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ミラン・クンデラの訃報

2023-07-19 | 欧州文学

【7月12日 AFP】(更新)チェコ出身の作家で、「存在の耐えられない軽さ(The Unbearable Lightness of Being)」などの作品で知られるミラン・クンデラ(Milan Kundera)氏が11日、死去した。94歳。出身地ブルノ(Brno)にあるミラン・クンデラ図書館(Milan Kundera Library)が発表した。

 

【備忘録】

この訃報に驚いた。久しぶりに「小説の技法 (岩波文庫)」を再読中。ブロッホとカフカが、クンデラの思考のど真ん中に居ることがわかる。

ミラン・クンデラ図書館(Milan Kundera Library)と言うのがあることを初めて知った。

 

リンク先のクンデラ図書館へ跳ぶと、この図書館に関する簡単な記事があった。

⇒ https://www.gotobrno.cz/en/place/milan-kundera-library-knihovna-milana-kundery/

 

クンデラ図書館について、その開館式に関する概要を要約すると

 

ミラン・クンデラ図書館が今年のの4月1日、作家が94年前に生まれたブルノのモラヴィア図書館の敷地内にオープンした。

 

クンデラ図書館の開館式には、チェコの文化相とモラヴィア図書館館長が出席した。彼らは図書館の立ち上げの企画・運営に尽力したクンデラの妻に深い感謝の意を表した。

 

クンデラ夫妻は1970年代からフランスに住んでおり、めったに帰国することはなかったそうだ。

 

モラヴィア図書館の1階にあり、クンデラに関する3000点以上の出版物を所蔵しているそうだ。また、2022年にフランスからチェコに移送されたクンデラの個人的なアーカイブ等も含まれている。

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