ここどこすりぃ

流浪の銭湯ブログ

一の湯(足立区神明1丁目1−3)

2019-02-11 22:15:00 | お湯
六町の銭湯「一の湯」に行って参りました。
場所は環七の加平から北に1.5km程の
場所になります。鉄道の最寄り駅は
つくばエクスプレスの六町ですが、
歩いて20分位掛かるはずです。
千代田線の北綾瀬駅からも同じくらいだと
思います。
バスの場合は綾瀬駅から八潮行きの
東武バスで10分位の「神明町」で
降りるとすぐそばとなります。
北千住から花畑車庫行や
西新井からのコミュニティバスで
「花畑小学校前」というバス停からも
近いですが、こちらは便数がわずかです。
車の場合駐車場はありませんが、北側の道路沿いに
コインパーキングがあります。環七の加平ランプの
東隣にある加平二丁目交差点を北に向かうと
3~4分の距離となります。
銭湯は上に首都高の高架橋がある
綾瀬川にめんして向かって建っています。
川沿いの道路から少し入った所にあり、
建物は道路から少し下った所に
あります。
銭湯は木造で千鳥破風の玄関を持つ
伝統構造です。恐らく昭和20~30年代に
建てられていると思います。
フロント形式となっていますが、
外見はほぼ建てられてそのままのようです。
玄関左にコインランドリーがあり
玄関先に灰皿とベンチ、プランター
などが置いてあります。
入口の左と正面に下足箱があり、
正面下足箱の上はガラス窓に
なっています。正面左側の戸は
閉鎖されていて、中に入るには
右側の自動ドアを入りますが、
入って正面は少々薄暗い
ロビーになっています。
本来番台があった正面中央に
玄関向きにフロントがあります。
男湯は右側で、脱衣所は
ロッカーが通路裏とロビー裏、
外壁側に並んでいて、ベンチが
一つ置いてあります。
浴室入口にシャンプー・ボディソープの
備え付けが籠に入って2セット程
置いてありますが、使っているボトルが
銭湯用のものではなく、透明で柄の入った
100円ショップで売ってそうな
ディスペンサーに手書きで
シャンプー・ボディソープと
ラベルが貼ってあるものでした。
浴室は手前に立ちシャワーが一つあります。
洗い場は両壁と島2列ですが、奥行きは余りありません。
島のカランはシャワーなしです。
奥壁側の内側は外壁に竹をあしらった小さな無料の
サウナ室があり、隣は2名入れる弱バイブラ深湯、
中央から外側がジェット2つの浅湯となっています。
浅湯奥壁外側に格子の入った湯口があります。
湯温は深湯が少々温めの41度位、浅湯が43度位でした。
奥壁には少々劣化した富士山のペンキ絵がありますが、
男湯から全体眺めるには、内壁奥のサウナ室が
少々邪魔しています。
日曜日の開店直後3時頃行きましたが、
お客さんは7~8人いました。
日曜日とはいえ、駅から離れていて
設備もシンプルな昔ながらの銭湯としては
そこそこお客さんは入っているような気がします。
古いとはいえ綺麗に磨かれた浴室で入る
薪炊きの柔らかなお湯は、近代的なビル銭では
味わえないゆったりと落ち着いた気分にさせてくれます。
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