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しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

中古住宅時代到来!

2011年08月20日 | Weblog
「住まいを選ぶなら中古」という人が増えているそうです。
「古くて劣化した住宅」というマイナスのイメージが薄れ、
「利便性」や「可変性」を評価する声が高まっているそうです。

新築と中古を合わせた日本の住宅総数は2008年時点で「5769万戸」。
世帯数より「762万戸」も多い「家余り社会」に突入していた。

さらに全体の13.1%が「空き家」である。このまま推移すれば2030年には空き家率が「4割」にも達するという推計もあるそうです。



08年のリーマンショック以降住宅の新築着工数は大幅に落ち込み、従来の年100万戸は到底到達できない状況が続いている。09年には中古の流通量が初めて新築を上回った。中古流通は不動産市場の「約4割」に達した。
中古市場に投資マネーが流れ込み、眠っている空き家を「魅力的な物件」に生まれ変わらせ、市場に還流する動きが目立っているそうです。

中古のメリットはなんといっても値段の安さ。新築の3~4割は安い。
中古なら新築より広い住宅、よりグレードの高い住宅、より立地の良い住宅を選べる。
数多くの選択肢が得られる。リフォーム、リノベーションなどの中古住宅改修の役割が飛躍的に高まった理由による。「大改造ビフォー・アフター」の人気。
小生に限らずとも先行きの収入見通しの出来ない「不確実な時代」に生きるサラリーマンにとって格安な住宅物件はトレンドの変化もあって魅力的に映る。

近所の空き家を購入、リフォームして住む。そんなケースが近所でも散見されます。
通勤に負担感のない立地で探せば中古物件の安さが目に止まる。終の住まいを求めたら新築でなくとも良い。リフォームして終の家族構成に合った住まいを選ぶ。
そんなケースが多くなっているのでは。との印象です。

人生80年時代。若い頃に求めた新居も子供が去る老齢期には僅か2人の生活空間があれば良い。と変わる。何度の購入を繰り返すトレンドよりも賃貸からリタイア期に終の棲家探しのトレンドが主流になるのかもしれない。
そんな印象を持ちました。

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