日常の秋は、小さなところで変化してるんだ。
秋になって高山から平地に移動してきた『アキアカネ』。
夕焼け小焼けの赤トンボ・・・はこのアキアカネだね。
私が子供の頃の田舎では、空を埋め尽くすほどたくさんのアキアカネが飛んでいたんですが・・・最近は見掛ける数が減ったなあ。

うさぎ学園の校庭の里山エリアには『ヤブラン』が咲いてます。
園芸品種の斑入りの葉とは違って緑一色だけど、里山っぽくて好き。
植えたわけじゃないんですが、野鳥のフンに混ざった種からいつの間にかたくさん殖えてます。

花の後には種が落ちて、殖え・・・過ぎたりはしないんです。
発芽条件がよく分からないので、簡単に殖やせないんだな。
洗って果肉を落として・・・ってやればいいんだけど、まあ、自然に任せてます。

その里山エリアには、今日も『キジバト』が来てます。
このペアはいつもやってきます。

キジバトのペアは、いつも仲良し。
でも、ここに他のキジバトが来ると縄張り争いの壮絶バトルが始まります。

他の野鳥に対しては無関心なんだけど、同種同士では激しく争います。
争いのせいか、過去に窓ガラスに激突して死んだ事故もありました。

薔薇の鉢植えに一緒に植えてるスミレ『二色アツバ』の葉っぱが食べられちゃってます・・。
この、ゴムのオモチャみたいなイモムシは『ツマグロヒョウモン』の幼虫で、スミレ科の葉っぱを食草にしています。

昔はパンジーの葉は食べなかったんですが、食性の変化でパンジーの葉を食べるようになってから、一気にその生息範囲を広げました。
小さな変化でもツマグロヒョウモンにとっては大きな進化。
進化って、身近で起きてるんだねえ。
で、これしか撮れなかったんだけど・・・ツマグロヒョウモンのメスです☆

自分が知らないだけで、庭では他の進化も起きてるのかもしれないなあ。