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2011年一般教書演説、日本語訳 その3

2011-02-02 23:15:00 | 2011年一般教書演説
今回の最後の部分は先ほど終わったばかり。
つまりこれでストックは完全に尽きました。
という事で、今後の更新は遅れることになるかと(笑)

読み直してみると変な訳が散見されて、
もっと入念にチェックしておけばよかったかなと思いつつ
まあ元々の英語力が知れてますからチェックしてもさほど変わらんね(笑)



子供の成功における最大のインパクトは、親に次いで教室の人達からもたらされる事もまた思い出してみましょう。韓国において教師は「国の建設者」と言われています。アメリカにおいても、子供達を教育した人達を敬意をもって扱うべき時です。私達はよい先生には報いたいし、悪い先生を容赦しません。そして次の10年後、ベビーブームの先生達の退職に伴い科学、科学技術、工学、そして数学の分野において10万人の新たな先生を用意したいと思っています。
はっきり言います。今夜これを聞いている、将来のキャリア選択を真剣に考えている全ての若い人達。この国の生活に変化をもたらしたいのなら、子供の人生に変化をもたらしたいのなら、教師になって下さい。貴方達の国は貴方達を必要としています。

勿論教育における競争は、高校の卒業証書をもって終わる訳ではありません。競争の為には全てのアメリカ人に、より高度な教育が行き届かなくてはなりません。その為私達は、銀行へ渡っていた認可されていない納税者補助金を廃止し、多くの生徒達にとって適切な学費の大学を造る為の預金に充てました。そして本年、私は更に押し進め、授業に関する恒久的な税額控除を議会に求めます。これは大学の4年間で10,000ドル分にあたるものです。

今日のハイスピードで変わりゆく経済において、人々が新たな雇用や職業の訓練を必要としている為、我々はアメリカの地域短期大学の再活性化も行っています。先月私は、ノースカロライナのForsyth Techにてこうした兆しを見ました。そこでは多くの学生達が、市街を離れた工場付近で働いていました。2人の子供の母の、Kathy Proctorという名の女性は18歳の頃から家具の会社で働いてきました。彼女が私に語ってくれました。55歳にして現在、生物工学の資格を目指していると。そしてそれはただ家具の仕事を無くしたからではなく、夢を追い求める彼女の子供達を奮起させたいとも思うからだと。Kathyは言います。「決して諦めるな、というメッセージが彼等に伝わって欲しい」と。

もし我々がこれらのステップを踏めば、全ての子供達の可能性を高め、また生まれたその日から(人生で)獲得する最後の仕事まで、教育における可能な機会を与えれば、私が2年前に設定した目標 ―10年後にはアメリカは再び、大学卒業者の割合で世界一になる― に到達出来るでしょう。

教育における最後のポイントです。今日、私達の学校にはアメリカ国民ではない非常に多くの優れた生徒達がおります。不法滞在者の子供も中にはおり、彼等の両親はする活動が何もありません。彼等はアメリカ人として育ち、星条旗に忠誠を誓い、そして未だ強制送還に怯えながら毎日を暮らしているのです。他の学生達は、勉強の為に海外から単科大学や総合大学に来ています。しかし上級の称号を獲得すると、私達はすぐに彼等を母国へ帰してしまう。結果彼等は我々の競争相手となる。これでは意味がありません。

これは一度しか言いませんが、私は強く信じています。不法移民の問題を負うべきだと。我々の国境を守る為に、また我が国の法律を施行し、現在も隠れて暮らしている多くの不法滞在者達に対処する為に、民主党および共和党の方々と共に取り組む準備が私にはあります。議論は難しいものであり、また時間を要する事は分かっています。しかし今夜、この努力を行う事に皆さん同意しましょう。そして才能があり賢明な若者を、研究室でスタッフとして働ける若者、新たなビジネスを始められる若者、そしてこの国を更に豊かにする事が出来る若者の強制退去を止めましょう。

