ここどこすりぃ

流浪の銭湯ブログ

金春湯(中央区銀座8丁目7−5)

2019-02-27 23:23:00 | お湯
銀座の銭湯「金春湯」に行ってまいりました。
場所は銀座8丁目、資生堂パーラーの
裏あたりです。最寄は新橋駅で
徒歩5分です。
高級すし屋の久兵衛の並びとなります。
金春ビルというビルの1階奥にある
ビル銭湯です。
銭湯の入るビルの正面は花屋になっていて、
右側の暖簾をくぐった奥が入口です。
自販機の並ぶ通路には着物がかかっていたり
上から飾りがぶら下がっていたりします。
奥の左側が銭湯の入口で、道路側に下足箱がある
板の間の反対側にノブのついたドアがあり、
これを開けて入ります。男湯は手前側です。
番台式で、脱衣所はロッカーが島一つと
外壁側にあり100円返却式となっています。
はっきり言って狭いですが天井が高いので
それほど狭さは感じません。
トイレは綺麗な洋式です。
浴室は白いタイルが眩しいほど綺麗です。
天井は高めで洗い場は両壁と島一列で
カラン2つに1セットシャンプーと
ボディソープの備え付けがあります。
浴槽は奥に浅湯と座ジェット2つの
2槽となります。湯温は43度位です。
男女壁と浴槽奥にはタイル絵があり、
奥壁上にはペンキ絵があります。
水曜の午後8時頃行きましたが、
お客さんは7~8名でした。
狭いながらも回転が速く、
それほど混みあった印象はありません。
ここにたどり着くまでは少々敷居が
高いのですが、都心の一等地ど真ん中に
ありながら中は非常に気持ちの良い
銭湯です。
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高松湯(品川区上大崎3丁目5−4)

2019-02-26 23:59:00 | お湯
目黒の銭湯「高松湯」に行って参りました。
場所は目黒駅から東に300m、
徒歩5分です。上大崎の交差点角に
建つビルの1階にあります。
ビルは4階建ての雑居ビルで、
恐らく首都高の開通前後に
できたものと思われます。
築50年ほどのそこそこ
年季の入ったビルです。
隣はクリーニング屋、
2階にはインドネシア料理店が
入っています。
横断歩道の目の前に入口があり、
ガラス戸を開けると左右に分かれて
下足箱があります。男湯は右側です。
中へは引戸を開けて入ります。
番台式になっており、脱衣所には
道路側壁と島のロッカーがあります。
床はかなり年季が入っているものの
綺麗に磨かれています。
浴室は立ちシャワーはなく、
洗い場は両壁と島一列で
島カランにシャワーはありません。
シャンプー・ボディソープの
備え付けは両壁のカランの列に
各1セット置いてあります。
浴槽は奥壁に2槽で内側が深湯、
中央から外が浅湯です。浅湯には
ジェットが2つ付いています。
湯温は浅湯が44度位とちょっと熱め、
深湯は42度位でしたが、これは
前客の伯父さんがかなり盛大に
埋めていった結果です。
奥壁には風車のデザインの
タイル絵があります。
火曜の午後8時頃行きましたが
お客さんは4~5人でした。
恐らくできてから半世紀ほどの
銭湯だと思いますが、ほとんど
出来てそのままの姿をとどめています。
天井の低いビル銭ですが、レトロ感は
下手にリニューアルした寺社造り銭湯より
深いものがあります。駅から近く
まず迷うことなく着けますので、
気軽に番台式の昔ながらの雰囲気を
味わうのにはよろしいかと。
[#PARTS|USER|118954#]


万年湯(新宿区大久保1丁目15−17)

2019-02-25 23:18:00 | お湯
新大久保の銭湯「万年湯」に行って参りました。
場所は新大久保駅から大久保通り沿いに東に300m、
徒歩5分です。第三次韓流ブームということで
化粧品や韓国料理やが立ち並ぶ賑やかな通りから
ちょっと奥に入った所にあります。
通りの角にある赤いタッカルビ屋の看板が
目印となります。
銭湯自体は古めのマンションの1階に
ありますが、最近リニューアルされた、
和モダンのおしゃれ銭湯となっています。
屋号の入ったゲートの右が格子戸の
入口で、下足箱は札が斜めに刺さるタイプです。
下足札に鈴がついているのは、出るときに
ポケットを探さないで済むので便利です。
自動ドアを入り、棚の上に乗っかっている
小さな自動販売機で入浴券を購入します。
左がフロントでその先に男女の暖簾の掛かった入口、
奥に丸椅子が何個か置いてあるロビーになっています。
脱衣所は少々狭めで、ロッカーは2面です。
男女壁側のロッカーは縦長タイプがあり、
荷物が多い際も収納できます。
外壁側に化粧台が3つありますが、
洗面台は浴室側の一つだけで、ここを
占領されると上がってからタオルを絞るのに
少々困ります。
浴室もマンション銭湯ですので天井は低め、
入ってすぐ左に立ちシャワーが一つあり、
洗い場は男女壁と短い島2列です。
シャンプー・ボディソープは入口の
棚が備え付けの定位置ですが、
残念ながらここに残っているのは1セット
位で、他2~3セットはカランに
置きざりになっていました。
浴槽は外壁側の奥まった所に
水風呂があり、その奥が
高温風呂といっても43度位の
シルク風呂、奥壁側は41~2度ほどの
中温風呂の浴槽となっており、
バイブラ、座ジェット、電気がついています。
軟水のお湯で結構ヌルヌル感があります。
奥壁はタイル絵です。
月曜の午後8時頃行きましたが、
結構混んでいました。客層も
他の銭湯と違い、子供連れから
外人観光客まで多彩で、平均年齢は
他の銭湯に比べてグッと若くなっています。
銭湯初心者や外人さんには確かにうってつけ
ですが、少々慌しい感じがしました。
リニューアルされて雰囲気はいいですが、
今井健太郎建築設計事務所のデザインは
少々見飽きたかなと。
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新田浴場(大田区矢口2丁目5−12)

