【7月12日 AFP】(更新)チェコ出身の作家で、「存在の耐えられない軽さ(The Unbearable Lightness of Being)」などの作品で知られるミラン・クンデラ(Milan Kundera)氏が11日、死去した。94歳。出身地ブルノ(Brno)にあるミラン・クンデラ図書館(Milan Kundera Library)が発表した。
【備忘録】
この訃報に驚い . . . 本文を読む
”「不滅」は優れたブックガイドでもある その1”、
”「不滅」は優れたブックガイドでもある その2”からの続きです。・・・・その3では、その1・その2で紹介した本(小説)が数冊含まれています。
不滅 (集英社文庫)
Milan Kundera,菅野 昭正
集英社
クンデラによると、 . . . 本文を読む
クンデラの「不滅」を何度も読んでいる。そして色々なことを考えてしまう。それはこの小説に沢山の思索が詰まっているからだ。「不滅」という小説、まるで宝石箱のようだ。キラキラ輝く思索で溢れている。
しかし、一方では、解決しなければならない謎(課題)が残っている。その謎の解明のために、僕はこの読書メモを書き続けていこうと思っている。
「不滅」で追及(言及)しているものは、「アンナ・カレーニナ」や「テレ . . . 本文を読む
「不滅」を読了した。
不滅 (集英社文庫)
菅野 昭正
集英社
以下、”「不滅」は優れたブックガイドでもある その1”からの続き
※ウジェーヌ・フロマンタン ⇒彼のことを今まで画家だと思っていたら小説も書いていたんだね。「ドミニック」を読んでみたい。
昔の巨匠たち―ベルギーとオランダの絵画 . . . 本文を読む
「不滅」の展開において、その螺旋階段の踊り場に該当するのが、文学(小説)、音楽、絵画(画家)についての語り(≒披露)である。特に、文学に関しては、優れた読書案内としても読める。
不滅 (集英社文庫)
菅野 昭正
集英社
ゲーテとある子供との往復書翰
この本はどこかの図書館で探すしかないだろう。でも、僕の地元の図書館には保 . . . 本文を読む
「不滅」、、、この”馬鹿げた小説”は、時間軸を弄繰(いじく)り回しているから、まるでストーリーが【螺旋的(な)発展】を繰り返していくような錯覚に僕を陥(おとしい)れる。
不滅 (集英社文庫)
菅野 昭正
集英社
【螺旋的発展】とはヘーゲルの思想だ。ヘーゲル(1770年・独:シュトゥットガルト)は 「事物の【螺旋的発展】」と . . . 本文を読む
昨夜「隠された記憶」(DVD)を観た。奇妙な作品だった。ネットで”隠された記憶・解釈”とグーグルしてみると、いろいろな感想で溢れている。中には”神の視線”と評している人もいるが、それは深読みし過ぎだろう。
そもそも、”神”の視線を人間が推測できれば、それは、もはや”神”ではない。抽象的な意味でも神の視 . . . 本文を読む
一時的に中断していた「不滅」を読み始めた。そのための備忘録としての読書メモを開始することにした。また、このメモは同時に、一昨日に書いた”「読書をすれば想像力を養うことができる」は本当か? 序章” の続き(本論)を書くためのメモでもある。
不滅 (集英社文庫)
菅野 昭正
集英社
クンデラに関しては「存在の耐えられない軽さ」 . . . 本文を読む
伊豆高原は軽井沢より素敵な避暑地かもしれない。それなのに、観光客はサッパリだった。
池田20世紀美術館を訪れた。ここもスカスカ、、まるで、貸し切り状態。管理維持費を考えると費用対効果が芳しくないのは容易に想像できる。
展示作品がスゴい。ダリ、ピカソ、ムンク、ルノアール、シャガール、アンディー・ウォーホルのマリリン・モンロー(10点組)まである。
これら巨匠の作品の収集に相当の資財が投入された . . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」新読書メモ(9)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
病み上がりの僕は、土日は自宅から一歩も出なかった。「アンナ・カレーニナ」ばかり読んでいた。一気に下巻を読了してしまった。そして、多くのことに気がついた。
■「アンナ・カレーニナ」読書メモ(9)
アンナ・カレーニナ〈下〉 (新潮文庫)
. . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」新読書メモ(8)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
千野 栄一
集英社
9月29日から本日まで、過労と風邪で3日間ほど寝込んでいた。5月23日に株式市場が大幅に急落した日から、その後は殆ど土日休日も休みがとれなかった . . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」新読書メモ(7)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
千野 栄一
集英社
■「アンナ・カレーニナ」読書メモ(7)
アンナ・カレーニナ〈中〉 (新潮文庫)
木村 浩
新潮社
. . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」新読書メモ(6)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
千野 栄一
集英社
1889年1月3日、ニーチェはトリノ市の往来で騒動を引き起し、二人の警察官の厄介になった。
しばしば、繰り返される逸話は、カル . . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」 新読書メモ(1)、新読書メモ(2)、新読書メモ(3)、新読書メモ(4)、新読書メモ(5)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
千野 栄一
集英社
■「アンナ・カレーニナ」読書メモ(5)
↑ 見知らぬ . . . 本文を読む
「存在の耐えられない軽さ」 新読書メモ(1)、新読書メモ(2)、新読書メモ(3)、新読書メモ(4)からの続きです。この新読書メモでは、「アンナ・カレーニナ」の読書メモも、同時並行で書いています。
存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)
千野 栄一
集英社
■「アンナ・カレーニナ」読書メモ(4)
アンナ・カレーニナ . . . 本文を読む