Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

アサルト13/要塞警察

2006-03-05 | 映画 ア行
当初はDVDが出てからでもいいかなと思ってたんだけど、やっぱりイーサン・ホークの警官役は大画面で観たいなと思い、公開から2週間目に観てきました
70年代の「要塞警察」のリメイクと言うことと、イーサン・ホークとローレンス・フィッシュバーンが出ていることしか知らずに観たんだけど、これが面白かった!
なんだかダークホース的と言うか、棚からぼた餅的な作品でした♪


簡単なあらすじです
おとり捜査中に部下を死なせてしまったことから、新年に閉鎖される警察署(第13分署)の内勤に納まっていたジェイク(イーサン・ホーク)
大吹雪の大晦日、ジェイクは13分署での最後の夜を二人の同僚(定年間際の警官ジャスパーと警察秘書のアイリス)と共に過ごし、静かに新年を迎えるはずだった
そんな折、吹雪のため刑務所まで辿り着けない護送車が13分署に立ち寄ることになる
護送車には凶悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)をはじめとする犯罪者たちが乗っていた
彼らが到着してまもなく、13分署は何者かに襲撃される
電話も無線も通じない孤立無援の中、完全武装した敵に包囲される13分署
ジェイクは犯罪者達の一時的な協力を得て、敵から分署内の全員の身を守ろうとするのだが・・・

オリジナルの「要塞警察」とはほぼ別作品に仕上がっていたと思います
なんでもアイデアだけ頂いて、あとは舞台もキャラもストーリーも違うものにしたかったそうです
私にはこれが正解でした!オリジナルも面白かった記憶があるけど(実はあまり思い出せない、笑)、こっちもかなり楽しめました
昔から映画や小説の題材になってる「よくある話」かもしれないけど、それでも飽きさせず、銃撃戦にありがちな過剰なシーンもなく、最後まで面白いなぁと思える作品でした

特にビショップ役のローレンス・フィッシュバーンのカッコいいこと!
まさに大物犯罪者といった雰囲気が出まくってました
警察秘書のアイリス(ドレア・デ・マッテオ)が一瞬ビショップに惚れちゃう場面があるんだけど、私にはアイリスの気持ちが理解できちゃいましたよ(苦笑)
しかもこういうタイプの映画では、たまに必要以上に犯罪者の「実は心優しいところもあるんだよ」的なエピソードが入ることがあるんだけど、このビショップに関してはチラっとそう思わせる場面もあったけど、実は最後まであっさりさっぱり完全なワルに徹していた描き方が良かったです
これはキャスティングの妙でしょう、ローレンス・フィッシュバーン最高♪
そして本作を監督したのがフランス人のジャン=フランソワ・リシェということもポイントかもしれません

ジェイク役のイーサン・ホークも過去の痛手から、何事に対しても責任を持つことを避けようとする哀しい目をした警察官という役を上手くこなしていると思いました
元からイーサン・ホークはちょっと情けないようなと言うか、暗い過去があるタイプを演じるのが上手いと思ってたので、イメージ的にはピッタリのキャスティングだったと思います
その弱気なジェイクも話が進むにつれ、責任(決定を下す)を持たざるを得ない状況になっていくんだけど、その変化もちゃんと顔つきや行動に表れていたと思います

