優しさ研究所

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職場への“優しさ”

2005年10月24日 | “優しさ”各論
今回は、「職場 優しさ」で検索して、出てきたブログ様にトラックバックをさせていただきました。

「たまちゃんのぶろぐ」様では、職場での体験から、働く人同士の関係について述べられています。
まったくおっしゃるとおりだと思いました。



さて、今日は昨日言ったとおり、デイリーで1日働いてきました。

すると途中で、自分の後の時間帯に入る子から電話があって、「今日休みたい」と言い出したんです。
結局、気の強くない店長はそれに押し通されてしまい、延長で働くことに。
自分が代わってあげたかったのですが、今日は人手がなくて自分もいつもよりすでに長く働いていたんですよね。
店長もただでさえシフトで自分が無理して疲れているというのに、もう見ていられませんでした・・・


たしかに個々人にはいろいろ都合があるとは思いますが、バイト・正社員に関わらず、雇ってくれている職場に迷惑をかけちゃいけないと思うんですよ。

今働かせてもらっているデイリーのバイトの高校生は、そこのところの意識が低い子が多いようで‥‥
前には、「テスト勉強のために明日から1週間休ませてほしい」と言い出す子や、「受験のために今週いっぱいでやめさせてください」と言ってきた子がいるんです。(もちろん、直接言われたのは店長ですが)

もうシフトはだいたい2週間先まで組んであるんですよね。
それで、勉強や受験っていうのは、ある程度前からわかってることじゃないですか。
後釜を募集しても、そうそうすぐに来るとは限らないわけですし、今はただでさえ人手不足でバイト募集中というのに、これでは‥‥
こういうときに一番に犠牲になるのはいつも店長です。

「バイトやめちゃえばもう自分はその職場とは関係ない」なんて思ったら大間違いですよね。
迷惑をかけてやめれば、当然その職場に顔を出しづらくなります。
今でも客としてくれて来てくれる元店員の面子を見ると、やはりそういういい加減な気持ちでやめた人はいません。


また、仕事場に対する感謝の気持ちをもっていれば、自然と仕事場の方からも優しくしてもらえるんですよね。
そのために感謝の気持ちをもとうと思うのはおかしいですが、「仕事場に尽くしても損するだけ」ではないということです。

自分は、「雇ってくれた会社に損をさせちゃいけない」と思って一生懸命仕事をします。
そうすると、店長も「いつもがんばってるから」といろいろ気を遣ってくれます。
それで、自分は「それに応えるために、もっとがんばらなくちゃ」という風に気を引き締めて仕事に取り組めるわけです。
(これをプレッシャーととる人もいるかもしれませんが、いつもがんばっていれば多少の失敗は許してもらえますよ。もちろん、ミスをする気は毛頭ありませんが)

これこそ、“優しさの互酬”だと思うんですよね。
この連鎖が、職場とそこで働く人を、両方幸せにしてくれるんじゃないでしょうか。


とにかく、バイトだからといっていつでもやめられる、という気持ちはもたない方がいいと思います。
たとえバイトであろうと、当然、雇ってくれた仕事場に対する感謝の心を忘れてはいけないのではないでしょうか。

これは他のことにも言えることで、突然の事故等がない限りは、ひとつひとつのことを責任をもってちゃんとやり遂げようということです。


関連エントリー(同じ窓で表示されます):
「互酬と応酬」
「店員について本気出して考えてみた」