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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

食欲は最後の欲望

2011年09月22日 | Weblog
人間には生来、5つの欲望がある。
「金欲」「色欲」「食欲」「名誉欲」
「睡眠欲」
がそれだ。
最後まで残るのは「食欲」といわれる。


仮に他の欲望がまったくなくなっても、死には直結しない。
「食欲」だけは、なくなれば生命維持がおぼつかなくなる。

食欲のなかでも、美味しいものを食べたいという願望と、空腹を満たすという欲望とは異なるが、いずれも食べ物を味わうという味覚感覚が、関与していることはかわりがない。
その味覚には、基礎味覚というものがあって、「苦味」「酸味」「塩味」「甘味」を4大基礎味覚と読んでいるそうです。

旨み、渋味、味、もあるが基礎味覚の混合味覚という分類という。
味覚は、「加齢」とともに劣化してくるそうです。
大体「50才位から」味を感じる能力は衰え始める。
とくに顕著なのは「塩味」で、年寄りは塩辛いものを好む。老人には、塩味を感じる味覚の衰えが早く、少々の塩気では感じなくなり、ついつい濃いものを食べたくなるという。

味覚の尺度は「閾値」で表現する。おばあちゃんの味付けは「塩っぱい」と言われるのは味覚が馬鹿になったおばぁちゃんに毎日料理を作ってもらった孫の言葉だ。
ところが「苦味」と「酸味」は老人になっても衰えない。という。
その理由は、酸っぱいものや、苦いものは、生体にとって体内に取り込むと害になるものや毒になるものが多い。傷んだ食べ物を体内に取り込むことを拒否する生体が本来持つ機能という。妊婦が味覚が変わるのは体内の胎児への影響を身体が教える機能という。ふ~んナルホド。と思った次第。
出典は「堀 準一」東大大学院教授のお話からでした。

味覚が年代によって変化してきた自覚があります。
「色欲」が薄れ、「睡眠欲」は
いつでも取れる状況ではあまり感じません。

「金欲」がないことはないがリタイアした第二の人生に望み薄。
「性欲」は女性に対する好みの変化でこれも減退した。
少なくともAKB48は対象でない。

「名誉欲」あるかもしれない。閻魔大王の前に出た時に申し開きできるようと思って
「骨随提供での人命救助」「献血表彰」「自治会役員」等いくつか心がけをいたしております。

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