未来を勝ち抜く3番目のステップは、アメリカの再建築です。地方への新たなビジネスを魅力あるものにするためには、高速レールから高速インターネットに至るまで、人々を、商品を、そして情報を運ぶ為の最速かつ最も頼れる方法が必要です。
インフラは最良のものでしたが、私達が先導を誤り失敗してしまった。韓国の家庭には、今や我々の国よりも優れたインターネットアクセスがあります。ヨーロッパやロシア等の国々は、我が国よりも多く道路や線路への投資を行っています。中国はより速い列車やより新しい空港を建設しています。一方我が国のエンジニアが我が国のインフラを格付けすると、彼等は「D」評価を下します。

我々はより良くしなくてはならない。アメリカは大陸横断鉄道を造った国であり、田舎の地域社会に電気を引いた国であり、州間幹線道路のシステムを作り上げた国なのです。これらのプロジェクトで創出された雇用は、ただ小道や舗道を断念する事で発生したのではありませんでした。それらは市街近郊で新たにオープンした駅や(高速道路の)出口車線などのビジネスから発生したのです。

この2年に渡り、私達は21世紀に向けた再建築を始めました。情熱ある建設業界への大量の良き雇用を意味するプロジェクトです。今夜私は、これらの取り組みを倍加する事を提案します。
我々はぼろぼろになった道路や橋の修理作業に、より多くのアメリカ人を投入します。そしてこれが十分採算に合う事を確かめ、民間投資を引きつけます。そして政治家ではなく経済にとってベストであるという観点に基づいてプロジェクトを抜擢します。

2011年一般教書演説、日本語訳 その2

2011-02-01 22:06:00 | 2011年一般教書演説
前回どばっとメールで送信したのですが、
全部収まって結構ビックリ。
このブログ、文字数制限が前はあったんだけど・・・撤廃されたのかな(笑)

前回の続きからですが、今回はやや短め。
翻訳自体が追いついてないので。まだ半分の半分くらい。
まあ自己の楽しみでやってるだけですしね(笑)



「自己改革」これはアメリカの人達が200年に渡り行ってきた事です。そしてAllen兄弟のようなサクセスストーリーをより促す為に、我々はエネルギー政策の改革を始めたのです。ただお金を配っているのではありません。難題を出しているのです。我々はアメリカの科学者と開発者達にこう言っているのです。もし彼等の領域における最高の頭脳を持ったチームを組めば、そしてクリーンエネルギーにおける最も困難な問題に集中すれば、我々は我々の時代の「Apollo Project」に投資する事になるだろうと。

カリフォルニアの科学技術研究所にて、太陽光や水を車の燃料に変える方法の開発を行っています。オークリッジの国際研究室では、原子力施設に頼らずより多くのエネルギーを得る為にスーパーコンピュータを使って研究を行っています。より多くの研究と奨励によって、我々は原油やバイオ燃料への依存を脱し、2015年迄に100万台の電気乗物を道路に走らせる最初の国となるでしょう。
私達はこの革新を後押しする必要があります。そしてその援助の為、石油会社に現在渡っている納税者の10億ドルを削除するよう議会に求めます。皆さんが気付いていたかは分かりません。しかし彼等はよくやってくれています。だから昨日のエネルギーへの援助の代わりに、明日のエネルギーに投資しましょう。

さてクリーンエネルギーの躍進は、彼等が供給する物に関する市場がビジネスにて構築されるのであれば、雇用はクリーンエネルギーのみに代わるでしょう。だから今夜、私は貴方達に、新たな目標 ―2035年迄にアメリカの電力の80%はクリーンエネルギーにより生産される― に向け、共に挑戦して欲しいと促したいのです。ある方々は風や太陽光を求めます。またある方々は原子力を、純石炭を、そして天然ガスを求めます。この目標を満たす為には彼等全員の力が必要です。そして民主党と共和党の皆さんには、上手くいくよう共に取り組む事を強く求めたいと思います。

