Aloha Days

2010年、ハワイ暮らしを始めます♪
今までありがとうございました

またまた夜更かし

2005-06-06 | スポーツのこと
今日は何があっても絶対に、ずぇ~~~ったいに12時には帰宅するぞ!と心に誓ってたワタシ
だってだって全仏男子シングルス決勝戦があるんですものー!
見逃すわけにはいきません!
昨日(土曜日)の女子決勝は仕事が終わらず見逃しちゃって、かなり悔しい思いをした(ビデオも忘れたし)

さぁ~て!今日も注目の2選手がどんな試合をしてくれるのか、めちゃくちゃ楽しみにしてました♪
全仏と言うよりグランドスラム初出場のラファエル・ナダル対ノーシードで勝ち上がってきたアルゼンチンのマリアーノ・プエルタ

第1セットからすごいプレー連発!
そしてこの試合のキーは「ドロップショット」
試合開始早々、プエルタの右足太ももの調子が悪かったせいか、長いラリーを避けて何度もドロップショットを繰り出すプエルタ。
ナダルもお返しにとドロップショットで応戦。
お互い拾う拾う!
すごい動体視力&反応の速さっ!
神様も人間作った甲斐があるってもんだ!ってくらい(笑)

試合も佳境、ナダルのドロップショットがプエルタの体の中心に飛んでしまい、プエルタのラケットに当たったもののネットに引っかかりナダルのポイントに。
ここでナダル、ガッツポーズの後にちゃんと相手に「悪かったね」と手を振る・・・ナダルのこういう礼儀正しい姿勢がとっても好感持てちゃうのよね♪エライわ~カワイイわ~♪

そしてプエルタ。
足の痛みはどこへやら・・・コート一杯にボールを振り分けナダルを走らせ、時には無理にも見える姿勢からのドロップショットを繰り出す。
このプエルタのショットの一つ一つがすっごく重そうに見えた。
まさに全身全霊を込めたショット!
あんなボール受けたら腕がしびれそ~~~

とにかくプエルタすごいよっ!
ノーシードで決勝まで勝ち進んできただけのことはある!
このプエルタ、まったくのノーマークで全然知らない選手だったんだけど、TVの解説では一時はランキング18位に登りつめたあと、ケガとドーピング疑惑で440位までランクを下げてしまったらしい。(本人の名誉ため追記:医者が処方したぜんそくの薬に反応が出てしまったらしい)
一時期のアガシもそうだけど、どん底から這い上がって来た選手って本当に強い!
また応援したい選手が出てきちゃった♪

第4セットに入ると一進一退、両選手ともポイントを取られたら取り返す、の繰り返し。
見所満載!スーパーショットも満載!
観客も盛り上がってウェーブを起こす・・・その波は数分間止まらず
わかるわ~!私もTVの前で1人ウェーブしたいくらいだったものー!

結局試合は3時間24分の長丁場に。
結果は6-7、6-3,6-1、7-5でナダルの勝利!
全仏初出場での優勝は82年のマッツ・ビランデル以来、19歳での全仏優勝は89年のマイケル・チャン(当時17歳3ヶ月)に続いて4番目!
すっかり大注目の選手になっちゃったね、ナダル!

優勝が決まって観客席に駆け寄るナダル
一番最初に向かったのは、スペイン国王のもと!
わ~ぉ!カルロス1世だよー!
しかもナダルったら国王のスーツに赤土つけちゃうし~(ぷぷっ)

その後はコーチと家族のもとへまっしぐらのナダル。
みんなに抱きしめられているナダルを見ていると「この子は本当に周りから愛されて育ったんだな」ってのがわかる。
だからきっと彼は穏やかな性格なんだと思う。
今までも試合中に、他の選手だったら怒鳴ったりラケット投げたくなるような時も、ナダルは決して取り乱すことなく冷静に頭を切り替えてきた。
それがナダルの魅力でもあるし、強みでもあると思う。
対戦相手を気遣い、優勝スピーチでは家族、コーチ始め観客はもちろんのこと、ボールパーソンやジャッジ達にも感謝の意を述べる。
誰にでもできることじゃないよね~
年齢のことはあまり言いたくないけど、ナダルってばまだ19歳だよー!
私が19歳のときなんてまるっきしアホ丸出しの生活してたってのに・・・
(自分と比べるのもなんだけどさ)

表彰式の前に感極まってウルウルになるナダル・・・そんな姿を見て私までウルウル
テニスってそう、泣けるスポーツなのよー!
2005年の全仏、私にとって(たぶん世界のテニスファンにとっても)忘れられない試合になったことは確か

次は2週間後に始まるウィンブルドン!もう寝不足決定!
毎年の事ながらこの時期は日本にいながら時差ぼけ状態の日々を送ることになります・・・
つらいけど・・・・・・アタシ、がんばるっ!