イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

96.エルサレムのモルモン大学

2006年10月24日 | Weblog
【画像:エルサレムのモルモン大学BYU】 
最上階がコンサート会場になっていて、アーチ型のガラス張り。エルサレムの全貌が180度見渡せるようになっており、滞在する会員はここで聖餐を受けます。


 「まもなくですね、モルモン大学が見えてきます。実は、あの学校が建つまでには、血を見る争いがありましてね、大変だったそうですよ。何しろ、あの辺はアラブ人地区ですからね。そしてとうとう、モルモニズムとは一体どういう教えなのかと、イスラエルの議会にまでかけられたそうです。
 それで、伝道活動は一切しないという約束のもとに、ようやく建った学校なんですよ。今日は残念ながらお休みでした。明日、時間があればまたご案内しましょう。あ、見えてきました。変わった建物ですけど、あれがモルモン大学です」

 説明をしながら、少し遠回りをしてくださったのでしょうか。見たいという私たちの気持ちを受けて、スケジュール外の時間を取ってくださったことに感謝しました。4度目の旅の時は、とうとうここで聖餐を受けることができました。

 さて、木々の間に見え隠れする建物を、飛ばして走るバスの中からシャッターを押し続け、変わった屋根の白い建物に目が吸いつけられました。昨年の記憶によれば、この画像には見えませんが、道路の反対側に要塞のような建物があり、それは確かヘブライ大学だったと記憶しています。

 このスコープス山の山頂に、道路を挟んで建つ2つの大学、ここにもまた東半球と西半球の真実が、旗を掲げていると考えるのは私の妄想でしょうか。


コメント (2)
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