研究と科学技術におけるリーダーシップの維持は、アメリカの成功に向け欠かせない重大な要素です。しかし未来を勝ち抜きたいと思うなら、海外ではなくアメリカに雇用を生み出す為の革新を望むなら、子供達の教育の競争にも勝たねばなりません。
考えてみて下さい。この10年のうちに、新たな雇用の半分近くは高卒以上程度の教育が必要になるのです。そして未だ、全体の4分の1程の生徒が高校を卒業出来ないでいるのです。数学と科学の教育の質は他の多くの国にはついて来れない程のものですが、大学の学位を持っている若者の割合で、アメリカは9番目に落ち込んでいます。従って問題は我々全てが、民衆が、両親が、全ての子供達に成功へのチャンスを与える為に必要な事をやろうと本気で思っているかどうかなのです。
そうした責任ある行動が教室でなく、家庭や地域社会にて始まっています。子供に愛ある学びを最初に教えるのは家族です。両親だけが確実にTVを消し、宿題をさせる事が出来るのです。我々は子供達に教える必要があります。スーパーボウルの勝者だけではなく、科学の学会における勝者も祝福されるに値するのだと。そしてその成功は名声やPRの効果なのではなく、一生懸命な仕事や訓練の成果なのだと。
学校もこの責務を共有しています。子供が教室に入る時、そこは高度な期待と高度な実行の場所であるべきです。しかしこうした訓練に触れていない学校があまりに多い。ゆえに機能していないシステムにお金を投入する代わりに、我々は「Race to the Top」と呼ばれるコンテストを始めました。50の州全てに向けて我々はこう言いました。「教師の質と生徒の成績をよくする為に、最も革新的なプランを示す事が出来たら賞金を出します」
「Race to the Top」は世代における最も意義ある学校改革です。毎年教育費は全体の1%以下、しかし40以上の州で教えと学びの水準が上がりました。これらの水準はワシントンによってではなく、国中の民主党および共和党の政治家の方々によって進歩したのです。そしてより順応性があり、子供達にとってベストな事を重視した法を持たせ、「No Child Left Behind」に代わるものとなるよう、今年我々は「Race to the Top」に取り組むべきです。

お分かりのように、改革は単なるトップダウンの命令ではなく先生や校長、教育委員会や自治体の働きである為、子供達の為に何が出来るのかを私達は分かっています。
DenverのBruce Randolphを例としてあげましょう。3年前はコロラドでも最悪の学校のひとつとみなされていました。二つの敵対するギャングの縄張りに位置していたのです。しかし昨年5月には最上級生の97%が卒業証書を手にしました。彼等の多くが、大学に進学する最初の一人となるでしょう。そして学校変革元年、変革を成し遂げた校長は涙を拭いました。ある生徒がこう言ったのです。「Watersさんありがとう…僕等は賢い、僕等には出来るという事を示してくれて」と。

2011年一般教書演説、日本語訳 その1

2011-01-31 17:58:00 | 2011年一般教書演説
議長、副大統領、議会議員の方々、素晴らしきゲストの皆様、そしてアメリカの同志の皆さん。

今夜はまず、John Boehner新議長は勿論、第112回の議会に際し皆様と喜びたく思います。そしてこの機会を祝うと共に、この議院に存在する「空席」を忘れてはなりません。我々の仲間であり友であるGabby Giffords議員の回復を祈ります。

今夜ここに居る皆さんが、この2年前に渡り意見の相違、不和を抱えてきた事は公然の事実です。議論は異論を呼び、我々はその信念において激しく闘ってきました。それはよい事であり、また健全たる民主主義が求めてきた事なのですが、またそれは我々を国として統一性なくばらばらにする手助けともなりえます。しかしTucsonにおける悲劇が我々を立ち止まらせたのです。我々の議論のあらゆる雑音、情熱、そして憎しみの中において、我々が誰であろうが何処から来たのであろうが大きな問題ではない。私達それぞれが、より大きなモノ ―政党や政治的な優先度よりも重大なモノ― の一部である。Tucsonは我々にそう気づかせてくれたのです。

