北西の風 気ままな野鳥詩

行く先々で出会った野鳥を中心に自然の画像や映画鑑賞の感想などアップします

 映画「メイ・ディセンバー ゆれる真実」を観る

2024-07-16 19:16:29 | 映画

 映画「メイ・ディセンバー ゆれる真実」を観ました。オスカー女優のナタリー・ポートマンとジュリアン・

ムーアのビッグスター共演の作品です、とても魅力的な二人であり観る事にしました。

 タイトルのメイ・ディセンバーは英語では歳の差のあるカップルを揶揄する表現で慣用句との事です。そして

アメリカ人なら誰でも知っている事件との事です。1996年に実際にあった「メイ・ディセンバー事件」で、

当時36歳のグレイシーはアルバイト先で出会った13歳の少年と情事におよび児童レイプの罪で実刑となる、

少年の子供を獄中で出産し刑期を終え二人は結婚したという衝撃の事件です。

 女優のエリザベス(ナタリー・ポートマン)は次回作であるこの事件の役作りのためグレイシー(ジュリアン

・ムーア)の家を訪れる、グレイシーや子供達に取材をする。グレイシー本人や家族と深い関係となる、映画は

この事件を背景にエリザベスとグレイシーとこの家族それぞれの人間性を見つめストーリーは展開します。

観ていて共感は出来ず内容も理解が出来ません、まったくの別世界でありアメリカという国で生活をしていない

のでより距離間があり判らない事だらけでした。音楽も音が大きくストーリーに反しています、音楽は映像に寄

り添うとなるのですが・・・。蝶々が何回もカットインしたりラストには私が大嫌いなヘビをエリザベスが持っ

ていました、とても見ていられませんヘビの登場だけはやめて欲しいです。購入したパンフレットを読むとそれ

ぞれの意味が書いてありますが、今回はパンフレットを読まないとこの映画の理解は難しいと思いました。

 

「メイ・ディセンバー」のパンフレットとチラシ。

映画「レオン」のパンフレット。素晴らしい作品でした。

公開1981年。監督リュック・ベンソン、出演ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン。

ナタリーはこの作品でデビューし2,000人の候補からマチルダ役に選ばれた、12歳でした。

産まれは1981年6月9日なので今は43歳となります。

 

映画館の売店にあったキネマ旬報とキネマ旬報の100年の本がありました。

近くの書店で2冊共に購入しました、キネマ旬報の100年は3,300円で400頁

もあり読み応えがあります。映画ファンであれば購入すべきと思います。


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 映画「フェラーリ」を観る

2024-07-09 13:49:22 | 映画

 イタリアのエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)は妻のラウラ(ペネロペ・クロス)と共に

フェラーリ社を設立した。舞台は1957年の4ヶ月間の夫婦の生活と愛人のリナと息子ピエロの人間

模様と高級車のフェラーリを中心に物語は進みます。ラウラとフェラーリの夫婦生活は破綻していてそ

のやり取りには驚きです、観ていて不快感がありました。撮影もアップが多数あり大きなスクリーンに

は観難くこれも不快感を感じました、困ったものです。

 主役はアダム・ドライバーですが始めは判りませんでした、59歳のエンツォを演じる為に、ドライ

バーは毎日2時間の以上のヘアメイクをしたそうです。グレーの髪でいつものドライバーではありませ

ん、独特な役柄を演じているので暫くは気が付かなかったとなります。

 1950年代の古い型の何とも言えない丸いスポーツカーはとても魅力的です、後半はミッレリアと

言う北イタリアの公道を1000マイルを走行するレースとなります。とても迫力があります、ラスト

には事故がありリアルなシーンがありました、実際にあったそうです。

 