2019-02-24 18:10:00 | お湯
武蔵新田の銭湯「新田浴場」に行って参りました。
場所は東急多摩川線武蔵新田駅から
南に500m、徒歩7~8分です。
一応大田区のコミュニティバス
「たまちゃんバス」の
稲葉製作所前バス停からは
2~3分でつきますが、
便数が少なくえらく遠回りですので
歩いた方が早いです。
なお、車の場合は第二京浜の
矢口陸橋の一つ南の信号を西に入り、
OKストアの先を右折して、日産の先を
左折となります。神社の周りに
コインパーキングが幾つかあります。
銭湯は駅前商店街の外れにあります。
駅名の元になった「新田神社」の並びです。
裏にはイナバ物置の本社があります。
商店街に面した表側は白いタイル張りですが、
建物自体は昔の木造のものをリニューアル
したものとなっています。
正面右側から自動ドアを入ると、
道路側にカウンターがあり、その奥が
ロビーとなっています。
男湯は今日は右側でしたが、男女で
入れ替えがあるようです。
脱衣所はサウナの食い込みがあり
少々狭い印象です。ロッカーが
ロビー側と外側、内壁側にありますが、
内壁側のロッカーのみ縦長タイプです。
ここの浴室は構造がちょっと変わっています。
浴槽は中央にあるのですが中央の壁を挟んで左右に
3つづづ、計6つの浴槽が並んでいます。
内側は手前からジェット2つ、中央に球形の
湯口がある浅湯、電気風呂となってます。
外側は手前のサウナ入口前が水風呂、中央に
黒湯、奥が薬湯となっています。浴室自体の
天井は高いのですが、この浴槽上に東屋のように
屋根が斜めに掛かっています。露天風呂風を
狙ったのでしょうが少々狭く感じます。
洗い場は内壁と奥壁側で、外壁側は通路だけで
カランは並んでいません。
シャンプー・ボディソープの備え付けはありません。
ここの銭湯は日曜日のみ朝湯をやっていて、
開店からそれほど経っていない8時過ぎに
行きましたがお客さんは10人程いました。
浴槽の種類は多彩ですが、基本洗い場か
壁を見ながらの入浴となり、上には屋根が
掛かっているので、開放感がありません。
また、気になったのは脱衣所のロッカーは
50個ほどあるのに、鍵が残っているのは
数個しかありませんでした。サウナは無料なので
サウナ専用ロッカーがあるとは思えませんし、
フロントで鍵を渡される風もなかったので、
入浴客を差し引いてもロッカーの半分くらいは
鍵なしとなってしまっているのかもしれません。
まあ、広いお風呂でのんびりとという方には
あまりお勧めできません。
[#PARTS|USER|118950#]



大門湯(荒川区東尾久6丁目11-2)

2019-02-23 23:59:00 | お湯
町屋の銭湯「大門湯」に行って参りました。
場所は千代田線町屋駅から都電沿いに600m位、
徒歩10分です。都電の最寄の電停は
「東尾久三丁目」となり、北に徒歩2分と
なります。
銭湯は住宅密集地の曲がりくねった道路の
二股の角にあります。建てられてそのままの
寺社造りの立派な建物です。
表側もコインランドリーなどは設けられておらず、
男女側とも庭が残っています。
玄関の暖簾をくぐると男湯は左側です。
番台式の脱衣所は外壁側と島ロッカー、
外の窓際にベンチと丸テーブルがあり、
あとは飲料の冷蔵ケースと古いアナログ
体重計があるくらいで余計なものはありません。
道路側の庭には立派な木が2本生えています。
トイレは外壁側の縁側奥ですが、水洗とはいえ
和式で木のタンクが上にあり鎖を引いて水を流す
レトロなタイプで残っていました。
浴室も外壁側に一つ立ちシャワーがあるだけで、
洗い場は両壁と島一列のシンプルでオーソドックスな
造りです。シャンプーやボディソープの備え付けは
ありません。
浴槽は奥壁に3槽で、外壁側に少々前に張り出した
大き目の浅湯バイブラ付き、中央が細かい泡が
勢いよく噴き出す座ジェット2つ、内壁側が
深湯になっています。特別な設備はありませんが、
深湯に半分に切ったレモンが浮かべてありました。
湯温は浅湯と座ジェットが43度位、深湯が
ちょっと熱めの44度位でした。
シンプルな設備ですが特色があるのがビジュアルで、
最も特徴的なのが浅湯の床に金魚のタイル絵があります。
奥壁のペンキ絵も立派な富士山で、男女壁には
チップタイルでヨーロッパらしき風景が
横一面に描かれています。
土曜の開店直後の4時過ぎに行きましたが、
男湯は先客の常連さんが1人のみでした。
女湯には3~4名ほどいたようです。
電車道を挟んで反対側の隣湯「やまと湯」も
レトロな下町銭湯の風情を残していますが、
この大門湯は外観・内装とも殆ど手を加えられて
いないようで、昔ながらの下町銭湯そのままと
いった感じです。しかもきれいで清潔にしてあり
開店直後ながらカランのお湯は十分熱く、
番台のご主人はジャケットを着て接客されています。
近くの建てかえられた銭湯や、北千住周辺の
キングオブ●●などといった銭湯などに比べ
話題にはなりませんが、タイル絵なども含め
銭湯好きは一度訪れておきたい好銭湯だと
思います。
[#PARTS|USER|118948#]