我々はアメリカという家族の一員です。我々は信じています。あらゆる人種、信仰、ものの見方がある国において、我々は共にひとつになるであろう事を。一般的な希望や信念を共有する事を。Tucsonの一人の少女が持っていた夢は、我々の子供達が持っている夢と何ら変わらなかった事を。そして彼等は皆、満たされるチャンスを持っているのだと。

それもまた、我々をばらばらにしかねない事です。
このシンプルな認識によって、今新たな協調の時代の幕が開ける事はないでしょう。何が到来するのか、それは我々次第なのです。何が起こるのか、今夜我々が共に座る事が出来たかどうかにかかっているのではありません。明日我々が共に成し遂げられるかにかかっているのです。

私はそれが出来ると信じますし、しなくてはならないと信じています。それが我々をここへ立たせた有権者の人々が、我々に期待している事です。投票によって、彼等は政治運営は政党間で共有された責任であると判断したのです。新たな法律は、民主党と共和党の方々の支えでのみ成立しうるでしょう。我々が共に前へ進むのか?或いは全く進まないのか?それは我々が直面している、政党よりも政治活動よりも大きな挑戦なのです。

緊急の課題は、誰が次の選挙で勝つかではありません。なぜなら我々には選挙は(常に)あるものなのですから。問題なのは、新たな仕事や産業がこの国に、或いは他のどこかに根付くかどうかなのです。ハードな仕事に就く人達が報いられるかどうかなのです。アメリカを単なる地図上の場所ではなく、世界を照らす光たらしめてきたリーダーシップを維持できるかどうかなのです。

我々は進化の準備は出来ています。我々の多くががよく知る最悪の不況から2年、株式市場は活気を取り戻してきています。協同利益は上がっています。経済は再び成長しています。
しかし我々は一人ひとりの尺度によって進化を測ってきたのではありません。人々の成功によって進化しているのです。つまり彼等が見つけた仕事によって。そしてその仕事が提供した生活の質によって。よいアイデアを繁栄する企業に変える事を夢見る、小さなビジネスオーナーの可能性によって。我々が子供達に、よりよい人生の機会を与える事によって。

これはアメリカの人々が我々に取り組んで欲しいと願っているプロジェクトです。共に。
我々は昨年12月にそれを成しました。我々が通した減税によって、今日アメリカ人の給料は僅かですが増えました。全てのビジネスにて、今年行う新たな投資の経費を課税対象額から差し引く事ができます。民主党と共和党の皆さんにより成されたこれらのステップは経済成長をもたらし、また昨年多くの企業雇用が生まれましたが更に100万以上の雇用がそこに加わるでしょう。

しかし我々には更にやるべき仕事があります。我々が過去の2年間引き継いできたステップは、この不況を打破したかも知れません。しかし未来を勝ち抜く為には、我々は長年進行している挑戦を負う必要があるのです。
今夜(この演説を)見ている多くの方々は、工場やビジネス街のすぐ近くにあったよい仕事を見つけた時の事を恐らく思い出せる事でしょう。貴方方はいつも資格や称号を必要とはしないし、仲間との競争はおよそ制限されました。もし貴方が一生懸命に働いたなら、人生の為の仕事を、相応の報酬、よき利益、そして時折昇進のチャンスを得ているでしょう。同じ会社で働く子供達がいれば、恐らく誇りを持って見つめる事でしょう。

世界は変わりました。そして多くの人にとって変革は痛みでした。かつて隆盛していた工場の窓が閉められ、かつてメインストリートで繁盛していた店が空き家になっている光景に、私はその痛みを見てきました。報酬が落ち込み、仕事を失い、まるでゲームの途中でルールが変わってしまったようだというアメリカの人達の不満が聞こえてきました。
彼等は正しい。ルールが変わったのです。独身世代において、テクノロジーの革新は我々の生活方式、仕事やビジネスを一変させました。鉄鋼工場でかつて1,000人の作業者が必要だった仕事が、今は100人居れば出来るようになっています。今日どの会社においても、店を構え、労働者を雇い、インターネットのコネクションで製品をどこへでも売る事が出来ます。