「フェラーリ」のパンフレットとチラシ。

ミッレリアのレースに出たフェラーリ車、右はドライバー。


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 映画「ザ・ウオッチャーズ」を観る

2024-07-06 08:45:03 | 映画

 映画「ザ・ウオッチャーズ」を観ました。ホラー映画は好きではないのですが、あのナイト・

シャマランの実娘のイシャナ・ナイト・シャマランの脚本・監督であり観る事にしました。

購入したプログラムでは年齢が24歳か25歳とあります、作品は良く出来ていて一級であり驚

きです。スピルバーグの最初の長編映画の「激突」もこの辺りの年齢でした、とてつもない才能

と思いますこの先が楽しみな監督です。

 舞台はアイルランドの深い森です、ファースト・シーンから驚かされます。男が一人深い森の

中を逃げる、日暮れ前に森から抜け出したい様だ。謎の看板がありそして・・・。

ミナ(ダコタ・ファニング)は小鳥を届けるため指定された場所へ車で出掛けます、森の途中で

車が動かなくなり小鳥を入れたカゴを持ち歩く、途中で引帰るとするが車が見当たらない。しか

たなく先へ歩く、陽は暮れだし何かが・・・。すると鳥かごと言われる家がある、入ると3人の

男女がいた。大きなガラス窓があり外に向かい動くなとなる・・・この森は得体の知れない生き

物がいて夜出掛けると命はないのだ。物語が進むと次第にその訳が判って来るが、観ていてドキ

ッとする事が多々あります覚悟をして下さい。

 主演のダコタ・ファニングが良い、2005年作品のスピルバーグ監督「宇宙戦争」では彼女

はまだ子供でしたが。産まれは1994年2月23日で30歳との事です、なのでこの時は13

歳位となります。ダコタ・ファニングが出演しているので素晴らしさが倍増していると思います。

ラストにもエッと思わされれる展開がありますので、最後まで集中して観て下さい。

 

映画「ザ・ウオッチャーズ」のプログラムとチラシ。

映画「激突」のパンフレット、51年前に観た時の購入したパンフレットです。

制作は1971年ですが日本公開は1973年とあります、スピルバーグは25歳でした。

映画「シックス・センス」のパンフレット、1999年公開でシャマランは29歳です。


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 映画「ボーン・トゥ・フライ」を観る

2024-07-03 17:57:56 | 映画

 中国空軍の新世代のステルス戦闘機開発に挑むテスト・パイロットの物語です。主人公のパイロットである

主人公のレイ・ユー(ワン・イーボー)を中心に開発中のステルス機を実践に配備出来る様に限界を超えた飛

行をする、時には死を覚悟しなければならない。

 多くのステルス戦闘機の飛行の映像があります。迫力のあるシーンはどうやって撮影するのだろうか、CG

をどれ程使っているのでしょうか・・・。

 作品全体が嘘臭くてなりませんでした、俳優はみな美男でステルス機のテストも苦労はするが結局うまく進

みます、自分の国は素晴らしいと軍事力を誇示する様な内容です。飛行機が好きな者としてはこんな飛び方が

出来るのだろうかと疑問を感じてなりません、他の方はどう思うのでしょか。

 

「ボーン・トゥ・フライ」のパンフレット。


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 映画「朽ちないサクラ」を観る

2024-07-02 08:17:04 | 映画

 柚月裕子原作の小説で警察の内部を描いたミステリー映画です、主人公は愛知県警の広報職員である森口泉

(杉咲 花)です。女子大生がストーカー被害の末に殺害された、被害届の受理をしていたのだが慰安旅行を

していたので先延ばしにしていた、そのことを地元の新聞にスクープされてしまう。森口の親友である記者の

津村千佳(森田 想)が約束を破って記事にしたのではと疑う、暫くして津村は変死体で発見される。刑事で

はないが泉は真相を調査する、徐々に警察内部の裏側が見えて来る・・・。

 タイトルの「朽ちないサクラ」の意味が気になる、警察ではサクラは公安警察のことで国の安全保障や社会

秩序を維持することを目的とした警察組織です。観ているとその意味が判ってきます、映像でもサクラが咲い

ている象徴的なシーンが多くありました、映画は映像表現であり桜の花の撮り方が良かったです。

安田 顕や豊原功補や萩原利久の俳優陣が皆素晴らしく思いました、もちろん花さんも素晴らしい。ただ殺害

する場面や人が亡くなる場面やカルト宗教団体等のシーンでは気分が悪くなります、ドーモいけません。

ラストには上司の富樫隆幸(安田顕)の正体が暴かれる驚きの展開がありました~~~、観て欲しい作品です。

 

「朽ちないサクラ」のパンフレット。

 


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