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北西の風 気ままな野鳥詩

行く先々で出会った野鳥を中心に自然の画像や映画鑑賞の感想などアップします

  Jazzを聞く  Vocal編

2021-10-13 09:05:07 | 音楽

 雨なので家でじっくりとジャズを聞く事とした。いつもはピアノ・

トリオを中心に聞いているのだが今日はヴォーカルです。

 ジャズ・ヴォーカルのCDは90枚程しかありません、女性物が多

くお気に入りはクリス・コナーとエラ・フィッツジェラルドです。

男性ではメル・トーメです。それぞれが魅力的で静かにその声に浸り

時には至福の時間となります。

CDを買う前にユーチューブを開きチェックしてから購入するのが良

いかと思います。

 

女性のブォーカルです。

「 THIS IS CHRIS」録音1955年4月。

Vo:クリス・コナー.P:ラルフ・シャロン.Bs:ミルトン・ヒントン.

Ds:オシー・ジョンソン他。

クリスは白人女性ナンバー・ワンのジャズ・ヴォーカルと言われる。黒人の

ヴォーカルは多いが白人で純粋なジャズ・シンガーは少ない。

クールでハスキーな声が良い。

 

「 LULLABY OF BIRDLAND」

録音:1953年12月&1954年8月。

Vo:クリス・コナー。

エリス・ラーキンス・トリオ。ヴァニー・バーク・トリオ。サイ・オリヴァー楽団。

一曲目のバードランドの子守歌が素晴らしい。有名な曲なので知っているでしょう。

クリスは1927年11月8日にミズリー州カンザス・シティーの生まれです。

ミズリー大学で学び、学生時代はクラリネットを吹いていた。卒業後プロのジャズ

歌手となる。

ジャズ・ボーカルと言えば、エラ・サラ・マクレエとなります。女性のジャズ・

ヴォーカルを聞くのであればこの三人から聞くのが良いでしょう。

「 MONTREUX ’77」録音:1977年7月14日

Vo:エラ・フィッツジェラルド。P:トミー・フラナガン。

Bs:ケッター・ビーイツ。Ds:ボビー・ドーハム。

エラの音程は正確無比でスキャットを楽にこなし、可愛いさもあります。美声と

上品な歌い方です。晩年は糖尿病の悪化から目を悪くし、両足を切断し気の毒で

した。トミー・フラナガンのピアノが良い。

 

「 AT MISTER KELLY’S」録音:1957年8月。

Vo:サラ・ヴォーン。P:ジミー・ジョーンズ。Bs:リチャード・ディビス。

Ds:ロイ・ヘィンズ。

サラは1924年3月27日ニュージャージーに生まれ子供の頃から教会で歌う。

12歳でオルガン奏者になり、18歳の時にハーレムのアポロ劇場でコンテスト

の優勝をする。1990年に皮膚ガンで亡くなっている。

「 AFTER GLOW 」録音:1957年3月&4月。

Vo:カーメン・マクレエ。P:レイ・ブライアント。Bs:アイク・アイザックス。

Ds:スペックス・ライト。

デビュー吹き込みは30歳を過ぎてからで、遅かったのはピアニストとして先に認め

られたからという事です。このアルバムで4曲は彼女がピアノを弾いている。

 

「 LADY IN SATIN 」録音:1958年2月。

Vo:ビリー・ホリディ。P:マル・ウォルドロン。BS:ミルトン・ヒントン。他。

ビリー・ホリデイの名を知らない人はいないだろう、映画化もされた。彼女の経歴を

見るとなんと過酷で凄まじい人生を送っているのでしょう。

このアルバムは彼女が亡くなる一年前のものです、しわがれた声で切々と歌うそれは

胸に迫ってきます。

1959年7月17日に44歳の若さで亡くなっている。

「 DAY BY NIGHT 」録音:1957年1月~11月。

演奏データなし。

Vo:ドリス・ディ。

1924年4月3日オハイオ州シンシナティの生まれ。ダンサーを目指していたが

13歳の時に事故で脚を骨折、16歳の時に歌手に転向。4度の結婚をしている。

映画の出演も多い、ヒッチコックの「知りすぎていた男」や他を観ています。

ドリスはポピュラー歌手だがジャズッっぽく歌った時は最高です。

 

