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東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

アオサナエとホンサナエの羽化

2025年04月21日 | トンボ
この土曜日はトンボ修行中のSさんとアオサナエの羽化観察に向かった。

Nikon D810+AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
先週末よりも時間帯が早まっている事を想定し1時間早く出発。しかし、到着すると既に羽化中。

アオサナエ 雄(羽化)

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
今回は撮影しづらい場所で羽化する個体が多かった。
撮影中に早くも成熟したアオサナエのオスの縄張り占有あり。

ホンサナエ 雄(羽化

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED


Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

ホンサナエ 雌(羽化

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
ホンサナエは前回まで羽化殻も見られず、今シーズンは諦めていたところ。
2種同時の羽化観察が叶い何より。Sさんに2種の相違点を説明。

アオサナエ(右)ホンサナエ(左)の羽化殻

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
大きさには個体差がありアオサナエは腹部の中心と両サイドに棘が目立つ。
ホンサナエはアオサナエほど目立つ棘はなくスマート。

同河川にて新たな羽化場所の開拓を楽しもうと思い、気になっていた場所で羽化殻をチェックした。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
所々で行われていた改修工事が終了してから5年以上が経過しているけれど、羽化殻が見られたのは、工事と増水の影響による地形変化が無い場所のみに限定され、数も非常に少ない。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
昨年、ホンサナエとアオサナエの成虫は広域で見られていたけれど、
今回の知見で川底は殆ど石コロばかりで両種のヤゴが好む砂礫や砂泥の場所が無い状態だった。

オドリコソウ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
草花観察も好きだと言う事で、そろそろ開花している頃だと思い、
以前に見つけたオドリコソウの群落をご案内。また行きましょう。

撮影日:4月19日


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