鏡を覗くのが怖くなるかも・・・?
同僚を誤って射殺してしまい停職処分になった元警官のベンは、荒廃したデパートの夜警の仕事に就くが、そこの“鏡”に触れたことから、絶望的な恐怖を経験する。鏡に浮かぶ謎のメッセージ、不可解な連続死、そして家族を脅かす死の恐怖・・・。“鏡”にまつわる過去の怪事件を探るうち、一人の少女の存在が浮かび上がる・・・。
’08 アメリカ・ルーマニア 111分
監督・・・アレクサンドル・アジャ
出演・・・キーファー・サザーランド / ポーラ・パットン / エイミー・スマート / キャメロン・ボイス / エリカ・グラック / メアリー・ベス・ベイル
キーファーがこの作品への出演を熱望したんだとか。
オリジナルは日本未公開の韓国映画で、監督は「ハイテンション」のアレクサンドル・アジャ。
どれくらいショッキング映像があるのかしら?と思って見ましたが・・・
冒頭から鏡の破片で首を斬り裂くシーンから始まり、この後どこまでスゴイのが出て来るかと思ったけど、それほどではなかったです。
でもところどころ、鏡の中に幽霊の様なものが突然出てきたり、驚かされる場面はありました。
キーファーの役どころは同僚を射殺してしまった為に停職中の警官ベン。(やっぱ警官だわな)
アル中からも立ち直り、妻子とやり直すために仕事を探していて、見つけたのが5年前に大火災にあったデパートの夜警。
昼間の警備員から「鏡を覗きこまない様に」と注意されていたにも係わらず、
鏡に映った手形に自分の手を合わせちゃう・・・!
すると、火災で焼け死んだ人やさらには自分が火事の炎に包まれている様子などが見えるようになってくる。
周りの人間に訴えても誰も信じては貰えず孤立していくベン。
やがて鏡はベンの家族へも危害を加えるようになっていく・・・
必死に家族を守ろうとするさまは、どうしてもジャック・バウワーのそれと重なってしまう~
これはもう、キーファーの作品を見るたびに必ずかんじてしまうことなんだけどぉー・・・
だからなのか、最後には絶対に生き残ってる、みたいな確信もあったりして・・・
でも自分の家族を守る為に他人を犠牲にするのもなぁ。
ストーリーはそんなに変ったものではありませんでした。
鏡の正体も想像できるようなものだったし・・・。
でも、このラストは好き。
この手の映画のお約束通り、ただじゃ終わらないだろうとは思ったけれど、こうなるとはね~。
ちょっと予想外でした。
冒頭の首を切るシーンと顎を引き裂いて死んでしまうシーン以外はそれほどエグくはないので、
苦手な人でも大丈夫かな・・・・?
いや、無理かも・・・
【 個人的評価 】 70点
鏡を見るのが恐くなるかな?と思ったけど、家に帰ったら忘れてた・・・
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