子どもと文化の森

特定非営利活動法人<子どもと文化の森>が行っている
様々な活動現場から、生き生きとみんなの声を発信します!

大口中学で「生命の授業」

2012年11月28日 | そのほか
大口町内の4つの団体で子育て団体連絡協議会として共に手を携え活動しています。
通称「くまさんくまさん」といいます。

子育て団体連絡協議会のメンバーと大口中学の「生命の授業」に出かけました。
この授業は大口町のまちづくり事業「中学生への出前授業~生命の誕生と抱っこ体験~」の
一環で実施したものです。

本日の講師は一宮市木曽川町 かん助産院の姜敏子先生です。
とても温かいほっこりとした姜先生のたたずまいに
誕生してくる赤ちゃんも妊婦さんも気持ちが和らぐのではと思いました。

授業での先生の言葉は、温かみのある中にも伝えるべきところはきちっと
生徒の心に届くようにとの気迫さえ感じさせるものでした。

手作りの教材を使って、母親だけでなく、その前のおばあちゃん世代、
その前の世代と繋がっているものだということ、精子と卵子が出会い受精することが
奇跡に近いことを話してもらいました。


12週、20週、28週、35週と胎児人形で胎児が卵くらいの大きさから3kgの大きさに成長していく様子


現在32週の妊婦さんの胎児の心音を聞かせてもらいました。
実際の心音に生徒たちの表情も一変したようです。
この妊婦さんの現在の心境や産まれてくる子への思いなどを聴き
生徒たちの心の中へ、静かに伝わるものがあったように思います。

誕生したばかりの赤ちゃんが初めて自発呼吸する時の疑似体験を細いストローを使って行ったり、
出産時に産道を通る赤ちゃんがとる姿勢を教えてもらって、その姿勢をとったりと中身の濃い1時間でした。

姜先生の「誕生は奇跡のようなもの、そのままのあなたでいいのよ」という先生の言葉がとても印象に残っています。
生きていることが素晴らしいと思える素敵な授業でした。
姜先生ありがとうございました。
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