59歳、来年のレースは50代最後の年となる。
やはり前と比べて身体が動かなくなってきてるのに、練習が不足するとまともに漕げない。
とはいえレースがメインでなく遠征がメインのカヤックLIFEなのでどちらを優先かというとどうしても遠征を優先させて練習がへっている。

 今年ワイルドウォーター漕いだのは今回で17回目、なんとか3週間に1回というとこか。
自分としては2週に1回はというつもりなのにどうも思うようにはいかない。
 私のいつもの練習コースは淀川の淀川新橋から約1.5km離れた仁和寺鳥飼大橋までの往復。
その行きと帰りの橋と橋の間のタイムを計る。
なんとそのコースに6月から漕いでない。
もちろん他では漕いでるのだが全然足りてない。

 今回も行きのタイムは悪くなかった。
しかし帰りがガクンと失速、漕ぎが足りないからバテる。
当たり前と言えば当たり前。
ましてや年だけは取っていっている。
でもレースで年だとか病気だとかな関係なく、その時に何分何秒だったかだけ。
沈するのも本人の勝手の一発勝負。
昨年は50代になってはじめて3分を切った。
30代のタイムには及ばないが、40代のタイムには追いつけた。
漕がないとなあ、まっ無理はできないがまだレースも出ようと思ってます。