しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

年度末と月初め

2014年03月31日 | Weblog
昨日は一日雨だった。    日曜日ということもあり、どこへも行かなかった。
年度末、消費税アップ直前ということでやりたいこともあった。
車のタイヤ交換もスタンドに頼む場合は今日(31日)が安いだろう。年度末の決算も大切だ。

残高証明等、4月に入って通帳記帳も必要だ。決算書類であるべき数字に合わせた帳票整理も必要だ。
あれだけカレンダーに予定が入っていた月例行事がなぜか4月は少ない。

人事異動の大混乱期ということで4月の上旬は会議日程が入ってこない。机の移動、事務引き継ぎで余裕が無いのが実情だ。

4月に集中する町内会総会。5月、6月は、各種団体の総会時期だ。先日も時代の波に呑まれた「酒屋」さんが営業を終えた。

大手の安売り店に勝てないという。自分の店の仕入れ値より安く売っている。
顧客も安売り店に流れている。営業努力で続けられる時代でない。4月以降営業を続けると税法上難しい面もあり、60年続けた店で残念だが閉めることにした。と言ってきた。

年数回出張宴会を頼んでいた店だ。酒、ビールの手配を簡単に頼めていた。これができなくなる。
別の店に頼まざるを得ない。付払いができなくなる。品定め、購入資金の準備、購入、運搬、残酒処分と従来以上に面倒になる。

店が変わるということは地域にとって不幸な事だ。顔馴染みの人情付き合いができなくなる。コンビニ店員に親しく日常会話が出来ない理由と同じだ。地域の八百屋さん、酒屋さん、乾物屋さんでダべリングして買い物を楽しむ時代でなくなった。
出向いて営業している零細店がいつまで続けられるか、規制緩和、経済環境の変化が影響している。

向う三軒両隣の関係を懐かしむ運動もあるが、大正・昭和は遠くなつてゆく。
高齢者の意識は付いて来ない。玄関は鍵をかけ、電話にも出ない。デイサービス、配食サービス、買い物支援は頼むが地域に
顔を出す訳ではない。

地域の茶の間がまだまだ少ない。1コミ協地域に1つか2つしかない。
100メートルが遠い高齢者は出かけてくれない。地域コミ協に期待する行政は地域コミ協の3大苦がわかっていない。
拠点不足、資金不足、人材不足、だ。この3点の解決なくして又も新年度を迎える。

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