もし、最初に二胡を持ち込んで来られた、中国人の演奏家たちが、一斉に中国に帰られたとして、日本に二胡の愛好家が居なくなるでしょうか?
今から十年ぐらい前でしたら、多分相当人数は減ったと思うのです。
やはり先生が居ないと楽器の演奏の進歩というのは衰えますし、楽器自体に何かあったとしてもどうしようもなかったと思うのです。
では、今年先生方が一斉に中国に帰られたとしたらどうでしょう?
これは地方に . . . Read more
二胡が日本に入ってきた時の入り方の問題があったからでしょうか、ちゃんとした知識というのが二胡の愛好家の中に広がりませんでした。
なんだかとても神秘的な物として扱われてきています。
鱗の大きさの問題もその一つでしょう。
鱗が大きい方が良い楽器であるという迷信。
紫檀が最高級と言われながらその紫檀にもいろいろあるというのが説明されてきてなかったこと。
老、紅木という正体不明の材料。
ウソか . . . Read more
2年と7ヶ月二胡の修理屋としてやってきた中で、直接的に間接的に様々な楽器の問題にぶつかって来ました。
二胡そのもののトラブルというのは問題ないのです。
わたしの感覚では、木で作られたものは手をかけ続けて維持していくというのが当たり前の事ですから。
特に楽器は、木の最大限の能力を活かそうとするものです、ですからバイオリンなどは一番薄い所では2,4ミリきり有りません。
そのくらいに薄くしないと . . . Read more
先日ほぉさんが以下のような文章を書いていました。
かなりきつい発言でもあり、また皆さん口に出しては言わないですが、なんとなく分かっていることではあるかもしれません。
いわずもがなとも思いますが、これからわたしが書こうとしている「二胡は日本に定着したのだろうか」という文章の突破口にもなるかとも思い、この文章を載せますが、私が言いたいのはこの文章のようにマイナス面だけを取り上げるという事ではありま . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
ご来店になった会員さんからもご指摘ありましたが、
試奏募集についての店主の文章、非常に解りにくかったようですね。
現在募集しているのは、試し弾きをして下さる方、オンリーで、
低音楽器DODECAGON[ドデカゴン]は、まだ、購入のご予約を受付けてはおりません。
本当にすみません、、、
店主の文章を、投稿前の段階でワタクシも「間違える人いそうだな . . . Read more
どこからが低音というのかはわかりませんが、私の声などはかなり低音だと言われます。
低音の楽器でも、高音はちゃんと出ます。
チェロなどは良い例ですね。
かなりバイオリンに近い音まで出ます。
低音の楽器というのは一番低い音がどのくらいかということで決まります。
太鼓は大きさが大きくなれば、低い音になっていきます。
音の高さというのは級数比ですから、それに伴って楽器の大きさも大きくないと低い . . . Read more
二胡を愛する皆様こんばんは、鞄持ち ほぉです。
光舜堂が始まると、もう、お正月気分は吹っ飛びますね。。。
これを書いている今日は新年まだ3日目だというのに、すっかり日常に戻りつつあります。
さてさて、昨日2日はお正月特別営業日でした。
30日に「良いお年を」と言ったばかりで、何故ゆえこんなに早くもう開けるのか、
それは、
2年前の第1週目の日曜日が2日だったからです。
「2週目は9日になっちゃ . . . Read more
大変ありがたいことに、もう数名の方に、また海外からもご連絡いただいていますが、
あの、、、今回は試奏のお願です。
いきなり購入と言う方が何名かおられます。
何回か光舜堂にいらした方々で、西野二胡を弾いて下さった方々です。
多分その経験から西野の作ったドデカゴン(低音用の楽器)なら問題ないとお考えくださったのだとは思いますが、(汗、、)
大変感謝申し上げますが、今回は単なる試奏です。
ま . . . Read more
このドデカゴンを作って初めて大阪の鳴尾さんに弾いていただき、これこそ日本での二胡の音になるかもしれないと言われた時に、作った私が、なるほどと納得いきました。
これこそ二胡作り始めて来て頭の中で探していた二胡の音かもしれないとも思います。
とにかくこのドデカゴンは、広めたい、皆さんに弾いて欲しいという想いがとても強く湧きあがってきています。
今までは販売と言う事より、修理調整と言うことに重きを . . . Read more
お正月早々からすみません。
なんだそのドデカゴンと言うのは!と思われる方も多いでしょうね。
ドデカゴンと言うのは、12角形の事です。(ペンタゴンと言うのは5角形の事ですね)
音(おん)も可愛いし、とっても気に入っているのです。
二胡を作って来て、やはり肝心なのは皮張と思うようになってきています。
蛇皮をきっちり張る、平均した緊張力を持たせるようにしないと高音まできっちり音は出ませんから。 . . . Read more