東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

冬オンブ

2020年01月12日 | バッタ
強風によりガマの穂綿が舞い上がる光景は真冬の池沼ならでは。

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
冷たい北風を感じながら陽当たりの良い草地を歩いていると足元から小さなバッタが飛び出した!

オンブバッタの幼虫

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
全く時期外れに発生しているオンブバッタの幼虫。名付けて冬オンブ。
不思議だけれどここでは例年通り。昆虫の活動が少ない冬場に見られるととにかくありがたい。だけどやっぱり不思議。

撮影日:1月5日

スイーッチョン

2019年09月23日 | バッタ
真夏日が去り、秋の気配に包まれたこの日は、山間部の細流でミルンヤンマの活動を狙ってみたものの残念ながら逃してしまった。そんな中、林道を歩いているとキリギリスの仲間を発見。

ハヤシノウマオイ

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/320 -0.3EV ISO 400

ハヤシノウマオイ ♂(発音器)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/320 -0.3EV ISO 400
東京で見たのは初めて。
いつか日没後にスイーッチョンの音を聴きに訪れてみたい。

撮影日:9月14日

クズの葉上で

2019年07月28日 | バッタ
訪れたのはクズの群落。

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/320 0EV ISO 200
葉の上に乗ってるバッタの仲間を発見。そっと接近、長い触角を意識して広角撮影。

ヤブキリ

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED:絞り優先AE F4 SS 1/400 +0.3EV ISO 320
身体を斜めにして後脚を片方だけ畳んだくつろぎのポーズを見せてくれた。
夜行性なので夜間の活動に備えて日中は脚を休める時間なのかも知れない。
ヤブキリを撮影していると直ぐ横からキリギリスの音が聞こえたので捜索。

キリギリス

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4 SS 1/250 0EV ISO 320
昼行性でヤブキリよりも警戒心が強く、慎重なアプローチを試みても、即座に草の中へ飛び込まれてしまう場合が多く撮影が難しい種。今回は嬉しくも翅を震わせて音を出しメスにアピールする場面の見せてくれた。

撮影日:7月21日

色鮮やか

2019年06月15日 | バッタ
草はらを歩く足元からショウリョウバッタの幼虫がたくさん飛び出した。それらをよく見ると、それぞれ違った体色を持つ事に気がついたので、好みの色を選別しながら観察を楽しんでいると、次女が珍しい色の個体を発見!

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED:絞り優先AE F5.6 SS 1/250 0EV ISO 320

ショウリョウバッタの幼虫

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/400 0EV ISO 320
ショッキングピンクまたはマゼンダに近い体色で全く周辺の環境色とは違い、カメラを向けながらその美しく色鮮やかなピンク色の姿に釘付け。身近に棲む昆虫の代表種として知られ子供の頃から馴染み深いバッタの仲間であるが、今まで幼虫の時期は体色が異なる個体が出現するとは知らずにいた。梅雨空の週末には、いまいちど身近な昆虫を観察しながら新たな発見を楽しみたい。

撮影日:6月9日

ピンクを探せ!

2019年04月27日 | バッタ
キリギリス(幼虫)

Nikon D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED:絞り優先AE F4.5 SS 1/500EV ISO 200
ゴールデンウィーク初日は朝雨で、気温が低い状態のフィールド。
草地をゆっくり歩く足元から飛び出してくれたのはキリギリスの幼虫。
背中にピンク色を持つ個体を探しての撮影。

撮影日:4月27日