東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

外した!

2011年02月21日 | 東京湾
この週末はすっきりとしない曇り空となってしまいフィールドへ出たのは土曜日のみ。


この満月の大潮周りで東京湾奥での“バチ抜け”(ゴカイの産卵行動)が見られるだろうと満潮から下げ潮に入ったタイミングで夜の運河筋へと足を運んでみた。

しかし、確認できたのはたったの4匹、残念ながら撮影に至らず。。。

運河のブレイクライン(かけあがりとも言い浅場から深場へと地形が傾斜している場所で魚が集まりやすい)上にてバチを捕食しているであろう中型魚(50cmクラス)の波紋が水面を割って何度か見られた。

例年ならば2月の大潮周りで大量に抜けるのだが先日に降った雪雨と、ここ数日の曇り空+北風の影響で水温が上昇しない為だろう。もう一度、3月最初の大潮周りに行ってみる事にしよう。

大潮になるタイミングで晴れの陽射しと南風で海水温も上昇すれば大量のバチ抜けに遭遇できると思うのだが...
今年はジワジワ、だらだらとしたバチ抜けになってしまうのか?

あの世にも奇妙な水面直下に大量に現れるバチを見ないと春は始まらないのだ。


バチ抜けってなんだ?と気になり、今すぐ見たい方は本ブログのカテゴリー中にある東京湾をクリック!昨年の記事を参考に。


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