銀塩逆風 ナノで復活 不況に克つ

毎日新聞　2010年3月26日　4面より引用

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90年代後半からデジタルカメラが普及し
世界の銀塩写真フイルムの需要は00年を
ピークに毎年20％超も減少した。富士写

真フイルム(当時)は、収益の約６割を頼
る主力事業が消失する危機に直面した。
大幅なリストラで、06年3月期には営業

利益が704億円と従来の半分以下にまで落
ち込んだ。危機を打開するため同社は、
厚さ0,018ミリの写真フイルムに何種類

もの粒子を制御して並べるナノ(10億分の1)
テクノロジーなど、蓄積した技術を活用
する「第２の創業」に打って出た。液晶

パネル用フイルム部材のほか、メディカル
システム・ライフサイエンス事業に含ま
れる化粧品やサプリメント、医薬品など

新事業開拓が柱で、06年10月には社名か
ら「写真」を外し、富士フイルムHDとな
った。

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▼そういえば富士フイルム直営のラボが
何時の間にやら姿を消しています。写真
店にもデジカメのコーナーが幅をきかせ

ています。このままではフイルムが無く
なるのではないかと心配をしていますが
果たして、どうなるのでしょうか。企業

としては採算が取れないと死活問題です
から不採算部門からは撤退も視野に入れ
るでしょう。またこれからの部門を必死

で探します。化粧品やサプリメントとは
これは意外ですね。ところで私はデジカ
メとフイルムを併用しています。ブログ

掲載用、新聞社投稿等にはコンパクトデ
ジカメ、そしてコンテスト用にはフイル
ムカメラでという風に使い分けています

が便利さではデジカメにはかないません
ね。いずれはデジカメに移行すると考え
ています。