ビショップ以外の犯罪者達もおざなりにされず、短い時間でちゃんと個性的に描かれていたと思います
ただべック(ジョン・レグイザモ)がちょっと物足りなかったかな~
せっかくジョン・レグイザモなんだから、もっと何かしてくれるに違いないって思っちゃいました
でも怪しい役が似合うJ・レグイザモが出てきて嬉しかったです♪
他のキャスティングも私的に贅沢な俳優陣で堪能できました
定年間際のベテラン警察官ジャスパーにはブライアン・デネヒー、「コクーン」や「F/X」でおなじみの個性派俳優です
デュバル警部にはガブリエル・バーン、「ユージュアル・サスペクツ」、「仮面の男」のダルタニアン、「若草物語」あたりが好きです
心理カウンセラーのアレックス役にマリア・ベロ、いつもシェリル・クロウとアリッサ・ミラノを足したように見えちゃうんだよね
その他にも犯罪者スマイリーにラッパーのジャ・ルールがキャストされてるし、デュバルの部下役によく見かける俳優さんがあたってるんだけど、名前がわからず
敵に向かってなりふり構わずガンガン攻めるような作品とは反対に、一つ一つの行動が表と出るか裏と出るかわからない緊迫感と「とりあえず守る&生き抜く」スタイルの映画が好きな方にはオススメだと思います
私も、「密室から出られず一定の時間内でのサバイバル劇」タイプの映画や小説が好きなので、楽しめたんだと思います
ただ冒頭に出てくる犬をいぢめるオヤジのシーンはイヤだったなぁ・・・犬好きにはムカーッ!とくるシーンです
でもすぐ後にその犬をジェイクが引き取ったんだとわかるシーンがあるので良かったけど

そうそう、もう一つ
「アサルト13/要塞警察」ってとってもヘンな邦題
原題は「Assault on Precinct 13」でアサルト=襲撃、プレシンクト=警察管区
だから「13分署への襲撃」って意味なんだけど、邦題だとアサルト13=襲撃13って意味がないよね
間違った英語を使うよりは潔く「要塞警察13分署」とか「真夜中の襲撃」とか(笑)「愛と栄光の脱出」とか(爆)にした方がいいんじゃないかと、老婆心ながらに思っちゃうのです・・・

好き嫌いバトン

2006-03-04 | 日記
いつも素敵な写真で癒してくれるみわこちゃまからバトンを頂きました
ずいぶん前にもらったのに、今頃のアップでごめんね~
今回は「好き嫌いバトン」というものです
では早速いってみよ~

1.無条件でときめく○○な人を3人
○○の中は好きに選択していいんだよね?
では、無条件でときめく映画の中の素敵な人を3人

1>ハン・ソロ    「スター・ウォーズ」
2>アラゴルン   「ロード・オブ・ザ・リングス」
3>ララ・クロフト  「トゥーム・レイダー」

2.無条件で嫌いな○○3つ
嫌いなものかぁ・・・何にしようかな、無難なものにしておこう(笑)
無条件で嫌いな食べ物3つ

1>ゆず(柚子) でも柚子胡椒は大丈夫なのよね、不思議
2>ウニ(雲丹) でもウニ煎餅は大丈夫なのよね、不思議(笑)
3>アメリカのチェリー味のもの全部  特に風邪薬シロップのチェリー味はサイアク~

3.無条件でお金をかけられるモノ5つ

1>何度も観たいと思う映画のDVD
2>好きなアーティストのCD
3>旅先(特に海外)での食事代(でも主にB~C級、笑)
4>動物の病院代
5>ものすっごく疲れたときのタクシー代

4.無条件に好きな3つ

1>旅 
2>ネコ(イヌとウマも!)
3>チョコレート

5.バトンを回す人。それぞれに似合う色を付けて。
まずはバトンをくれたみわこちゃまのイメージカラーは ベイビーピンク
ピンクの中でもふんわり優しくて、清らかなイメージです
いつも穏やかなみわこちゃまに重なりました

バトンが欲しい方はご自由に奪っていってくださいませ~
その際はコメント欄にてお知らせ下さいね
他の方の似合う色については、もう一つ「色バトン」というのも頂いているのでそちらで書きたいと思います

イーオン・フラックス

2006-03-03 | 映画 ア行
久しぶりに当たった試写会で観て来ました

<ちょこっとネタバレあるのでご注意下さいね~>

いやはや何とも・・・・・・試写会でよかった(笑)
「007/ダイ・アナザー・デイ」のように、予告編で見所シーンが全て出尽くしちゃった感じ
もっとカッコいいシーンがあるに違いない!と思ってたんだけどなぁ
シャーリーズ・セロンだけでも集客は出来ると思うし、あそこまで予告編で見せる必要はなかったんじゃないかしら、と毎度同じことを悶々と考えてしまいました

