「もしも昨日が選べたら」（３９）

サンダンスの彼女は、もっと美人を選んであげてぇ～～




’０６　アメリカ　１０７分
監督・・・フランク・コラチ　
出演・・・アダム・サンドラー　ケイト・ベッキンセール　クリストファー・オーケン



建築士のマイケルは、大切な家族を幸せにしたいと思うあまり、仕事に追われ家族との時間さえも持てない忙しない日々を送っていた。そんなある日、彼は人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れるのだったが・・・



終始おちゃらけた感じでいくのかと思ったら、最後のほうは泣いちゃったよ
時間を巻き戻したり早送りしたり、とっても便利なリモコン。
面倒くさい所は早送り、美人がランニング姿で走ってる所は巻き戻し、
一時停止だって出来ちゃう。

そうしてるうちに、越えてはいけない一線を越えて、取り返しのつかないことになってしまう。
自分は成功を収めているものの、奥さんには新しい夫がいるし、
自分は肥満のせいで心臓発作を起こしたりする。
一番大切なものは何か、気付いた時には時既に遅し。
勝手に早送りされ、そのたびに何年も過ぎていて、もう自分は死の淵にいる・・・

もし自分がこのリモコンを手に入れたら、ん～～、やっぱり使っちゃうだろうな
でも、反対にちょっと怖いところも・・・
だって、早送りの間、自動操作で仮の自分が何かをやってるわけでしょう？
んで、その間に親や家族がどうかなってるかもしれないし。
知らないことが起こっちゃうのはちょっと怖いよね

ラストのほうで、マイケルがお父さんの場面を何回も巻き戻しするところや、
息子に大切な事を必死で話そうとする所は、思わず涙・・・
私も、いろいろ言い訳しないで、やれるときにやらなきゃな、なんて思いました。
コメディにもかかわらず、ちょっと教訓も入ってたりする


モーティー役のマイケル・ウォーケン、この映画の中で私はどうしても
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクと重なって仕方がなかったです
なんとなく、雰囲気が似てると思いません？？
ケイトも５４歳まで演じていますが、実際彼女がその歳になったら、
もっとキレイなんじゃないかと思えました。

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