「 WHEN I LOOK IN YOUR EYES」録音:データなし。

Vo:ダイアナ・クラール。G:ラッセル・マローン。Ds:dジェフ・ハミルトン。

Bs:ジョン・クレイトン。

カナダのブリティッシュ・コロンビアの生まれ。スタートはピアニストです。

甘い声でありピアノの弾き語りは素晴らしい、聞き入ってしまう。

男性のブォーカルです。

「 AT THE CRESCENDO 」録音1957年2月22日。

Vo:メル・トーメ。P:マーティ・ペイチ。Tp:ドン・ファガーキスト。

Bs:マックス・ベネット。Ds:メル・ルイス。Vib:ラリー・バンカー。

白人のジャズ・シンガーとして最高の存在です。1925年9月13日シカゴ生まれ。

1995年6月5日逝去。

ドラマー、役者、作曲家、作詞家、アレンジャー、プロデューサー、ライターと多才。

 

「 SWINGS SHUBERT ALLEY 」録音:19694年1月&2月。

Vo:メル・トーメ。P:マーティ・ペイチ。Tp:スチュー・ウイリアムソン。

Tb:フランク・ロソリーノ。As:アートメペッパー。Ds:メル・ルイス他。

ビッグ・バンドをバッグに軽快でノリの良いサウンドは聞き答えがある。

「 NOTHING BUT THE BEST 」録音:データなし。

Vo:フランク・シナトラ。他データなし。

フランク・シナトラを知らない人はこの世にいないだろう、それほど有名な歌手だ。

1998年5月15日に亡くなる。女性との関係が多くあったと知る。

このアルバムは自身が設立したリプリーズ・レーベルに残した多くの中からセレクト

された没後10年の記念のものです。

 

「 CALL ME IRRESPONSIBLE」録音:データなし。

Vo:マイケル・ブーブレ。

1975年9月9日カナダ、ブリティシュコロンビア州バーナビー生まれ。

「 THE FOUR FRESHEMEN 」録音1989年9月。

Vo:フォー・フレッシュマン。

男性4人のコーラス・グループです。モダンで技巧的なハーモニーで全員が楽器を

演奏出来ます。お勧めのグループです。

 

「 MECCA FOR MODERNS 」録音:データなし。

Vo:マンハッタン・トランスファー。

男女2人のグループです。リーダーのティム・ハウザーはニューヨークのタクシー

運転手だった。マンハッタンで人を運ぶところからグループ名を付けたとなる。

9曲目のバークリー・スクウェアのナイチンゲールは聞き答えがある。

最後は日本人のジャズ・ボーカルです。多くいますが綾戸智絵とします。

「 YOUR SONG 」録音:1998年9月30日&10年1日。

Vo&P:綾戸智絵。P:益田幹夫。Bs:岡田 勉。Ds:日野元彦・えとう良人。

少しクセのある歌い方です、好みが別れるかも知れません。彼女のトークが面白く歌

も良いですが話しを聞きたいものです。ライブへ行きたいですね。

 

「 BEAUTIFUL WORLD / KISS & CRY」

録音:2007年1月。

Vo:宇多田 ヒカル。

劇場で「エヴァンゲリオン」を観終り次回の予告編が流れた、女性がジャズ・ナンバー

の「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」を歌っていた。初めは誰だか分かりませんで

した、暫くし宇多田ヒカルと分かった。即アルバムを購入した、ほんとに素晴らしいの

だ。是非ジャズ・アルバムを制作して欲しいと思います。


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 Jazzを聞く  Sax vol-2

2021-09-16 08:39:25 | 音楽

 昨日は昼からブログを書き始めた、20時でも終わらない。聞き

ながらライナー・ノーツやジャズ本を読みながらで時間が掛かった。

結局終わらず今日は残りの紹介でSax編の続きです。

1950年代~1960年代がモダン・ジャズの華やかな時代でした。星の様に多くの

ビッグ・スターがいました。しかし今はこの世にいません、ジャズは死んだと云う人も

います。が・・・そんな事を言わずジャズを愛し聞いて頂きたい。

 

「Cannonball Adderley Quintet In Chicago」

録音:1959年2月3日

演奏:キャノンボール・アダレイ(as)・ジョン・コルトレーン(ts)・ウイントン・

   ケリー(p)・ポール・チェンバース(b)・ジミー・コブ(ds)