ストーリーもあちこちで見かける話題をちょっとずつ集めてまとめてみました、って感が否めなかったかな
どれも中途半端で、せっかくいい俳優陣をキャストしてるのにもったいなーい!
大好きなフランシス・マクドーマンド(「スタンド・アップ」でC・セロンと共演)に至っては最後まで「???」ってな感じでした(涙)
それでも、タコの一夜干しみたいな飛行船に乗ってるキーパーと呼ばれるキャラに、ピート・ポスルスウェイト(「ブラス!」や「シッピング・ニュース」など)を持ってきてくれたのは嬉しかったわん

肝心のシャーリーズ・セロンは、サービスショットという点ではかな~り堪能できました♪
すだれパジャマのシーンでは、果たしてあの格好が必要だったのか疑問だけど、とにかく素敵だったのでごぉかーく!
全身白いタイツ姿で壁を登るシーンは、「呪音」のあの階段をカクカク降りてくるお化け(名前忘れた)に似ておかしかったけど(笑)
ポスターでもお馴染みの開脚もお腹一杯になるくらい堪能できました
でもね~、何かが足りないのよね
いけないと思いつつ、どうしても女性アクションものだと「トゥーム・レイダー」のアンジェリーナ・ジョリーを思い出しちゃって、あちらと比べると迫力&キレに欠けると言うか・・・・・比べちゃいけないんだけどさぁ
C・セロンは十分魅力的だし、アクションも華麗にこなしてる(ほとんどスタントなしでケガまでして)にも拘らず、何が足りないんだろう

もう一つ確実にマイナスだったのは(私にとってだけど)、いい男キャラが皆無!ということでしょうか
これはいただけません、絶対にダメです!(しつこいようだけど私にとってですよ)
せっかく女性の監督(カリン・クサマ)なのに、もったいなさすぎるー!えーんえーん
思えば「トゥーム・レイダー」の時も、男性陣はイマイチだったんだよね
女性アクションものにカッチョいい男を期待しちゃいけないのぉ?ねーねー

一応カッコいいと位置づけされてる(と勝手に思ってる)トレバー・グッドチャイルド8世なるキャラがじぇんじぇんカッコよく描かれてないんだもんなー(ブツブツ)
演じてるマートン・ソーカスは決して悪くないと思うんだけど(静止画像↓では結構いいと思うんだけど)、こちらも今ひとつ魅力的に描かれてないのよね
トレバーの弟オーレン(ジョニー・リーミラー)なんか、聞くも涙語るも涙(ウソ、笑)
もうちょっとカッコよく撮れるでしょ~? ちょっとカメラ貸してみ~(ウソです!)
そう言えばJ・L・ミラーはアンジー姐と結婚してたんだよね?
どう転んでもこの映画はアンジーに繋がっちゃうのね、わはは

ところで話はマートン・ソーカスに戻るけど、結構いろんなメジャー映画に出てるのよね
「キングダム・オブ・ヘブン」、「ボーン・スプレマシー」、「タイムライン」に「トリプルX」などなど
ものすごーく印象が薄いんだけど、やっとはっきり思い出せたのが「ロード・オブ・ザ・リングス/旅の仲間」でガラドリエルの横にいたエルフ王ケレボルン↓
素敵素敵♪パチパチ


PROMISE/無極

2006-03-02 | 映画 ハ行
えーと・・・・・・うーんと・・・・・・
何だったんでしょうか、この映画は!?
チェン・カイコー監督ってこんなの作る人だったっけ?
「さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)」と「始皇帝暗殺」と「キリング・ミー・ソフトリー」しか観たことないからなんとも言えないけどさぁ

始まりからしていただけなかった
海棠(かいどう)の花が散るシーンは本来なら美しいはずだし、その後の湖のシーンや鳥かごのシーンも悪いわけじゃないのに、どうしても「チャン・イーモウみたいな作品が撮りたかったのかしら?」と思わずにいられなかった
しーかーもー!チャン・ドンゴンの出だしは何?何なの?
あのシャカシャカ走りにお粗末なCGは一体何なのーーー!?
岩壁斜め走りって、ルパンもビックリだわよー!
しかも「お姫様は実は凧だったのです」ってシーンには目が点・・・
これってドタバタコメディだったっけ?と思いながら爆笑させていただきました!
(そういう意味では面白い作品だったけど~)
担当者はただちにWETA社(「LOTR」)に研修しに行くのがよろし!