一方中国やインドのような国々が、自分達が変わる事でこの新たな世界で競争出来るという事に気がつきました。ゆえに彼等は子供達を早期に、そして長期に渡り教育し始めました。数学と科学においては特に重点を置いています。彼等は研究と科学技術に投資をしているのです。つい最近中国は、世界最大の非公開の太陽研究機関と世界最速のコンピュータの本拠地となりました。

だからこう言えるのです。そう、世界は変わったのだと。職の競争は現実に存在します。しかし落胆すべきではありません。挑戦すべきなのです。思い出して下さい。この数年に受けたあらゆる打撃を。全ての反対者が我々の衰退を予言した事を。しかし今なおアメリカは、世界で最も大きく繁栄した経済を有しているのです。我々ほど生産的な労働者は居ません。これほど成功した企業を持ち、発明家や起業家に特許が与えられている国は他にありません。アメリカは世界最高の単科大学と総合大学の拠点であり、地球上の他のどの場所よりも多くの生徒達が勉強の為にやって来ています。

更に言えば、我々は思想 ―我々が各の運命を、よい方向に導くに値する思想― の為に設立された最初の国家なのです。だから開拓者達、移民達はあらゆるリスクを負ってこの地に来たのです。だからアメリカの生徒達は単に数式を暗記するのではなく、このような質問に答えるのです。「その考えについて君はどう思う?」「君は世界の何を変えようと思う?」「大きくなったら何になりたいと思う?」

未来の勝利は我々のものです。しかしそれを得るには、ただじっとしていてはダメなのです。Robert Kennedyが言ったように、「未来は与えられるものではなく成就させるもの」なのです。意見を変えようとしないならば、アメリカンドリームは決して実現できません。各世代の犠牲、苦闘、そして新たな世代の欲求に触れる事が必要なのです。
今は我々の番です。我々の時代において、仕事や産業で競争する為には何が必要かを我々は知っています。より優れた革新、より優れた教育、そしてより優れた建築、その他全てが必要です。我々はアメリカを、ビジネスを行ううえでまさに最高の場所にしなくてはなりません。我々は赤字と政府の再構築に責任を負う必要があります。そうする事で我々は成功出来るのです。未来を勝ち抜く事が出来るのです。そして今夜、私はどうすればそれを得る事が出来るのかを話したいと思います。

未来を勝ち抜くための最初のステップは、イノベーションの奨励です。
次にどんな産業が新たに興るか、或いは新たな仕事が何処からやってくるのかを正確に予言できる者は居ません。30年前、我々はインターネットと呼ばれる物が経済革新をリードするようになる事を知りませんでした。我々は何が出来るでしょうか?アメリカが他より優れているものは何でしょうか?それは人々の創造と想像とのとスパークです。アメリカは道路に車を置いた国であり、オフィスにコンピューターを置いた国です。エジソンとライト兄弟を生んだ国です。GoogleとFacebookを生んだ国です。アメリカにおいてイノベーションは我々の人生自体を変えるのではなく、生計のありようを変えるのです。

我々の自由な企業システムは革新をもたらします。基礎研究への企業投資はいつも利益が出るとは限らないため、歴史の至る所で政府は最先端の科学者と出資者を提供し、彼等が必要とする援助を行ってきました。それがインターネットの種を植える事となったのです。それが半導体やGPSのような物を創る事を可能にする手助けとなったのです。
それら全ての偉業を考えてみると、製造から小売までの進展に起因しているのです。

半世紀前、ソビエトが我々に先んじてSputnikと呼ばれる人工衛星を宇宙に発射した頃、我々は「月への道」においてどうすれば彼等を負かす事が出来るのか分かりませんでした。科学はまだそこにありませんでした。NASAはまだありませんでした。しかしよりよい研究と教育への投資を経て、我々はソビエトを越えただけでなく、イノベーションの波の鎖を解いて新たな産業と多数の新たな仕事を創り出したのです。