アダレイの圧倒的なパワー、太くて明るい音質。現れた時はチャーリー・パーカーの再来

と言われたそうだ。コルトレーンとの2ホーンも堪らない。

これこそがジャズだと云うアルバムの一枚です、是非買うべし。

「Look Out」

録音:1960年6月18日

演奏:スタンリー・タレンタイン(ts)・ホレス・パーラン(p)・ジョージ・タッカー

   (b)・アル・ヘアウッド(ds)

軽快なスイング感です、聞いていて心地よい。ジャズの世界では「Look Out」は

警告の言葉とある。

 

「Out There」

録音:1960年8月15日

演奏:エリック・ドルフィー(as・fl・cl・bcl)・ロン・カーター(cello)

   ジョージ・デュヴィヴィエ(b)・ロイ・ヘインズ(ds)

ドルフィーを始めて聞いた時は衝撃でした、アルト・サックス、バス・クラリネット、

フルートを自在に超絶技巧で操り低音から高音の複雑な音色で吹きまくります。

「Workout」

録音:1961年3月26日

演奏:ハンク・モブレー(ts)・グラント・グリーン(g)・ウイントン・ケリー(p)

   ポール・チェンバース(b)・フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)

ts→g→p→dsと演奏が繰り返す、ハンクの演奏がじっくり聞けない。dsが出過ぎ

と思うのだが・・・。

 

「Doin’ Allright」

録音:1961年5月6日

演奏:デクスター・ゴードン(ts)・フレディー・ハバート(tp)・ホレス・パーラン

   (p)・ジョージ・タッカー(b)・アル・ヘルウッド(ds)

デクスターはバップ時代に名を挙げ、その後も活躍。ロリンズが現れるまでもっとも傑出

したモダン・テナーとある。1986年仏映画「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」で

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。記憶にないですね。

「Take Ten」

録音:1963年6月5日・10日・12日・14日・25日

演奏:ポール・デスモンド(ts)・ジム・ホール(g)ジーン・チェリコ/ユージン・

   ライト/ジョージ・デュヴィヴィエ(b)・コニー・ケイ(ds)

耳障りのない軽いトーン、飄々としていてデスモンド調となる音だ。長くディヴ・ブルー

ベック・クァルテットにいたが、リーダー・アルバムも多数ある。

 

「Night Light」

録音:1963年9月&1965年

演奏:ジェリー・マリガン(bs・cl)・アート・ファーマー(tp・fl)・

   ボブ・ブルックマイヤー(tp)・ジム・ホール(g)・ビル・クロウ(b)・

   デイブ・ベイリー(ds)他

バリトン・サックスと云う地味な楽器をアドリブ・ソロとして通用することを示し、

重い楽器を軽々と吹く。アルトやテナーの様に表情豊かに繊細な表現をする。

「This Is Criss !」

録音:1966年10月21日

演奏:ソニー・クリス(as)・ウォルター・ディビス(p)・ポール・チェンバース

   (b)・アラン・ドウソン(ds)

ソニー・スティットと共にパーカー派で、明るく爽やかな演奏。1977年11月19日

LAの自宅で拳銃にて自殺し他界。 

 

「Live At Bird’s Eye」

録音:2002年3月22日

演奏:エリック・アレキサンダー(ts)・ステューイ・フォン・ワッテンウィル(p)

   ダニエル・シュラッピ(b)・ペーター・ホリスベルガー(ds)

アップ・テンポからスローまで幅広く激しく優しくサックスを吹き切ります。この

アルバムも夜部屋を暗くしロックを飲みながら聞いて頂きたい。サイコーです。

「Gentle Ballds V」

録音:2011年3月29日

演奏:エリック・アレキサンダー(ts)・ジョージ・ケイブルス(p)・

   ナット・リーブス(b)・ジョー・ワンズワース(ds)

バラードの魅力を思う存分味わえるアルバムです。情緒豊かに歌い上げています。

シリーズ化していてこのアルバムは5枚目となります。

 

「My DearLife 50th Anniversary Collection」

録音、演奏の詳細はなし。

やっと日本人のサックス・プレイヤーです。日本のサックスと云えば渡辺貞夫となり

ます。20代の時に、FM放送の「渡辺貞夫マイディア・ライフ」を良く聞いてまし

た。その記念アルバム。

「Balladist」

録音:2014年2月29日・30日

演奏:纐纈歩美(Ayumi Koketu)

