欧州雑派

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「土曜日の日記」 no3   夢の中、そして、夢の続きは観れるのか?

2021-01-23 | ※雑記

Freedom To Glide - Enigma (Lockdown)

8時起床。2時と5時に目が覚めたので、あまり熟睡していないハズだ。

でも、極めて奇妙で面白い夢を見ていた。鮮明に覚えている。近未来的SF空間+映画マトリックス的空間での夢。リアル感がかなり強かった。

僕は国家機密を盗むスパイであった。

僕は巨大なドローンを一人で操縦していた。やたらと、警察と思われる大型ドローン機が往来している。

高層ビル群の隙間を潜りぬけ、日本橋兜町界隈へ向かっていた。

近未来の兜町界隈は高層ビルが立ち並び、富士山のような高さのビル群で溢れている。

未来の証券取引所は地上100階建ての高層ビルの最上階にある。

 

僕はその高層ビルの某棟、しかも、その地下にある金庫室のあるスペースへ向かうため、ドローンを降りた。

 

次の覚えているシーン。僕は目的のビルの地下階段を静かに降りていた。これは現在と同じ風景。

階段は大きな螺旋になっていて、かなり深いところにあるようだ。足が疲れる、目が回る。そのような感覚を僕はハッキリと覚えていた。

ぐるぐる、身体に巻きつくような長い長い螺旋階段。

僕はゆっくりと音を立てないで降りることに夢中になっていた。夢の半分は、階段を下るだけだった。音を立てないこと、そのドキドキ感だけに大きく支配されていた。

階段 の イラスト - 無料イラスト/春夏秋冬/イラストわんパグ

この状況、昔、以前、どこかで観た世界に類似しているな。確信はできないが、あの時は、ベルギーのどこかの教会だった。夢か、記憶か、定かではない。そこにも同じ螺旋階段があった。

中世的な雰囲気のある教会なのに、どうして近未来的な螺旋階段があるのだろうか?それも鮮やかなブルーだった。あれも夢だった?

 

そんな錯乱状態を引きづりながら、僕は一番下の広いフロアへ到着した。その広いスペースの真ん中に、絞首台のような小さなステージが置かれていた。

ゆっくりと僕は目的物へ進む。

 

絞首台もどきに近づくと、そこには更に短い階段があった。4つの階段だった。

その先を見上げると、白い壁に小さな金庫が押し込まれている。

ダイヤルだけが突起物として見えた。ボスが言っていた通りだ。

 

ボスの名前、、、想い出そうとしたが、、、想い出せない。

 

 

その小さな階段をあがると、目の前には、異様な光景が、、、

 

巨大なコロナ非接触型検温器(サーモマネジャー)が置いてあった。えっ、ここもコロナ禍にあるのか?誰がここに来るのか?

馬鹿な、、、、、でも、であれば検温をしなくてはならない。と、僕は素直に反応した。

 

金庫を開けるには、パスワードが必要だ。僕はそれを知っているし、顔認証も誤作動しないように、地上の支援部隊がモニタリングしてる、と安心していた。

しかし、ここで検温するなんて、間抜けだなぁ、ボスも先ほど話をした支援部隊長も検温のことは話していなかったぞ!

イラつきながら、、、やむ負えず、検温した。

 

38.5度あった。ぶひゃー、だめじゃん!と焦った。この部屋の暑さのせいだ。異常に熱のある空間のせいなのだ。

すると、そのサーモマネジャーが喋りだして、「念のため、血圧もはかります!リラックス!」

 

えっ、いつの間にか、コロナ検査は、血圧検査もしなければならないのか、、、、と思いながら、でも、あっ!血圧を身体全体から検知できるんだ!と驚いた。

そのサーモマネジャーは、ブンブン静かな回転を響かせながら、、、部屋中を真っ赤に染めた!

 

白い壁が全て赤い壁となった。

 

血圧200!血圧200! 不審者、侵入!不審者、侵入! タ・イ・ホ・セ・ヨ! タイホセヨ!と、部屋中から天井から沢山の声が叫び始めた。全てが同じ声。時間差で攻めてくる。

 

捕まるなら、金庫から機密書類を盗み読むことが先決だ!

