ここどこすりぃ

流浪の銭湯ブログ

間門湯(横浜市中区本牧間門32−8)

2019-10-20 21:19:16 | お湯
本牧の銭湯「間門湯」に行って参りました。

場所は、根岸線根岸駅から本牧方面行バスで東福院前下車徒歩1分です。

銭湯の玄関先のコインパーキングが提携になっていますが、2台分しかありません。

なお、銭湯のすぐ裏には品物豊富で新鮮な「食品館あおば」があります。

建物は小さな木造で、緑の木々が印象的です。

暖簾をくぐって入ると、子供が描いたのかアンパンマンの絵がお出迎え。なぜかタマちゃんの写真と住民票が額に入って飾ってあります。

戸を入ると番台では女将さんがお店番です。脱衣所はゴザ敷きでソファーとテーブルがありますが、庭に面して戸の外側に大きめな縁側が設えてあり、ここでも寛げるようになっています。

浴室は洗い場が両壁と島一列、浴槽は奥に浅深2槽とオーソドックスでシンプルな作りです。ただし、男女壁と奥壁腰板部分にはタイル絵、奥壁上にはペンキ絵とビジュアルが楽しめます。

日曜日の午後3時過ぎに行きましたが、先客は2人の常連さん。こちらが浴室に入ってから出るまでずっと脱衣所で談笑されていらっしゃいました。まあ、常連さんでなくても長居をしたくなる、非常にアットホームな雰囲気の銭湯であることは間違いありません。

なお、この間門湯は10月から5月と6月から9月で営業時間が変わります。営業時間にサマータイムを導入している銭湯というのはここだけではないでしょうか。





花の湯(足利市巴町2541−1)

2019-10-19 22:09:45 | お湯
足利の銭湯「花の湯」に行って参りました。

東京から特急りょうもうで約1時間。

東武線だと市街地の川向うの足利市駅に着きます。
銭湯へは駅から歩いて20分弱となります。

一応バスの便もあるのですが、使い物になりません。

場所は織物会館の裏になるのである程度分かりやすいかと。

木造の昔ながらの建物です。

暖簾をくぐると下足箱。男湯は右側です。

戸を入ると、番台には女将さん。値上げで370円でも都内の銭湯より100円も安くなっています。
小雨交じりの夕方ですがお客さんは沢山でした。
脱衣所は外観通りで天井が高く、ロッカーは外壁側。
中央にはテーブル・椅子が置いてあります。

浴室は、洗い場は両壁と島一列。男女境の壁にはタイル絵、奥壁にはペンキ絵があり、浴槽は奥に2槽というオーソドックススタイルです。お湯は東京下町の銭湯と同じくらい熱めです。典型的なレトロ銭湯で、ビジュアル、湯温もバッチリ。お好きな方には必訪の銭湯ではないかと。

OGPイメージ

花の湯 - 栃木の銭湯

昭和28年(1953年)に建てられた、足利で唯一現存する銭湯。 2016年に公開された映画のロケ地にもなったレトロな佇まいが特徴です。

栃木の銭湯

 






仙道温泉湯林荘(佐渡市栗野江1301−1)

2019-10-06 21:20:28 | お湯
佐渡の温泉銭湯「仙道温泉湯林荘」に行って参りました。

金沢屋旅館の前にある「若宮通」バス停から、南線のバスに乗って約40分位で「仙道」というバス停に着きます。

少し戻ってコンビニの角を右に曲がり、川沿いにすすむと、掛け替えられたばかりの橋の先に目指す湯林荘はあります。

一見すると民宿のような建物で、昔は泊まりをやっていたのでしょうが、今は入浴だけになっています。

玄関を入るとフロントになっています。最初は無人でしたが地方銭湯ではよくあること、しばらく待ってから再度声をかけると奥からご主人が出てきました。

フロント横の通路を進み、奥のコンクリ造りの別棟が浴場になっています。

戸を開けるとまずはロビー。健康器具やらマッサージ機などが並んでいます。

戸に比べ少々サイズの小さい暖簾をくぐると脱衣所です。ロッカーはなく作り付けの棚があるのみです。
よく掃除された浴室は意外とカラフル。青い壁が印象的です。

浴槽は奥に2槽ありますが、片側の浴槽にはお湯は張られていません。もう片側の浴槽にはなみなみと茶色いモール泉が張られています。お湯は適温。奥壁にはトキの写真などが貼られています。

午前中にお邪魔しましたが3~40分の滞在中お客さんは私一人だけでした。まあ、すぐ隣の丘の上に畑野温泉保養センター「松泉閣」という公営の立派な温泉がありますから、観光客はそうそう来ないのでしょうが、雰囲気もお湯もヨイですので、観光途中に立ち寄るにはヨイと思います。

仙道温泉 湯林荘

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佐渡市温泉活性化協議会

 



金沢屋旅館(佐渡市両津湊263−2)

