東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

未開拓エリアへ

2011年02月08日 | チョウ
正午過ぎからは土曜日と同じくヒキガエルの出現するであろう自然池へと向かった。
しかし、昨日と同じく全く気配が無い。昨年、一昨年と2月の第一週目から見られたのだが今年は遅れているようだ。
今週末、三連休初日の金曜日が傘マークだったのでその後日に期待しよう。

ターゲットを変えて、まだ未開拓エリアの下見がてらゴマダラチョウの越冬幼虫を探した。まずはエノキを探がそうと樹木の多い方へと向かった。そういえば以前にちょこっと来た時に池があった事を思い出したのでまずは池を拝見。

お~なかなか良さそうな環境ではないか!今見た限りではヤブヤンマやあわよくばネアカヨシヤンマも産卵していそうな雰囲気あり。期待できそうだが肝心な夏場にはどんな環境になっているか気になるところ?

続いて林の中へと入りエノキを探す。ここも常緑樹が多く落葉が積もっているのでエノキが生えていれば期待できそうだ。

さっそくエノキを見つけ根元に積もる落ち葉を一枚一枚捲って見ると現れたのはアカボシゴマダラの越冬幼虫だった。
次々とエノキを見つけ根元の落ち葉を見て行くが5本のエノキを見て計6頭と新規エリアでは少数な結果であった。

全て同じ距離で撮影してみた。
アカボシゴマダラ

ゴマダラチョウ

こちらもゴマダラチョウ

アカボシゴマダラの越冬幼虫は一回り小さいので二令幼虫だろう。
越冬幼虫でも全てが茶褐色ではなく、緑色固体もいるようだ。


3cmクラスの小型な昆虫の場合、生息環境を背景に入れて少しでも昆虫を大きく写したい場合にはAF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G EDよりも接写できる35mm換算のフルサイズ機用で最短撮影距離が15cmのSigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal FisheyeやAPS-Cサイズ機用で最短撮影距離20cmのSigma 17-70mm F2.8-4.5 DC Macroの方が良いだろう。


また夏場のヤンマ観察を楽しみに訪れるとしよう。


D300s+AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-5.6G ED
D80+AF-S VR Micro Nikkor ED 105mmF2.8G(IF)+内臓フラッシュ+Litepanels LP-Micro
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye+Sigma ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG


撮影日:2月6日

撮影地:東京都


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