Aloha Days

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さよなら、さよならハリウッド

2005-12-06 | 映画 サ行
原題「Hollywood Ending」(2002年/アメリカ)

<あらすじ>
過去にオスカーを二度受賞したヴァル(ウディ・アレン)は今では落ちぶれた神経症の映画監督
久しぶりにハリウッド大作監督のオファーが舞い込むが、プロデューサーは別れた妻エリー(ティア・レオーニ)、さらに製作会社のトップはよりによってエリーを寝取った男、ハル(トリート・ウィリアムズ)、とヴァルにとっては最悪な状況
再起復活をかけてなんとか監督の座を射止めるものの、クランクインの前夜、ヴァルは突然失明してしまう
せっかくのチャンスを棒に振るわけにもいかないヴァルは、失明したことを悟られないように映画を撮り続けるのだが・・・

「スコルピオンの恋まじない」(2001年)の次に作られた作品にもかかわらず、日本公開が今年になってしまった作品
日本ではアレン作品の公開ってある意味賭けなんだろうな、と思う
確かに一般受けするハリウッド的娯楽作品ではないし、ウディ・アレンの役どころはいつもだいたい同じだし(神経質でシニカルでネガティブなニューヨーカー=アレンの自虐的ギャグ)
インテリ層を皮肉って、男女間では誤解から始まるドタバタがあって・・・とほぼ同じパターンで話は進んでいくし
特にウディ・アレンの大ファンと言う訳でもないんだけど、それでもなぜか私はアレン作品を観続けてしまう・・・なんでだろう

たぶんそれは「アレン流のエンディングが好き」だからかな
今回もあのエンディングだもんね、思わずニヤリとしましたよ~
ウディ・アレンの「こんなに不幸!」な中にもちゃんと最後に「救い」を描いてるところが好きなのかな
それもちょっと一ひねりしてるところがいいのかも

低迷気味と言われてるウディ・アレン、アレンファンには不評らしい最近の作品も結構好きな私には、今作も面白く思えました
まぁそれもあのラストあってこそだけど・・・
そう言えば久しぶりにティファニー・ティーセンを見たなぁ
一昔前はティファニー・アンバー・テッセンってクレジットされてて、「ビバヒル」のヴァレリーを演じた女優さんです
でも出番がものすごーく少なくてなんだかなって感じだった・・・もったいない
左がティファニー・ティーセン、右がデブラ・メッシング
2人の美女の間でも相変わらず憂鬱顔なウディ・アレン(笑)

さて、次に日本でDVD発売が予定されてるのが「メリンダとメリンダ」
「奥様は魔女」で日本でもちょろっと名前が知られるようになったウィル・フェレルと「ピッチブラック」のラダ・ミッチェル(今は「ネバーランド」のラダ・ミッチェルって言った方がわかりやすいか)
そして来年早々に公開予定の「僕のニューヨークライフ
これ早く見たいんだよね~♪
出演が「アメリカン・パイ」シリーズのジェイソン・ビッグスと大好きなクリスティーナ・リッチ、その他にもストッカード・チャニングやダニー・デヴィートも出てるみたい
でもこの作品が公開されるのが、都内ではまた恵比寿ガーデンシネマだと
いいんだけどさぁ・・・・・あそこ1000円の日がないのよね(我ながらセコイな、笑)