光舜松脂を販売した時にいつも付けている眼鏡拭きですが、使い方の説明が足りませんでした。(作業中に写真撮ったので手が汚いですすみません)
眼鏡拭きは袋の中にこのように折りたたまれてはいっています。
これを広げないで使ってください。広げるとアルコール分ですからすぐに蒸発してしまいます。そのお陰で弓毛を傷めることもありません。
そして弓毛を上下から包み込むように、特にヴァイオリンの方は表だけ拭く方も多いようですが、
このように、裏にもしっかり松脂は回っています。
裏と思っていらっしゃる方も多いですが、裏側も鳴っているのです。
二胡の方は当然このように毛を包み込むように使っているはずですね。
それから、一回では全部がとり切れません。
眼鏡拭きの使っていないところが出るように畳み直して再度拭いてください。
二回目でもこのくらいは拭き取れるのです。
三回目くらいでようやっとかなりお元の松脂が綺麗に拭き取れます。
「光輪」「寂光」「煌」は以前の松脂をしっかり落としてから使うか、あるいは出来たら、張り替えた弓毛で使っていただく方がその効果がしっかりと出ます。
「音」は現在使っている松脂の上に載って、光舜松脂の良いところが沢山現れます。
眼鏡拭きはどうぞこのように使ってみてください。
注意して欲しい事、コントラバスやチェロに使っている柔らかい松脂は、この眼鏡拭きではとれません、アセトンやトルエンなど危険なシンナーで拭き取ることはできますが、」危険ですから使わないでください。
それから光舜松脂「B」はそれらの柔らかい松脂の上に直接乗るように作ったものです。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