女性サックス・プレイヤー、お勧めのプレイヤーでアルバムです。

2015年に川村美術館でライブ演奏があり行きました、生は良いですね。

サインを直接頂いた。

このブログを書くのに6時間掛かりました。皆さま、ジャズを聞いて下さい。


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 Jazzを聞く

2021-09-15 14:19:25 | 音楽

 ジャズ・ファンと云うと極一部の高齢でクセのある親父と思われ

そうだ。TVでの音楽番組は少なくましてジャズの放送はありませ

ん、聞く機会がないのでより限られた人の音楽になるのだろうか。

今日はサックス(Sax)編とします。

 そもそもジャズって何・・・。ジャズ本によると、スゥィング・

ビートに乗って個性豊かな創造的なひらめきを感じさせる即興演奏

を行う音楽となります。文章にすると難しくなりますね、詳しくは

ユーチューブに幾つも説明と音楽が聴けますので見て下さい。

お気に入りのSaxのCDを紹介します。

 

「Charlie Parker ・ On dial 」

録音:1946年2月3月7月・1947年2月。

演奏:チャーリー・パーカー(as)、ディジー・ガレスピー(tp)、

   マイルス・ディヴィス(tp)、他。

1940年代は音質が悪くモノラルです、この盤も雑音があります。

ビバップとモダン・ジャズに於ける即興演奏の本質を孕んだ名演。

「Now’s The Time」

録音:1952年12月30日・1953年7月28日。

演奏:チャーリー・パーカー(as)・ハンク・ジョーンズ/アル・ヘイグ(p)

   テディー・コティック/パーシー・ヒース(bs)・マックス・ローチ(ds)

晩年のパーカーが残した最後の偉大なレコード・セッション。

パーカーは、ジャズの歴史の中でもっとも革新的なビバップの創設者の一人だ。

麻薬や飲酒等で晩年は病魔との戦いでした、1955年3月に34歳の若さで

亡くなる。ジャズ界では、大きな衝撃となった。

 

「Saxophone Colossue」

録音:1956年6月22日。

演奏:ソニー・ロリンズ(ts)・トミー・フラナガン(p)・ダグ・ワトキンス(b)

   マックス・ローチ(ds)。

もっとも有名なジャズ・アルバムと言われる。セント・トーマスはジャズを知らない方

でも聞き覚えがあるのではないか。

「A Night At The Village Vanguard」

録音:1957年11月3日。

演奏:ソニー・ロリンズ(ts)・ウイルバー・ウエア(bs)・

   エルヴィン・ジョーンズ(ds)

このアルバムで「ビレッジ・バンガード」というジャズ・クラブが有名となる。豪快

なテナーの演奏だ。

 

「Selflessness featuring  My  Favorite  Things」

録音:1963年7月7日・1965年10月14日。

演奏:ジョン・コルトレーン(ts・ss)・マッコイ・タイナー(p)・ジミー・

   ギャリスン(b)・ロイ・ヘインズ(ds)・ファラオ・サンダース(ts)

   ドナルド・ギャレット(bcl・b)

このソプラノ・サックスのマイフェバリット・ティン・グスの曲を是非聞いて欲しい、

コルトレーンが吹きまくりいわゆるゾーンへ入っているのだ。渾身のソロ、興奮します。 

「My Favorite Things」と云うアルバムもあるがこのセルフレスネス

盤がお勧め。

「Ballads」

録音:1961年12月21日・1962年9月18日&11月1日。

演奏:ジョン・コルトレーン(ts)・マッコイ・タイナー(p)・ジミー・ギャリソン

   (b)・エルビン・ジョーンズ(ds)

ジャズのバラード・アルバムは多々あるがこの盤はバラードの傑作です。

 

「Stan Getz At The shrine」

録音:1954年11月8日・9日。

演奏:スタン・ゲッツ(ts)・ボブ・ブルックマイヤー(tb)・ビル・アンソニー

   (b)・ジョン・ウイリアムス(p)・アート・マディガン(ds)

白人のテナー・サックスらしいソフィスティ・ケイテッドでクールな演奏だ。

「4,5&6」

録音:1956年7月13日・20日。

演奏:ジャッキー・マクリーン(as)・ドナルド・バード(tp)・マル・ウォルドロン

   (p)・ダグ・ワトキンス(b)・アート・テイラー(ds)

