『Zoo Academy 実習版~大人のための動物園獣医師体験~』の最終回。
今回は縫合と注射です。
全体の雰囲気はこんな感じです。
被検体
では、ゴム手袋をしまして。
縫合に使う針と糸はこれ。
針はまるで釣り針のように曲がっています。
魚が外れなくなる“カエシ”はありません。
では、切り込みを入れた肉塊を縫合しましょう☆
鉗子(かんし)で針を掴んで縫合します。
縫合糸は釣りで言うところの4号ぐらいかな。
縫合部分に針を通して・・・。
引っ張って、傷口を引き寄せます。
糸を鉗子にくるくるっと2回巻きます。
で、また引っ張れば縫合完了。
こんな感じになります。
糸の種類はたくさんあって、太さも素材も様々。
動物用にも、抜糸が必要無い溶ける糸もありますよ。
鶏の方も、こんな感じになりました!
次は皮下注射。
皮膚と肉との間に注射して、薬剤がゆっくり吸収されるっていう方法です。
これがなかなか難しい。
失敗すると皮膚を貫通しちゃうからね。
教わりながら、何とか上手くできました!
筋肉注射は、意外と簡単。
グサッと刺す!
そして薬剤を注入するだけ!
・・・って言っても、これは肉塊だからね。
実際に適当にグサッとやったら大変だ。
力加減もそうだけど、経験値が無いとできないな、こんな難しいこと。
獣医師さんって、凄いなあ。
飼育員さんも、凄いなあ。
ホントに、とってもいい経験ができました。
この体験、オススメです!!
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