イチカバチカの勝負に出よう!

 

と決意したその瞬間に、「コベマル(=私のこと)朝だよ!もう8時だよ!一緒にご飯、食べよう!」と、どこかで聞いたことのある懐かしい声が聞こえた。

妻の声だった。

 

しばらくの間、混乱していた。あれは、夢だったのか、、、、、いや、それとも今が夢なのか???

 

 

続きが観たいが、観れるだろうか?僕の場合、観れるのだ。実は、僕には夢の続きを観ることができる特殊な能力がある。

観たい夢の続きがあれば、就寝前に、あの夢の続きを観たい!と(観れるまで)念ずるのである。すると、あーら不思議、数日後に観てしまうのである。嘘つけ!と思われるだろうが、本当です。

 

それに気が付いたのは、10年前。

一時期、枕元に「夢日記ノート」を置いていた。目覚めた時、観た夢の記憶を再生しながら書きとどめる。しかし、目覚めた時、記憶を再生する行為は、かなり疲れるのである。直ぐに、止めてしまった。更に、その記憶を書き終えた後、読み直すと、プロットからプロットへの移行に凸凹の隙間があり、面白くないのである。

 

そこで、夢の中で、これは面白い経験だ、、と夢の中で夢を記憶しようとする僕が居るようになった。では、それは夢の中の僕が記憶に励んでいるのか、それとも起きている僕が記憶に励んでいるのか、、、考えれば考えるほど、哲学的で奇妙な心理状態に堕ちていく。今もその状態に居る。

 

フロイトによれば「夢の素材は記憶から引き出されており、その選択方法は意識的なものではなく、無意識的である。したがって一見すると乱雑な夢の内容においても無意識に基づいた統合性が備わっており、さまざまな出来事を一つの物語として連結させるものである。それにはさまざまな狙いがあるが、一般的には夢とは潜在的な願望を充足させるものである。つまり夢は無意識による自己表現であると考えることができる。」そうだ。

 

コロナ、秘密の情報、スパイ、ボスが居る、血圧が高い、記憶力、仕事に追い込まれている、ボスはイジワル、極めて高いミッション、孤独な作業、環境が高度化している、、、未達、その後の展開は不明、しかし、どう考えても逃げ切れない、、、という深層心理が漂っている。

 

夢の暗示をネットで調べてみると、

スパイになって重要な秘密を盗み出そうとする夢は、周りから認められたい気持ちが高まっています。国家機密を盗もうという夢には、仕事や芸術、学問などの分野で、社会的な評価を得たい、成功したいという意欲のあらわれです。

その意欲を持つこと自体はとても素晴らしいことですが、行動を伴わない場合は理想と現実のギャップに苦しむことに…。あらかじめ気をつけて。

なお、特定の人の秘密を探る夢は、相手の関心を得ようとする気持ちをあらわしたもの。その相手が異性なら、相手からの愛情を求めていると言えます。

スパイとして、何を探っているのかにあなたの心理があらわれていますので、よく思い出してみてくださいね。

 

と、何かのサイトに書いてあった。

 

なるほど、成功したいという意欲のあらわれなんだな。今年は仕事はテキトーする!と自己宣言しながら、潜在意識は、仕事で評価されたい、と僕は思っている訳だ。

でも、本当だろうか?夢判断など、誰かがユングかフロイトの分析をもとに勝手に断定し、狭い市場を作ってしまったのである。信憑性はないだろう。僕らは夢占いを信じ込むように洗脳されているだけだ。

 

 

僕は夢の続きを創作(妄想)することに夢中になりそうだ。夢を見る⇒現実の世界で観た夢の続きを勝手に妄想しストーリーを展開していく⇒すると次の夢は改良された世界の続きとなるハズだ・・・・⇒覚醒⇒現実・・・・これを繰り返すことで、もしかしたら、トンデモナイ小説を書けるかもしれない!

 

であれば、夢の続きを妄想し、創作に励み、夢を捏造し、その続きの夢の変転を映画のように愉しむ。だから、今夜から、続きの夢を見れるように念じることにした。うひゃひゃひゃひゃ。(^○^)

 

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