マクリーンの演奏は良く歌うとある、重くなく軽快で耳あたりが良い。

 

「Modern Art」

録音:1956年12月28日・1957年1月14日。

演奏:アート・ペッパー(as)・ラス・フリーマン(p)・ベン・タッカー(b)

   チャック・フローレンス(ds)

ペッパーの演奏は独特な軽さを感じます、明快で充実している。麻薬常習の罪で逮捕

され、2度の刑務所生活を送っている。15年近く第一線から離れていたが1970

年代に復帰、復帰後も活躍は続いた。

「Pepar Adams Quintett」

録音:1957年7月。

演奏:ペッパー・アダムス(Bs)・スチュー・ウィリアムソン(tp)・カール・

   パーキンス(p)・リロイ・ビィネガー(b)・メル・ルイス(ds)

バリトン・サックスの低音の響きが堪らない、低音から高音域の幅が魅力的だ。

 

「Something Else」

録音:1958年2月10日&22日・3月24日。

演奏:オーネット・コールマン(as)・ドン・チェリー(tp)・ウォルター・ノリス

   (p)・ドン・ペイン(b)・ビリー・ヒギンス(ds)

「Lighth Foot」

録音:1958年12月14日。

演奏:ルー・ドナルドソン(as)・ハーマン・フォスター(p)・ペック・モリソン

   (b)・ジミー・ウォームワース(ds)・レイ・バレット(conga)


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JAZZを聞く

2021-08-21 14:42:32 | 音楽

 コロナ禍で外出を控えてます。自粛生活となり自宅で小説や自然誌

を読んだりしていますがこのところはJAZZのCDを聞き時間を潰

してます。この記事を書く為に持っているCDを数取りしたが760

枚程でした。レコードは200枚程です。

 JAZZは兄が良く聞いていた、その影響で20代から聞いてます。

JAZZの良さは人それぞれと思うが、私はスイング感です。聞いて

いると自然に体がリズムを刻んでいます。心地よいサウンドに包まれ

ている幸福感が良いのです。

今日は持っているCDのなかでJAZZピアノのお勧めの紹介です。

 

「Put  On  A Happy  Fece」

オスカー・ピーターソン(P)・レイ・ブラウン(BS)・

エド・シグペン(DS)

聞き始めた頃の50年前程に買ったレコードです。良く聞いていた。

「The Toshiko Trio」録音:1956年

秋吉敏子(P)エド・シグペン(Ds)ポール・チェンバース(Ds)

秋吉は日本のジャズ・シーンの草分けです。1929年12月、旧満州遼陽に産まれる。

46年から九州の駐留軍クラブでジャズ演奏し始めプロ入りする。

米国に在住しアメリカ中心に活躍、ビッグバンドの演奏と指揮者をする。

「West  Side  Story」録音:1962年1月24日&25日

オスカー・ピーターソン(P)レイ・ブラウン(Bs)エド・シグペン(Ds)

「ウエストサイド物語」はミュージカルの最高峰です。このアルバムも最高です。

「Waitz  For  Debby」録音:1961年6月25日

ビル・エバンス(P)スコット・ラファロ(Bs)ポール・モチアン(Ds)

どんなジャズ本にも紹介される名盤。マイフーリッシュ・ハートはシビレます。

「Love For Sale」録音:1959年4月15日

セシル・テイラー(P)テッド・カーソン(Tp)ビル・バロン(Ts)

バル・ネイリンガー(Bs)デニス・クラレス(Ds)

前衛的な演奏で好みが分かれるようだ。

「DUke Ellington & Jon Coltrane 」

録音:1962年9月26日

デューク・エリントン(P)ジョン・コルトレーン(Ts・As)

ジミー・ギャリソン(Bs)アーロン・ベル(Bs)エルビン・ジョーンズ(Ds)

サム・ウッドヤード(Ds)

エリントンとコルトレーンの共演。2大巨人であるがしっくりとした演奏だ。

「Shelly Manne  &  His Friends/My Fair Lady」

録音:1956年8月17日

シェリー・マン(Ds)アンドレ・プレビン(P)ルロイ・ビネガー(Bs)

シェリー・マンはドラムスだが軽快さが良い。

「The Quest」録音:1961年6月27日

マル・ウォルドロン(P)エリック・ドルフィー(As・Cl)ロン・カーター(Ce)

