看護は肉体労働

今日から仕事。3日連続午前シフト。その初日。
何度か書いたけど、ポート2には重たい患者さんが多い。私はその最も重たい人たちを担当した。イチイチ言わないと動かないアシスタントさんが一緒だったので、くらーい気持ちでシフトスタート。

学生さんも付いたため、投薬は少々スローペース。でもね。私は学生さんには優しいのよ。自分が苦労したからね。
投薬の後学生さんにはアシスタントさんに付いて、手分けしてシャワーや清拭をやってもらった。アシスタントさんも指導する立場にあったら手を抜くこともせんだろうと思ったらそれが大当たり。比較的まじめにやっていたわ。
こうるさい私はこのアシスタントさんに嫌われているので、私の患者さんには基本何もしてくれない。でもタイミングの問題で、私の担当だった超肥満の患者さんのシャワーもやってくれた。それだけでも助かったわ。

私はというと、自力で歩けず機械で動かす患者さんのシャワーを2件、神経系の病気で思うように体が動かない患者さんの清拭を一件。もうこれで体がガタガタ。みんなフル介護だからね。
一生懸命頑張って、そろそろシフトの終わりが見えてきた申し渡しの30分前。ある患者さんが看護師を呼んだ。トイレに行きたいという。要介助の患者さんで歩行補助ベルトを装着。4輪の歩行器で歩き始めたその3歩目で急に膝から崩れ落ち始めた。ベルトをつかんで全体重を支え、大声で助けを呼び、その人と一緒にベッドまで連れて行った。その後は歩かなくてもいい器具を使ってお手洗いへと連れて行った。患者さんいわく「急に気分が悪くなった」とのこと。それはどうしようもない。
その結果、私は大胸筋から三角筋、首筋に痛み。今さらやけど、本来ならうまく誘導しながらケガのないように床に座らせるべきだった。でもこの時は「転倒させるわけにはいかない!」と思って支えてしまった。後悔先に立たず。

夜になってどんどん痛みがひどくなっている。首も痛い。明日の病欠も考えたけど、明日は患者さんを担当しなくて済むインチャージなので痛み止めで様子を見ている。頼むからひどくならないでくれ。もう労災を使うのは嫌なんよ。

初日から疲れて帰宅。
今日も雨降りで午前中に散歩に行けず、私の帰宅を希望を湛えた目で見つめるワンコたち。

さんぽ、いくわよね?


ね?

5時半ごろに雨が上がって、天気予報によるとその後しばらく降りそうになかったのでお散歩へ。しっかり30分以上歩けた。
カメハメハ大王Dは雨降りの日は散歩に行かない。その大王は私が出かける際に「どうせ雨に遭って濡れるのに」とひと言。
何の努力もしないオメーにしたり顔で言われたくねーよ。犬のために雨に濡れるか否かの賭けをするのは全然苦痛じゃねーよ。濡れたって本望だよ。ほんまイラっとするわ。

散歩から戻って適当なご飯を食べて今に至る。明日も早起きだからもう寝る。さっきもソファで寝落ちしたしさ。
明日、痛みが引いてますように。