2019-10-06 20:30:47 | 宿
両津の旅館「金沢屋」に泊まって参りました。

ジェットフォイルが欠航して、佐渡の海山の幸を期待していた夕食は、結局おけさ丸の食堂で「佐渡汽船カレー」で済ませました。これはこれで悪くはないのですが。

両津の港についたのは午後10時。この時間だと港に明かりはあるものの周りは真っ暗。

しかも今日の宿は港から近いものの、商店の建ち並ぶ両津夷ではなく、反対側の両津湊の方にあり、ただ街灯のみ点いている寂しい道をトボトボ歩いてゆくことになります。

さて、今日の泊まりの金沢屋旅館、単純に朝食付きで一番安かったので予約したのですが、実は明治20年築のもと元遊郭という超文化財級のお宿であります。1階には帳場と広間と浴室があり、中央には中庭だったと思われる広い空間があります。階段を上がって2階に客間が並んでおり、廊下には陶器や絵画などを飾ったガラスケースがあります。通された部屋の壁片側は圧倒される一面の襖絵となっておりました。

とはいえエアコン完備でテレビは液晶、無線wifiが飛んでいて、トイレは共同ながら洋式水洗と、それなりに設備は整っています。

翌朝は、朝食前に女将さんに促され、かっぱえびせんを渡されて裏の湖畔に出てみます。

すでに鷗の一団が待ち構えており、かっぱえびせんを撒くとワラワラと集まってきます。

直前ににじり寄ってねだる奴や、タイミングを合わせて突っ込んでくる奴など鷗も個性様々です。プチ「ヒッチコックの鳥」体験ができます。

宿に戻ると朝食の準備ができておりました。食事場所はこれまた立派な壁絵のある1階広間です。

ビジネスホテルとは一味違う地場物の和食です。

出立は旅館の前からバスに乗ります。

この旅館はちょうど街の中心部とバスの車庫の中間にあり、いずれの方面に行く場合も港や街なかまで出ずに目の前のバス停からバスに乗れるので便利です。

まあ、隣の部屋の音が丸聞こえな点はありますが、色々貴重な体験ができてなかなか面白いと思いますよ。

OGPイメージ

金沢屋旅館

さど観光ナビ

 



有馬湯(新潟市中央区白山浦1丁目417番地)

2019-10-05 22:18:47 | お湯
新潟の銭湯「有馬湯」に行って参りました。

そもそもは、ジェットフォイルに乗るはずだったのですが、
新幹線に乗ってから、ふとeメールのチェックすると、このような
メールが届いておりました。

>本日、新潟港17:55発ジェットフォイルは、海上時化の為、欠航となりました。
>※新潟港17:55発ジェットフォイルは夜間運航便なる為です。
>
>新潟港15:55発ジェットフォイル及び新潟港16:00発・19:30発のカーフェリーは運航致します。
>
>**********************************************************************
>
>[受付番号]*******
>[予約内容]2019/10/05 新潟17:55 ジェット
>
>**********************************************************************
>
>このメールは送信専用のメールアドレスから配信されています。
>ご返信いただいても対応致しかねますので、あらかじめご了承ください。
>
>佐渡汽船株式会社

確かに予約便は「就欠航未定」ではあったものの
前の便まではしっかり就航していたので安心しきっておりました。
昼間と日没後では、ジェットフォイルの運航基準が違うというを
あとから調べて気づくことになります。

そんなわけで、高崎をすぎる前に慌てて宿に到着時刻変更の連絡を入れ、
カーフェリーまでの空いた時間に行ける所として調べた結果、
この有馬湯さんに行くことにしました。

ダンジョンと化している新潟駅の万代口を出て、
本来乗るはずだったバスの後ろのバスに乗って
「市役所前」まで向かいます。

バスを降りた後、市役所の建物を回り込んでちょうど反対側の交差点角に
目指す有馬湯さんはありました。

白い壁の目立つ、そこそこ大きめの木造銭湯です。
正面の暖簾をくぐると、下足箱はなく、そのまま左右に
男湯・女湯の入り口があります。右奥はトイレになっています。

右側の男湯の入り口をはいると左に番台、右に下足箱で
衝立はあるもののすぐに脱衣所になっています。
何か広々としているなと思ったら脱衣ロッカーがありません。
地方の古い小銭湯ではよくある話ですが、かなり広めできれいな
このような銭湯で脱衣ロッカーがないのは初めてです。
コイン洗濯機と乾燥機も脱衣所内にあります。

白タイルの浴室も明るくきれいで奥には欧州の風景らしき
チップタイル絵があります。
浴槽は奥に、中央側から「あついゆ」と書かれた深湯と
「ぬるいゆ」と書かれた浅湯、そして外壁側に一回り小さい
バイブラ湯の3槽となっていますが、実際の湯温は
「あついゆ」→かなり熱い湯
「ぬるいゆ」→そこそこ熱い湯
バイブラ→普通の適温
となっていますので注意です。

土曜の午後5時半頃お邪魔しましたが、男湯のお客さんは3~4名。
上がり際に、土産になると思い新潟銭湯のオリジナルタオル(200円)を買いました。

湯上がりは、降りた所と違うバス停から、
新潟駅行のバスに乗り、万代シテイで乗り換えて
佐渡汽船へ。

古町方面からフェリー乗り場方面へ直通するバスがないのは少々不便。
フェリーに乗る需要はなくても朱鷺メッセ辺りに行くお客さんは
居るような気がするのですが。