でもさぁ、あれを観たチャン・ドンゴンのファンは怒らないのかなぁ
もしショーン様があんな風に撮られてたら絶対に苦情のお手紙書いちゃうわ!
ってか劇場で泣いちゃうかも、あまりの情けなさにおよよ~って(笑)
ところで、今回初めてチャン・ドンゴンを見たんだけど、たま~にチョウ・ユウファに似てるなぁと思いました
(結構カッチョいいし♪)
他の出演者達、真田弘之、セシリア・チャン、リィウ・イエ(鬼狼)もがんばってるのはわかるんだけど、今一歩及ばず、どうしても「いいな」と思えなかった
ストーリーはありがちなのはこの作品に限ってのことじゃないから仕方ないとして、編集をどうにかしてほしかったかも
場面と場面の切り方が「はい、ここでCMです」って感じでひじょーに気になってしまいました
(なんてえらそーな感想なのかしら、笑)

ただ~し! この映画で一つだけ、たった一つだけ際立って良かったことがあるんですよ
それがこちら、ニコラス・ツェー扮する無歓です
そうそう、こういうキャラがいなくちゃね~♪ ふぉっふぉっふぉ
ニコラス・ツェーは前から可愛いと思ってたけど、実は美しかったのね~♪
いやホント、この人のお陰で最後まで鑑賞することができました、ありがたや~
しかもタダ券で鑑賞だったから余計にありがたや~(爆)

メモメモ

2006-03-02 | 映画 その他(映画に関連すること全て)
恒例の映画鑑賞2月分の覚書で~す
2月はなぜか戦争モノが多かったですよね
映画館に行く時間が取れなかったのと、戦争映画はどうしても観れないこともあって(「ミュンヘン」はいまだに悩んでるんだけど)、2月に劇場鑑賞したのはたったの2本で終わりました
1本は試写会だったので、結局公開作品で観たのは1本だけ
しかもその貴重な(?)2本とも「あ~なんてこったぃ!」な作品だったのさ
それでも今回はちゃんと感想アップしますよ~

<劇場で鑑賞した作品>
「PROMISE」
「イーオン・フラックス」(試写会)

<DVDで鑑賞した作品>
「ステップフォード・ワイフ」(酷評だった割には結構面白かったと思ったよ)
「海を飛ぶ夢」  (泣かずに済んだ!最期は良かったね、と思えました)
「ユーロトリップ」(かなり笑えるおバカ映画、マット・デイモンを見つけられるかな?)

オリンピック観戦で忙しく、DVDもあまり観れなかった2月でした
その代わり今月は1日から飛ばしてます
2月に観れなかった作品もあったし、新しい作品が次々と公開されるし、今週末はアカデミー賞の発表もあるし、アカデミー候補作品もタイミングよく公開されるので楽しみだわ~♪

ただいま~

2006-03-01 | 日記
すっかりサボってしまいました
なんだか気分は「夏休み明けの登校日初日」みたいです
しかもオリンピックが終わっちゃって、燃え尽き症候群って感じだし

実はこのままサイト閉じちゃおうかなって思ったことがありました
最初は自分のための日記代わりに始めたはずが、いつの間にか「読まれている」ということに意識が行っちゃって、楽しんで書けなくなっちゃったのです
ネットに費やす時間ももったいなく感じてしまったし・・・
でも先日、ある友達が「楽しみにしてるよ」と言ってくれたことで、もう少し続けてみようかなと思うようになりました
この先ももしかしたらまたお休みしちゃうことがあるかもしれないけど、何事も無理せず楽しくやりたいので、自分なりのペースで続けていけたらと思います
更新がない間も沢山の方が訪問してくれたようで、感謝感謝です! 
ありがとうございます♪
ボチボチ再開・・・と言うか映画の感想が溜まりに溜まってるので、しばらくはガンガン感想アップが続くと思いますが、どうぞよろしくお願いします