9月最初の日曜日は、早朝から都下のトンボフィールドへ状況を楽しみに訪れてみた。
マユタテアカネ ♀(羽化後)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(羽化後)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(成熟個体)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(縄張り飛翔)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
羽化のスタートは6月下旬から始まり、9月11日時点でもまだ継続中にあった。ここでのマユタテアカネのストック量は他に類を見ないほど多く、林縁には想像を絶する数がそれぞれのステージでスタンバイしている。こうした多産地では羽化と成熟個体、あわよくば産卵も同日に観察が楽しめる傾向にある。しかし、この日は惜しくも産卵はピンボケ。ホバリングするヤンマに関心が高まりがちだけれど、アカネ属もオスの縄張り占有時やメスの産卵時にはホバリングを行うので飛翔撮影が楽しめる。このマユタテアカネ、何故か区部には少なく、今後の課題として環境の違いなどの知見に努めたい種である。
オツネントンボ ♀
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
別の水辺では羽化後どれくらい経過してるのか分からないけれど、オツネントンボの未成熟個体が多数見られていたので、カメラを向けた。まるでヘビのような蛇腹模様が美しくカッコイイ。
ミクリ
Nikon D800E+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
この抽水植物はあまり見かけない種類だと思い、調べてみたらミクリだった。トゲトゲの果実が一番の特徴。8月中旬頃にギンヤンマの羽化殻が少し見られていたので、羽化殻にぶら下がっている個体が撮れないか見に来たけれど、更に羽化殻の数が増えていただけで、残念ながら羽化個体は見られず。
ミクリについたギンヤンマの羽化殻
Nikon D800E+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
このミクリはギンヤンマは勿論、マルタンヤンマ、ルリボシヤンマ、オオルリボシヤンマ、オツネントンボ等、抽水植物を羽化や産卵場所としているトンボには欠かせない存在。沿岸部の水辺にも欲しい。この先もトンボと水生植物の関係性を含めた記事を多く取り入れて行きたいと思っている。
ふと、空を見上げると、そこには見覚えのあるヤンマの飛翔が見られた。
マルタンヤンマ ♀
Nikon D800E+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(トリミング)
茶褐色の翅が特徴的なマルタンヤンマのメス。6月下旬に産卵の場面に遭遇したけど惜しくも逃してしまった。翅の傷みや腹部に付着したゴミを見ると、そろそろ終盤を迎える時かといった様子。また来年のシーズンに期待したい。都下のトンボフィールドはアカトンボの姿が目立ちはじめ、秋のシーズンに移行している様子にある。
撮影日:9月4日
マユタテアカネ ♀(羽化後)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(羽化後)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(成熟個体)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
マユタテアカネ ♂(縄張り飛翔)
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
羽化のスタートは6月下旬から始まり、9月11日時点でもまだ継続中にあった。ここでのマユタテアカネのストック量は他に類を見ないほど多く、林縁には想像を絶する数がそれぞれのステージでスタンバイしている。こうした多産地では羽化と成熟個体、あわよくば産卵も同日に観察が楽しめる傾向にある。しかし、この日は惜しくも産卵はピンボケ。ホバリングするヤンマに関心が高まりがちだけれど、アカネ属もオスの縄張り占有時やメスの産卵時にはホバリングを行うので飛翔撮影が楽しめる。このマユタテアカネ、何故か区部には少なく、今後の課題として環境の違いなどの知見に努めたい種である。
オツネントンボ ♀
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
別の水辺では羽化後どれくらい経過してるのか分からないけれど、オツネントンボの未成熟個体が多数見られていたので、カメラを向けた。まるでヘビのような蛇腹模様が美しくカッコイイ。
オツネントンボ ♀
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
発生状況も例年通り豊富な様子で何より。このまま成虫の姿で越冬し、
生殖活動は来年の春。なかなか発見出来ない真冬の捜索が今から楽しみ。
Nikon D800E+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
発生状況も例年通り豊富な様子で何より。このまま成虫の姿で越冬し、
生殖活動は来年の春。なかなか発見出来ない真冬の捜索が今から楽しみ。
ミクリ
Nikon D800E+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
この抽水植物はあまり見かけない種類だと思い、調べてみたらミクリだった。トゲトゲの果実が一番の特徴。8月中旬頃にギンヤンマの羽化殻が少し見られていたので、羽化殻にぶら下がっている個体が撮れないか見に来たけれど、更に羽化殻の数が増えていただけで、残念ながら羽化個体は見られず。
ミクリについたギンヤンマの羽化殻
Nikon D800E+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
このミクリはギンヤンマは勿論、マルタンヤンマ、ルリボシヤンマ、オオルリボシヤンマ、オツネントンボ等、抽水植物を羽化や産卵場所としているトンボには欠かせない存在。沿岸部の水辺にも欲しい。この先もトンボと水生植物の関係性を含めた記事を多く取り入れて行きたいと思っている。
ふと、空を見上げると、そこには見覚えのあるヤンマの飛翔が見られた。
マルタンヤンマ ♀
Nikon D800E+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED(トリミング)
茶褐色の翅が特徴的なマルタンヤンマのメス。6月下旬に産卵の場面に遭遇したけど惜しくも逃してしまった。翅の傷みや腹部に付着したゴミを見ると、そろそろ終盤を迎える時かといった様子。また来年のシーズンに期待したい。都下のトンボフィールドはアカトンボの姿が目立ちはじめ、秋のシーズンに移行している様子にある。
撮影日:9月4日