ここどこすりぃ

流浪の銭湯ブログ

松の湯(勝浦市勝浦43)

2019-09-21 10:14:16 | お湯
勝浦の銭湯「松の湯」に行って参りました。

場所は外房線勝浦駅から徒歩10分位、国道を渡って真っすぐ進み、
朝市通りに入って突き当りのお寺の向こうに煙突が見えます。
駐車場もありますが、裏から一方通行の道路を入らなければ
ならないようなので、休日等は国道沿いの市営無料駐車場
利用のほうが無難かもしれません。

勝浦の観光ホームページに「100年以上営業」と謳うだけあって、
小さいながら歴史を感じさせる外観です。

戸を開けて入ると番台がありますが、「御用の方はこのボタンを押してください」と
押釦があり人は不在です。入った時は女将さんが気づいてくれて
釦を押さずとも女湯の方から出てきてくれました。

入ってすぐの三和土を上がるとすぐに脱衣所で、
男女境の壁側に下足箱があります。
床は改装されていて、外壁側にロッカーがありますが
このロッカーは年代物で、木製なのは言うまでもなく、
横においてある鉤棒で内側の閂を開けるようになっています。
利用のテクニックに自信がなかったので、ここはおとなしく脱衣籠を
利用します。表に面した窓には簾がかかっていて、窓際には
ドリンクの冷蔵庫や本棚がおいてあります。

浴室も改装されており、壁は白タイルで洗い場は両壁と島、
奥に浅深の段差がある浴槽が一つ。バイブラやジェットなどの
設備は動いていませんでした。
古さを感じさせるとはいえ、外観や脱衣所ロッカーに比べれば
浴室の内装や設備は遥かに近代的ではあります。

途中の道中ではまだ屋根にブルーシートの掛かった建物の目立つ、
台風後の土曜日に出かけましたが、どうやら勝浦の街は
ほとんど被害がなかったように見受けられました。
ただ帰りに乗った鴨川から来た特急列車は
ガラガラ状態でした。


成田湯(前橋市三河町1丁目12−13)

2019-09-16 21:34:58 | お湯
前橋の銭湯「成田湯」に行って参りました。

場所は、新しくなっても相変わらず人影まばらな上毛電鉄の中央前橋駅のすぐ南です。

駅から煙突が見え、銭湯の前からは電車が止まっているのが見えます。

とはいえ、建物には暖簾もなければ看板も出ていません。
銭湯とわかるのは高い煙突と入口上の男湯/女湯の表示だけです。

カラカラと戸を開けて入るとそのまま脱衣所になっています。
番台式ですが、女将さんは番台に座らずに男女境の番台前の
椅子に腰掛けています。

脱衣所の外には縁側があり、小さな庭がありますが、
通じるサッシの窓が全開で、ちょっと顔を出すと
外を歩く人と目が合いそうな感じです。

浴室は洗い場は両壁と島一列。奥に浅深2槽の浴槽があり、
奥壁は山の絵となっています。
休日の3時前頃は、相客は常連らしきお父さん一人でした。

悪い雰囲気ではないのですが、県庁所在地の街中にある銭湯にしては
少々うら寂しいものを感じます。


西の湯(横須賀市久里浜8丁目14−1)

2019-09-14 19:50:56 | お湯
久里浜の銭湯「西の湯」に行って参りました。

京急久里浜から約1.5km、港に向かって徒歩20分。
バスであれば東京湾フェリー行きで「大浜」下車徒歩2~3分。

東京湾フェリーの久里浜港からも徒歩5分位です。

海岸通からちょっと入った所にあります。裏の煙突は清掃工場です。

暖簾をくぐるとタイル絵の左右に入り口。

戸を入るとすぐに脱衣所で三和土と番台があります。

脱衣所も浴室も小さめながら、浴槽は奥に3槽。
薬湯・浅湯・深湯で、どの湯船も2~3人で一杯になるくらいの大きさ。
お湯は少々熱めでした。
お客さんは他に2~3名位。
フェリー乗り場が近いとはいえ、港の埋立地に
新しくスパ銭ができたので、利用客は専ら地元の常連さんに限られるのでしょう。
少々雑然としている地方の小銭湯といった感じです。




都温泉(甲府市中央5丁目7−19)

2019-09-08 20:31:04 | お湯
甲府の温泉銭湯「都温泉」に行って参りました。

場所は甲府駅から南東に1km位の、甲府の中心街から住宅街に
変わる境あたりにあります。

南にゆくと桔梗屋や遊亀温泉などがある通りに
面していますが、表の看板のある2階建ての建物の奥に
平屋の建物が立っており、ここが銭湯になっています。

車で入ってゆくと、2階建ての建物の方からご主人が出てきて
銭湯の建物の方へ入ってゆきます。どうやらご主人は普段は
2階建ての建物の方で待機されていて、お客さんを見計らって
銭湯の建物に行くようです。

建物の戸を入ると、板の間の左右に暖簾があり、
男湯は左側。暖簾をくぐると番台になっていますが、
番台奥にもカーテンが掛かっており、番台から脱衣所が
見えないようになっています。

脱衣所の片隅には合板製のロッカーがあり、
ドリンクの冷蔵庫や洗面台もまあまあ新し目。
浴室は両壁と島一列の洗い場で、カランのシャワーは
両壁のみ。島のカランはシャワー・鏡なし。
壁は白タイルで上側が青い壁になってます。

浴槽は奥に浅深2槽で、バイブラはお休み中でした。
壁絵などはありませんが、大きめの窓で
明るい印象です。

日曜日の午後3時前に行きましたが、男湯のお客さんは
2~3人程で、気兼ねなくノンビリ過ごせました。
特徴ある温泉銭湯が多い甲府ですが、ここは
シンプルで却って落ち着きます。

http://yamanashi.k-o-i.jp/koten/miyakoonsen/


大谷地鉱泉(北佐久郡御代田町大字塩野3145)

2019-09-01 21:36:31 | お湯
御代田の銭湯「大谷地鉱泉」に行って参りました。

場所は御代田駅から北に1.5km、歩いて30分位です。

浅間山の麓、家が点在する農地の真中にあります。

茅葺きの建物が旧館のようですが、現在は横に建つ新しい建物で営業しています。
駐車場は向かいの家の庭にような所に7~8台止めるスペースがあります。

玄関を入ると左にフロント、奥にロビースペースがあり、畳敷きの座敷もあります。
浴場は右手になります。

男湯は手前側で小さな脱衣所はロッカーはなく、ドライヤーは無料で利用できます。
浴室は右側に浴槽、左側に洗い場でカランは4つのみ。小さいながら綺麗で
窓から明るい日差しも差し込んできます。
鉱泉のお湯は熱めですが入れないというほどではありません。
スーパー銭湯の温いお湯では飽き足らない方にはおすすめです。
お湯は無色無臭ですが、よく温まるような気がします。

日曜日の午前10時ころお邪魔しましたが、男湯のお客さんは3~4人位。
開店と同時に入られた方とちょうど入れ違いでした。
こんな所にありますが、地元の方や観光客でそれなりに
利用客は多いようでした。

なお、銭湯から少し山手に行った浅間山麓広域農道沿いに
農家の直売所があります。銭湯帰りに寄ると、新鮮野菜が
購入できます。但し早めに行かないと売り切れ必至です。

https://www.nagano1010.com/e01.html