★今週のワンピース（40号 / 第512話 ゾロ、音沙汰なし）

さて、ゾロが黄猿に殺されかけた瞬間、助けに入ったのはレイリーでした！
今週は麦わら海賊団、絶体絶命の大ピンチですっっ!!


　あんたがこの島にいることは度々耳にしてたけどねえ、本当だったんだね～～
　こんあヒヨッ子達のカタを持つなんて、腐っても海賊ってわけなのかい・・・！レイリーさん。

　キミ達が手配書を破棄してくれるのなら、私ものびやかに隠居できるんだがな。

　海賊の罪は消えんでしょう・・・！ましてやロジャー海賊団。
　ただあんたを捕えるとなると・・・こちらとしても・・・色んな覚悟を決めにゃあいかんので・・・

ゾロは目を開けてはいますが、今だに動けず・・・！

　ウソップ　「（涙ちょちょ切れながら）よ・・・よかった、ゾロ・・・！やっぱすげェんだ、このおっさん！」
　ブルック　「突いても突いてもすり抜ける体を・・・今・・・止めましたね・・・何で!?」
　ルフィ　「ハァ・・・ハァ・・・」
　
　彼らを見逃すわけにはいかんかねェ・・・黄猿君・・・。

　勘弁して下さいよ・・・このコらをとっ捕まえねェと・・・
　我々「海軍本部」はマリージョアの“天竜人”達に顔が立たんのですよ。
　邪魔ァせんでくれませんか・・・!!

するとここでルフィが船長として決断します。

　ウソップ、ブルック!!　ゾロを連れて逃げろ～～～!!

ウソップはゾロを抱え、ブルックはゾロの刀を持って逃げだします。

　全員逃げることだけ考えろ!!!
　今のおれ達じゃあ、こいつらには勝てねェ!!!　　　ドドン!!

　潔し・・・!!　腹が立つねェ～～

するとフランキーが、

　ハァ・・・全コーラ使い果たすぞ・・・!!　こいつが最後の攻撃!!
　“風来砲（クー・ド・ヴァン）”!!

それはＰＸ－１の腹に命中！ＰＸ－１は後ろへ吹っ飛ばされました！

　ちったァ効いたか、バカ野郎め!!!　走れ!!

フランキー、ナミ、サンジの3人は走り出します！ロビンとチョッパーの後を追ってルフィも逃げだします！

　おっさん、ありがとう!!

　うむ!!　無事を祈る!!

　“八咫鏡（やたのかがみ）”

黄猿は今度はマングローブを鏡替わりに使ってビームを放ちます！それはゾロ達の方へ！
ブルックは、何かして来るのでは!?　と戦々恐々・・・！黄猿自身はは光となって分解され・・・
・・・とそれを止めたのもまたもやレイリーでした！剣を抜いています！

　・・・おっとっと・・・!!

　キミは行かせん・・・!!　剣など久しぶりだ。

　“天叢雲剣（あまのむらくも）”!!

黄猿は光で剣を作りだしました。そしてレイリーと剣を交えます！

　ギィン!!

　フー・・・困ったねェ～～軽い気持ちでこの島に来たのにねェ・・・

黄猿の頬には血が一筋・・・

　戸惑いこそが人生だよ、黄猿君・・・!!

また、おっさんに救われた・・・！　とゾロを背負ってウソップとブルックは逃げだします。
ギギィン！と刀を交える2人を遠目で見ていた戦桃丸は、

　・・・どうやら本物の“冥王”らしいな。オジキが止められるトコなんて初めて見たぜ!!
　―だが、億越えの“ロロノア”を今一歩で・・・
　「ＰＸ－１」!!　ロロノアが虫の息だ!!　そっちから行け!!

指令を受けたＰＸ－１はゾロを目で捕えると、それを機械の目で分析、
すると今までサンジ達に向かっていたのが、クルッとウソップ達の方へ向き直りました。それを見たサンジ、

　しまった!!　ウソップ達が狙われた!!
　フランキー!!　ナミさんを頼む!!　先に行ってくれ!!

　サンジ君!?

　気ィつけろよ!!　こっちは大丈夫だ!!

サンジは反対方向へ走りだします。ＰＸ－１に狙われ担がれていたウソップにゾロは、

　降ろせ・・・!!

　は？

　・・・お前らを逃がす・・・

　バカ言うな!!　今のお前なんかおれより役に立たねェよ!!　一緒に逃げるんだ!!
　ルフィがそう判断したんだ!!

そこへグォ!!　っとくまがすぐ後ろに迫ってきました！

　ギャー、来たァ!!　

ブルックはくまとウソップ達の間に立ちはだかると、

　・・・どうぞ、お先にっ!!

　ブルック、よせ!!　そいつの強さは十分知ってんだろ!?

　男にはやらねばならないと気があるっ!!

・・・ですがビームであっという間に撃沈・・・！

　オゲ～～、骨折り損でした!!

そしてくまはウソップとゾロに迫ります。その時・・・！

　止まれェ!!!　クソ野郎がァ!!!　　ドカァン!!

