「フランス旅行記2013(4) マルセイユ(4)」からの続きです
僕らはロンシャン宮を目指した。地下鉄に乗って目的地へ急いだ。地上に上がり、とても大きな公園を横切り、、やっと辿りロンシャン宮に着いたのである。
(写真はクリックで拡大できます!(^^)!)
しかし、残念なことに、そこは工事中であった。「閉館」の張り紙が入口のドアに貼られていた。風に揺れていた。妙に悲しかった。
観光客の姿も僕ら意外にはいなかった。まあ、2月だしなぁー、悲しい気分に沈むアジア人二人。呆然としていた。
長いこと虚無感に襲われていたら、オタクみたいなフランス人が、僕らの目の前で立ち止まった。なんだ?コイツ?すると、彼は通りすがりのアフリカ人に声をかけて、写真を撮ってもらっていた。フランス野郎ではなく、どうもアメリカ人のようだ。アフリカ人とアメリカ人、そして肩を落としたアジア人夫婦、、、、奇妙な光景だった。
ロンシャン宮には、マルセイユ美術館と自然史博物館があるそうだ。見たかったなぁ。残念だった。
A08 地球の歩き方 南仏プロヴァンス 2013~2014 | |
地球の歩き方編集室 | |
ダイヤモンド社 |
「閉館?これから、どうしょうか?」周囲には見物できそうなものはなかった。ロンシャン宮界隈はとても静かな雰囲気が漂っていた。ひっそりとした住宅街。
「どうしょうか?」と思案していた僕たちの目の前をトラムが走り去って行った。結構、いい感じじゃん。そう思った。そこで、僕らは、ロンシャン宮前からカヌビエール通りの何とかという駅(名前は忘れたというか読めなかった)まで乗った。かなり快適だった。
このトラムについては、「地球の歩き方」では全く記載がない。しかし、「Eyewitness Travel France」を開くと、マルセイユはトラムが優れていると書かれている。
・・・・僕は帰国後この「Eyewitness Travel France」を購入した。事前に携帯しておけば、もっとdeepな旅を楽しめたかもしれない。情報量は「地球の・・・」と同じぐらいだ。でも、「地球の・・・」の不足分を補ってくれるから頼もしい。難は(このガイドブックが)重いこと。必要な個所はコーピーするか、iPhoneで撮るか、、、工夫すれば良いかもしれない・・・・・・
Eyewitness Travel France (Dk Eyewitness Travel Guides France) | |
John Ardagh,Tanya Colbourne,Fiona Morgan,Anna Streiffert,Celia Woolfrey | |
Dk Pub (P) (a) |
先ほど、この「Eyewitness Travel France」を読んでいたら、レンタル自転車の紹介が書いてあった。でも、全然見なかったなぁー。ひょっとして盗難が多いからだろうか、既に無くなっていたのかもしれない。
マルセイユのメインストリートは、カヌビエール通り(上記地図)。カヌビエール通り入口(旧港)に、インフォメーションセンターがある。英語でも大丈夫。丁寧に教えてくれる。
夕方、ショッピング(マルセイユ名物:石鹸)で、このカヌビエール通りを散策したが、全体的に薄暗い感じがした。アフリカ系の人が多い。夜は少し怖いかもしれない。
マルセイユはパリ、リヨンに次ぐ大都市らしいけど、このメインストリートは全く洗練されていなかった。リヨンの方がかなり洗練されていたな。誰もがそんな印象を抱くだろう。
でも、そんな漁師町マルセイユだったけれども、人々がみな陽気で健全な感じがした。もう数日、この町を散策したかった。そして、そして、翌日も、想定外のことが起こった!(・・・・続く)
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