欧州雑派

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■ブッツァーティ、呪われた背広、そして『笑ゥせぇるすまん 』

2007-04-26 | 欧州文学


日購入した、「神を見た犬/ブッツァーティ」は全部で22作品ありますが、現在読了したのは11作品。なかなかであります。

私(わたくし)的に秀逸と思う作品は、先日も書きましたが、第1話の”天地創造”でありました。(☆☆☆☆☆)次に、第6話の”聖人たち”、そして第10話の”護送大隊襲撃”、第11話の”呪われた背広”が面白かったのであります。☆☆☆☆”。

第10話の”護送大隊襲撃”は、ちびっと悲哀を感じさせるいい話でありました。この手の作品、好みです。また、第11話の”呪われた背広”は、まるで『笑ゥせぇるすまん』にも繋がる知的で恐ろしい話。一方、文庫のタイトルになっている 第8話の”神を見た犬”も☆☆☆☆☆


ー、第11話の”呪われた背広”を読んだのは、本日。そんで、あまりにも面白かったので、私(コベマル)の思考ベクトルは(脱線しますが)『笑ゥせぇるすまん』へ飛んでいって、ネットで調べたら、こんなページがありました。⇒笑ゥせぇるすまん 第32話 「キッス占い」。ここ。YouTubuであります。ついつい、見てしまいましたが、約10分。

うひゃああー、この話、あんまりだぁああー、むはあああーと叫んだのでありました。このYouTubuの笑ゥせぇるすまん、閑な時に、ちびちび見るには、良い気分転換になりそうです。


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