サンジがくまの背中に強烈な蹴りを入れます！倒れるくま・・・！ですがサンジも・・・

　ウァ・・・！ダメだ、これ以上はおれの足がイカレちまう!!

と倒れてしまいます。そこへムクッと起き上がるくま・・・！掌のビームはサンジを狙います！

　逃げろ、サンジ、狙ってるぞ!!

立ち止まって声をかけるウソップにサンジは、

　バカ!!　さっさと行け!!

ピカッ!!　と光ったと思ったら、ズム・・・!!　ものすごい光です！
一方、ルフィは戦桃丸に追われています。
黄猿は、わっしの部下達も十分協力でしょうが・・・!!　とまだレイリーと剣を交えています。
サンジはどうにか直撃は避けられたようですね。
ゾロを担いでいたウソップ、

　ゼェ・・・ゼェ・・・悪ィ、落とした、ゾロ、大丈夫か!?　

ゾロは動きません・・・。
それを見たルフィ、やべェな、あっち・・・！と気にかけていると・・・

　仲間に気を使う余裕なんてねェ筈だぜ!!

ルフィの真後ろについた戦桃丸は、ぎゅん！と手のひらを突き出し・・・

　鉞（まさかり）の出番もねェ・・・　“足空独行（アシガラドッコイ）”!!

ルフィは吹き飛ばされ、ドサッと倒れたまま起き上がってきません！それを見たチョッパー、

　ルフィ!!　・・・何であいつの打撃、ゴムのルフィに効くんだ!!?　くそォーっ!!

サンジー!!　という声の方をチョッパーが見ると、そこにはＰＸ－１のビームをもろに食らうサンジがっ・・・！
次にはウソップの右肩にもビームが命中！

　くそォ!!　・・・みんなやられる・・・!!

と駆け出すチョッパーにロビンは、だめよ、チョッパー!!　と止めますが聞き入れません。

　やめろよ、お前ら～～～!!

とランブルボールを口にします。現れたのは・・・

　ブオオオオオ!!!

そうです・・・ＣＰ９との戦いの中で３つ目のランブルを口にしたために変身してしまったあの姿のチョッパーです・・・

　ナミ　「チョッパー・・・!!」
　フランキー　「あの時の・・・!!」
　戦桃丸　「何だ!?　こりゃあ！」
　ロビン　「・・・ハァ・・・話には聞いてたけど・・・」

チョッパーはまた何をやってるかわからないらしく、やたらめったら破壊します。

　ルフィ!!　危ない!!

ロビンはルフィを抱えて救出！チョッパーの姿を見たウソップ、

　・・・ハァ・・・チョッパーのやつ・・・！またアレを・・・！
　サンジ!!　ブルック!!　立て!!　・・・ハァ・・・ここを離れるんだ早く!!・・・またビームが来るぞ!!

と２人を起こそうとします。すぐそばに迫るＰＸ－１・・・！
すると・・・

　待て・・・「ＰＸ－１」!!

その声のする方にウソップが振り向くと、そこに立っていたのはまた違うくま!!

　え～～～!!?　また出たァ～～～～っ!!

ウソップ、腰抜かしちゃいます。ブルックもギャアアアと叫ぶばかり！

　どうなってんだよ!!　もうイヤだ～～～！何人いるんだよ、一体コイツら!!

すると倒れていたゾロがその気配を感じてフラフラと立ち上がります・・・

　コイツ・・・本物だ・・・

ゾクッとしながらそれを感じるゾロ・・・

　生きていたのか、ロロノア。

　お前の・・・慈悲のお陰でな・・・

ウソップは、喋ってる場合じゃない、と先を急がせようとしますが、

　旅行するならどこへ行きたい・・・？

その瞬間、ゾロの姿が消えてしまいました・・・!!
それを見たルフィも狐につままれたよう・・・！
一番そばにいたウソップも周りをキョロキョロ見回し、

　・・・？あれ??　ゾロ!!?　・・・??　ゾロ!!?





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　To be continued・・・


ひっ・・・ひえぇぇ～～～～
ゾロが消えちゃったよぉ～～～！一体どこへっ！？
でも本物のくまは根っからの悪い奴でもなさそうな気がするから、きっとゾロを助けてくれたんじゃないかと、
秘かに期待しております・・・
くまはルフィ達をこの窮地から救ってくれるんでしょうか・・・
もうそれ以外に助かる方法はないような気さえしてきちゃうわ・・・みんな強すぎっ・・・！

黄猿とレイリーの一騎打ちももう少し見てみた気もしますね。
でもレイリーが自由にならない限りは、船のコーティング作業は進まないわけだしぃ・・・
黄猿のセリフじゃないけれど、ちょっとのつもりで見ていたシャボンディ諸島ですが、
だんだん大変なことになってきちゃいましたっ・・・
こりゃ魚人島へ行けるのは来年か・・・？




　　　　　今週の尾田っちの巻末の一言

　　　　　　　　ポーニョポーニョポニョ魚の子～青い海かーらやーてきた～♪
　　　　　　　　ポーニョポ－ニ・・・


　　　　　　わかるよぉ・・・誰もが耳について離れないよねぇ・・・