おじんの独り言

写真付きで気まぐれに日記や趣味、感じたことなどを書いてみたい

今朝の太陽と月

2017-08-19 06:55:43 | 風景
おはようございます、毎日暑いですね。言っても仕方のないことですが本当に暑く野外に出かける気が無くなります。
目が覚めてベランダに出ると丁度太陽が昇るところでした。風景はめったに撮らないのですが気が変わって写してみました。
丁度細い月と明けの明星と思えるものも出ていました。ジェット機も飛んできましたがレンズ交換に手間取っているとどんどん行ってしまって慌てますね。
ISO感度も800のままにしていましたので画像も少し荒れています。





アシナガバチに刺される、寄生蛾

2017-08-17 16:45:10 | 
今から1週間ほど前、お客の依頼でイヌマキの生垣の剪定をしていたところ一匹のアシナガバチが目の前50㎝位の所をブンブンと飛び回りまとわりついて離れません。
見慣れた蜂なので気にも留めずにいましたが一向に離れないのでうるさくなり持っていた手帚ではたいたところ、1mも離れていないところに巣があったらしく
ワッと10数匹の蜂が飛び出し逃げる間もなくあっという間にブチュブチュと刺されました。右手の手のひら、左手の親指、そして致命的だったのはなんと鼻の頭のとっぺんでした。
その痛いことは言うまでもなく、顔中腫れあがり目も塞がってしまい、大変な目に遭いました。
昆虫好きですので蜂など怖いと思ったことは無く甘く見ていたのが失敗でしたね。これから仕事で蜂を見かけたら巣の有無に注意するでしょう。
仕事は中断となりましたので今日再び行って仕上げをし、ハチの巣は施主の依頼で可愛そうですが撤去し殺処分することになりました。
持ち帰った巣の幼虫などを写していましたが、不思議なことに蜂とは全く異なる小さな蛹を見つけました。それも1個や2個ではありません。
観察した結果から15㎝ある巣の半分以上が乗っ取られているように見えます。巣の縁と白く丸い蓋がされている部分が蜂で、中央部分のシワのある部分は蛾の蛹が居ます。
一体全体どうしたことでしょうか?
初めてのことなので大変興味を引き、調べた結果、これはセグロアシナガバチの巣に寄生する「ウスムラサキシマメイガ」という蛾の一種であることが判明しました。
アシナガバチと言えば、蛾の幼虫などを肉団子にして自分の幼虫に食べさせることで知られています、しかしこの寄生蛾は蜂の巣に巣くってそれとは逆に蜂の幼虫を食べるとのこと。
全く驚きでした。このことに関しては堀野満夫氏のブログに詳しく解説されていました。興味ある方はぜひご覧ください。
題は「セグロアシナガバチに巣食う蛾 : ウスムラサキシマメイガ」です。わたしも興味深く読ませていただきました。

セグロアシナガバチの巣 直径15㎝


アシナガバチの幼虫たち



寄生蛾 ウスムラサキシマメイガの蛹 1㎝程

オオハラビロトンボ♀

2017-08-10 21:09:26 | 
今日も暑いですがにわか雨が降ってくれるおかげで少しはしのぎやすいです。
雨も程よい加減に降ってくれると助かるのですか、カンカン照りが続くと死にそうになります。
本当に炎天下での仕事はきついです。
昨日の写真から、オオハラビロトンボの♀と思えるものが居ました。
河川敷の木の茂っているやや薄暗いところを縄張りにしています。
同定には自信がありませんがいろいろ見比べてほぼこれだろうという結論になりました。
普通のハラビロトンボの雌に比べ胴も幅広く模様も色濃いです。
雄は近くに見当たりません。あるブログによると雌は放浪癖があってなかなか見つけられないのだとか書いてありました。
フラッシュにより色が少し薄くなっています。実際の見た感じではもっと色が濃いです。


椎の実

2017-08-09 22:04:04 | 植物
今日も暑かった。8月なので今しばらくは辛抱しなければなりませんね。
虫撮りに行きましたが椎の実がもう大きくなっていました。まもなく鞘が割れて実が顔を覗かせることでしょう。
植物たちはしっかりと準備しています。確実に秋は近づいていますね。
この実を炒って食べると香ばしく、またほんのりと甘くて美味しいです。

椎の実


ケラ(螻蛄) 俗称オケラ

2017-08-07 20:13:38 | 
午前中は曇っていましたが午後からは快晴になり一気に暑くなりました。流石のノロノロ台風も完全に抜けたようです。
草取りをしていたらケラが出てきました。私たちはオケラと呼んでいましたがこれは俗称で正式にはケラだそうです。
ありふれた虫ですが最近は見かけませんでしたので、ちょっと顔だけ写させてもらいました。
ケラについては詳しいことは知りませんので、調べてみると面白いことが色々ありました。
ケラはバッタ(直翅)目のケラ科に属する昆虫で日本国内ほぼ全域に分布していますが、国内には「ケラ」という単一種しか生息していないのだとか。
これは南北に長い日本列島において、北海道から南西諸島まで、同一種が存在することは、極めてまれな珍しいことなのだそうです。
北国と南国では住んでいる昆虫たちの種が異なるのが普通で、南のものを北に持っていくと普通生息できません(その逆も然り)。
同一種であるなら、北海道のオケラを南西諸島に、あるいはその逆に沖縄のオケラを北海道に移動させ、その自然の野山に放しても十分生きられるということは凄いことなのだとか。
オケラの前脚ですが、ご存知のように太く頑丈になっており(これが最大の特徴)、モグラの前足とよく似た形態になっています。
外向きについたツメのあるこの前脚は土を掘るのに適しており、オケラはこれを使って土を掻き分けながらトンネルを作り、地中を進むことができます。
「オケラとモグラは、昆虫と哺乳類というまったく系統の違う生き物なのですが、その生活や生態は共通するところが多く、形態も類似しているところが多いのです。
前脚の形態もそうですが、そのほかにも全身を筒状に丸めることができること、体の表面に細かい毛が密生して汚れが付きにくいこと、トンネル内を掘り進むのに有利なように東部の先端が楕円形をしていることなどが挙げられます。
こういった種を超えてその生活に有利なように共通の特徴を持つものを「収斂進化(しゅうれんしんか)」といい、モグラとオケラの前脚の形態の共通性は、その代表例としてよく論じられていて、
ラテン語表記の学名にしろ、英語名にしろ、オケラの場合は「モグラコオロギ」という名が与えられているのです。」とあります。
更にある調査によるとケラを知っている人は多いけど(調査では9割)、実物を見たことのある人は、日本人の31%(約3割)しかいないそうです。ちょっと驚きですね。
また俗に「オケラになる」という言葉がありますがこれもケラを前から見ると万歳をしているように見えるため、一文無しでお手上げ状態になった姿に見立てたとする説が有力とされています。
いろいろ調べると面白いです。
つぶらなくりくり目玉でけっこう可愛い顔をしています。