ブッカー・アーウィン(Ts)ジョー・ベンジャミン(BS)・

チャーリー・パーシップ(Ds)

マル・ウォルドロンと言えば「レフト・アローン」だが持ってません。

ドルフイーの演奏はいつも驚かされる。

「Again」録音:1998年10月14日&15日

エディー・ヒギンス(P)レイ・ドラモンド(Bs)ベン・ライリー(Ds)

軽快な演奏だ、ウイスキーを片手に夜の暗くした部屋で聞いて下さい。

「Thelonius Monk Trio」

録音:1952年10月15日&12月18日&1954年9月22日

セロニアス・モンク(P)ゲイリー・マップ(Bs)パーシー・ヒース(Bs)

アート・ブレイキー(Ds)マックス・ローチ(Ds)

この頃のピアノの音質は今と違い耳あたりが良くない。モンクの独特なタッチが良い。

「Tommy Flanagan Over」録音:1957年8月15日

トミー・フラナガン(P)ウィルバー・リトル(Bs)エルビィン・ジョーンズ(Ds)

エルビィンの軽快なブラッシュワークが良い。

「Sonny Clark Trio」録音:1957年9月13日

ソニー・クラーク(P)ポール・チェンバース(Bs)フィリー・ジョー・ジョンズ(Ds)

旋律をひた向きに弾きまくる演奏がたまらない。

「The Scene Changes」録音:1958年12月29日

バド・パウエル(P)ポール・チェンバース(Bs)アート・テイラー(Ds)

バド・パウエルはモダン・ジャズ・ピアノのスタイルを確立した巨匠。多くのジャズ

ピアニストに影響を与えました。1曲目の「クレオパトラの夢」は耳に残ります。

「The Koln Concert」録音:1975年12月4日

キース・ジャレット(P)

ソロの演奏です。衝撃な演奏です、心にグサリと刺さります。完全な即興の演奏です、

会場の椅子に座り無になりその場で自由に弾きます、こんな演奏何処にもない。

これだけは是非聞いて聞いて頂きたい。一番好きなピアニストです。

「Standards Vol.1」録音:1983年1月

キース・ジャレット(P)ゲイリー・ピーコック(Bs)ジャック・ディジョネット(Ds)

キースは唸りながら演奏します、そこがまた良い。ピアノトリオのお勧めの一枚です。

「Speak Like A Child」録音:1968年3月6日&9日

ハービー・ハンコック(P)ロン・カーター(Bs)キッキー・ロッカー(Ds)

サド・ジョーンズ(Flt)ジェリー・ドジオン(Afi)

ピーター・フィリップス(Btb)

六重奏の演奏、カラフルで幅のあるハーモニの演奏。スイング感が心地よい。

「Portraits」チック・コリア(P)

ピアノソロの演奏。曲の合間にチックのしゃべりが入る、客の笑い声がするので楽

しい場なのだろう。英語が判らないのでその楽しさが伝わらない。

「Swingin’ Softly」録音:2003年6月

ヨス・バン・ビースト(P)エバート・J・ウッド(Bs)ロルフ・バーマー(Ds)

今一番お気に入りのアルバムです。心地よいサウンドにうっとりします。

「Begin The Begin」録音:2005年8月23日&24日

ビル・チャーラップ(P)ジェイ・レオンハート(Bs)ビル・スチュワート(Ds)

ニューヨーク・トリオこのトリオも良いです。

「Cedar Walton Trio」録音:1998年9月29日&30日

シダー・ウォルトン(P)アンディー・シンプキンス(Bs)ビリー・ヒギンス(Ds)

「Best Of Chopin」

マーク・ヴァン・ローン(P)フランス・フォーヴァン(Bs)ロイ・ダッカス(Ds)

クラシックをジャズ・アレンジし演奏してます。ヨーロピアン・ジャズ・トリオも最高

で良く聞いています。シダー・ウォルトンのトリオも素晴らしい。

最後です。

「Falling in Love Again」録音:2007年4月23日&26日

小曽根 真(P)

日本を代表するピアニストです。この先も小曽根を追い続けたい。

「Place To Be」録音:2009年5月20日&21日

上原ひろみ(p)

エッ・・・オリンピックの開会式で演奏しました。判りましたか・・・。

彼女の演奏はピアノの端から端までを弾きその可能性を引き出します。

優しく時には激しく打楽器のような演奏は衝撃です。


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