コロナ禍で外出を控えてます。自粛生活となり自宅で小説や自然誌
を読んだりしていますがこのところはJAZZのCDを聞き時間を潰
してます。この記事を書く為に持っているCDを数取りしたが760
枚程でした。レコードは200枚程です。
JAZZは兄が良く聞いていた、その影響で20代から聞いてます。
JAZZの良さは人それぞれと思うが、私はスイング感です。聞いて
いると自然に体がリズムを刻んでいます。心地よいサウンドに包まれ
ている幸福感が良いのです。
今日は持っているCDのなかでJAZZピアノのお勧めの紹介です。
「Put On A Happy Fece」
オスカー・ピーターソン(P)・レイ・ブラウン(BS)・
エド・シグペン(DS)
聞き始めた頃の50年前程に買ったレコードです。良く聞いていた。
「The Toshiko Trio」録音:1956年
秋吉敏子(P)エド・シグペン(Ds)ポール・チェンバース(Ds)
秋吉は日本のジャズ・シーンの草分けです。1929年12月、旧満州遼陽に産まれる。
46年から九州の駐留軍クラブでジャズ演奏し始めプロ入りする。
米国に在住しアメリカ中心に活躍、ビッグバンドの演奏と指揮者をする。
「West Side Story」録音:1962年1月24日&25日
オスカー・ピーターソン(P)レイ・ブラウン(Bs)エド・シグペン(Ds)
「ウエストサイド物語」はミュージカルの最高峰です。このアルバムも最高です。
「Waitz For Debby」録音:1961年6月25日
ビル・エバンス(P)スコット・ラファロ(Bs)ポール・モチアン(Ds)
どんなジャズ本にも紹介される名盤。マイフーリッシュ・ハートはシビレます。
「Love For Sale」録音:1959年4月15日
セシル・テイラー(P)テッド・カーソン(Tp)ビル・バロン(Ts)
バル・ネイリンガー(Bs)デニス・クラレス(Ds)
前衛的な演奏で好みが分かれるようだ。
「DUke Ellington & Jon Coltrane 」
録音:1962年9月26日
デューク・エリントン(P)ジョン・コルトレーン(Ts・As)
ジミー・ギャリソン(Bs)アーロン・ベル(Bs)エルビン・ジョーンズ(Ds)
サム・ウッドヤード(Ds)
エリントンとコルトレーンの共演。2大巨人であるがしっくりとした演奏だ。
「Shelly Manne & His Friends/My Fair Lady」
録音:1956年8月17日
シェリー・マン(Ds)アンドレ・プレビン(P)ルロイ・ビネガー(Bs)
シェリー・マンはドラムスだが軽快さが良い。
「The Quest」録音:1961年6月27日
マル・ウォルドロン(P)エリック・ドルフィー(As・Cl)ロン・カーター(Ce)
ブッカー・アーウィン(Ts)ジョー・ベンジャミン(BS)・
チャーリー・パーシップ(Ds)
マル・ウォルドロンと言えば「レフト・アローン」だが持ってません。
ドルフイーの演奏はいつも驚かされる。
「Again」録音:1998年10月14日&15日
エディー・ヒギンス(P)レイ・ドラモンド(Bs)ベン・ライリー(Ds)
軽快な演奏だ、ウイスキーを片手に夜の暗くした部屋で聞いて下さい。
「Thelonius Monk Trio」
録音:1952年10月15日&12月18日&1954年9月22日
セロニアス・モンク(P)ゲイリー・マップ(Bs)パーシー・ヒース(Bs)
アート・ブレイキー(Ds)マックス・ローチ(Ds)
この頃のピアノの音質は今と違い耳あたりが良くない。モンクの独特なタッチが良い。
「Tommy Flanagan Over」録音:1957年8月15日
トミー・フラナガン(P)ウィルバー・リトル(Bs)エルビィン・ジョーンズ(Ds)
エルビィンの軽快なブラッシュワークが良い。
「Sonny Clark Trio」録音:1957年9月13日
ソニー・クラーク(P)ポール・チェンバース(Bs)フィリー・ジョー・ジョンズ(Ds)
旋律をひた向きに弾きまくる演奏がたまらない。
「The Scene Changes」録音:1958年12月29日
バド・パウエル(P)ポール・チェンバース(Bs)アート・テイラー(Ds)
バド・パウエルはモダン・ジャズ・ピアノのスタイルを確立した巨匠。多くのジャズ
ピアニストに影響を与えました。1曲目の「クレオパトラの夢」は耳に残ります。
「The Koln Concert」録音:1975年12月4日
キース・ジャレット(P)
ソロの演奏です。衝撃な演奏です、心にグサリと刺さります。完全な即興の演奏です、
会場の椅子に座り無になりその場で自由に弾きます、こんな演奏何処にもない。
これだけは是非聞いて聞いて頂きたい。一番好きなピアニストです。
「Standards Vol.1」録音:1983年1月
キース・ジャレット(P)ゲイリー・ピーコック(Bs)ジャック・ディジョネット(Ds)
キースは唸りながら演奏します、そこがまた良い。ピアノトリオのお勧めの一枚です。
「Speak Like A Child」録音:1968年3月6日&9日
ハービー・ハンコック(P)ロン・カーター(Bs)キッキー・ロッカー(Ds)
サド・ジョーンズ(Flt)ジェリー・ドジオン(Afi)
ピーター・フィリップス(Btb)
六重奏の演奏、カラフルで幅のあるハーモニの演奏。スイング感が心地よい。
「Portraits」チック・コリア(P)
ピアノソロの演奏。曲の合間にチックのしゃべりが入る、客の笑い声がするので楽
しい場なのだろう。英語が判らないのでその楽しさが伝わらない。
「Swingin’ Softly」録音:2003年6月
ヨス・バン・ビースト(P)エバート・J・ウッド(Bs)ロルフ・バーマー(Ds)
今一番お気に入りのアルバムです。心地よいサウンドにうっとりします。
「Begin The Begin」録音:2005年8月23日&24日
ビル・チャーラップ(P)ジェイ・レオンハート(Bs)ビル・スチュワート(Ds)
ニューヨーク・トリオこのトリオも良いです。
「Cedar Walton Trio」録音:1998年9月29日&30日
シダー・ウォルトン(P)アンディー・シンプキンス(Bs)ビリー・ヒギンス(Ds)
「Best Of Chopin」
マーク・ヴァン・ローン(P)フランス・フォーヴァン(Bs)ロイ・ダッカス(Ds)
クラシックをジャズ・アレンジし演奏してます。ヨーロピアン・ジャズ・トリオも最高
で良く聞いています。シダー・ウォルトンのトリオも素晴らしい。
最後です。
「Falling in Love Again」録音:2007年4月23日&26日
小曽根 真(P)
日本を代表するピアニストです。この先も小曽根を追い続けたい。
「Place To Be」録音:2009年5月20日&21日
上原ひろみ(p)
エッ・・・オリンピックの開会式で演奏しました。判りましたか・・・。
彼女の演奏はピアノの端から端までを弾きその可能性を引き出します。
優しく時には激しく打楽器のような演奏は衝撃です。