これが我々の世代の「Sputnik期」です。2年前に私は、研究開発のレベルを宇宙開発競争以来見たことが無い高さに到達させる必要があると言いました。数週間内に、私はそこに向かわせる為の予算案を議会に提出します。我々は生物医学の研究に、情報技術に、そして特にクリーンエネルギーの技術に投資を行います。投資はセキュリティーをより強固にし、我々の地球を守り、そして数え切れない程の新たな雇用を創出するでしょう。

既に私達は再生可能なエネルギーに期待を寄せています。RobertとGary Allenは、小さなミシガンの屋根ふき工場を経営する兄弟です。9.11以降、彼等はボランティアで最良の屋根職人を使って国防総省の修理を手伝ってくれています。しかし彼等の工場のうち半分は使われておらず、不況が彼等を直撃しているのです。
今、政府の借金の助けにと空き家がソーラー屋根板の製造に使われ、世界中の国に売られています。Robertの言葉です。「私達は全く新しい仕事に就きました。自己改革ですね」

一般教書演説を訳してみる(序)

2011-01-31 11:34:00 | 2011年一般教書演説
今ハマッている事。
それはツイッターでもFacebookでもなく

「一般教書翻訳」

突然何それという感じですが(笑)
一応キッカケはありまして、先日仕事後にコタツ入ってBS見ていたら
CNN系列のアメリカの若者向けニュース番組が流れてきました。
夕方にテレビ見る機会自体が無かったので珍しいなと見ていたら、
先日行われたオバマ大統領の一般教書演説が流れました。
一般教書とは、日本でいう所の「施政方針演説」。
日本でも先日始まった国会にて菅総理大臣が演説しているのを、
農作業しながらNHKラジオで聴いたものですが(笑)
そうしたらオバマさんがこんな事を言っていました

「アメリカはエジソンやライト兄弟を生んだ国です。
GoogleやFacebookを生んだ国です」

耳に入ったのは大統領の英語じゃなくて通訳さんの日本語でしたが(笑)
これにおっと思わされまして、早速演説全文を検索。
辿ってみると・・・おおあった!
そこの部分のみ訳してFacebookやツイッターにアップさせたりしたんですが、
だんだんと全文訳の欲求に駆られてきたという次第。

やってみると実に膨大極まりないんですが(笑)
これはなかなか、いやかなり面白い。
流石は演説に長けるチーム・オバマ、内容がじつによいし、
これを「読む」のではなく「語る」のであればそりゃ心に響くわと。
そして訳すほどに、チーム・菅とのコントラストの凄さも浮き彫りに(笑)

訳した箇所は逐一ブログに載せてみようと思います。
他のサイトにいけばキチンとした訳が既にあるだろうし、
直訳ではなく新たに言葉を組み込んだりしてる上、
語彙不足&そもそものアメリカ文化の理解不足も手伝って
だいぶ不自然な箇所も多々あるかと思いますが、
その辺はおおらかな心でもって対処頂ければと思います(笑)

ただAutoPageのブログは文字数制限があって(普通あるものかな?)
ケータイからメール送信だとそれが把握できない。
載せきれない部分が出て来るかも・・とりあえず送ってみようかな。


GoogleとFacebookに言及している箇所はこんな感じ。

「未来を勝ち抜くための最初のステップは、イノベーションの奨励です。
次にどんな産業が新たに興るか、或いは新たな仕事が何処からやってくるのかを正確に予言できる者は居ません。30年前、我々はインターネットと呼ばれる物が経済革新をリードするようになる事を知りませんでした。我々は何が出来るでしょうか?アメリカが他より優れているものは何でしょうか?それは人々の創造と想像とのとスパークです。アメリカは道路に車を置いた国であり、オフィスにコンピューターを置いた国です。エジソンとライト兄弟を生んだ国です。GoogleとFacebookを生んだ国です。アメリカにおいてイノベーションは我々の人生自体を変えるのではなく、生計のありようを変えるのです。」