東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

猛暑日のバッタ

2024年08月20日 | バッタ
この日はバッタの観察を楽しみたいと思い、生息種が豊富な多摩川河川敷のポイントに訪れてみた。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
土手は草刈り後、河川敷はチガヤとシバが程よい感じでバッタには良好な様子。たまたまかも知れないけれど、全域を同時に刈らないところが自然への配慮が感じられる。肝心のバッタは...

ショウリョウバッタ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
近所の草むらでもお馴染み。虫採り少年たちの良いターゲット。意外と敏感で直ぐ逃げられる。。。

ショウリョウバッタモドキ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
ショウリョウバッタに似ているけれどよく見ると違う。チガヤやススキに密着して止まり体色が薄く後脚が緑色で少し短いのが特徴。ショウリョウバッタよりも局所に生息する。チガヤを食べている場面。

クルマバッタモドキ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
サイクリングロードに追い出して撮影すると、地面が暑いのを嫌がる様子が撮れた。本当???

クルマバッタモドキ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
公園の芝地、田畑の周辺、河川敷等、広範囲に生息する。バッタ採り少年にクルマバッタと間違えられている事がよくある。バッタのオスメスの違いはメスの方が大きいので外見で判断する事が出来る。

クルマバッタ

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

クルマバッタ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
クルマバッタモドキやトノサマバッタにも似ているけれど荒いマダラ模様が印象的でカッコイイ。
管理が行き届いた公園の草地環境ではおそらく観ることが出来きない。多摩川の河川敷でも限られた場所に生息している。

クルマバッタ(褐色型の終齢幼虫)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
一般的にバッタは秋のイメージが強いと思う。でも今が旬で翅に欠損が無く非常に綺麗な時。その他にトノサマバッタ、ヒナバッタ、マダラバッタも確認。それらも撮りたかったが暑くてギブアッブ。。。
やはり猛暑日は水辺のフィールドに限る。もう少し涼しくなってから丸石河原に生息するカワラバッタの観察も含めて、再び訪れたい。

撮影日:8月13日


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