ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

岡田尊司著『子どもの「心の病」を知る』PHP新書 2005.9.30

2011年02月09日 17時18分55秒 | 日記
子どものことを書いた本とは言いがたい本でした。


解明することで生きやすくなることと、解を見いだしても相変わらず、あるいはなおツラいこととがある。

率直な読後感は、人は生きてる過程で何かしらにぶち当たって当たり前。
その時に一人ぼっちにしないために病名は付けられ、対処法が探られるものなのかな、と思いました。


「いま、ここ」
を、どれだけ
「あるがまま」
受け入れて、
受けとめて、
寄り添いきれるか。

人と人の関係性の
もっとも研ぎ澄まされたものは、
それなんだろうな、と、
ぼんやり思う。


ぼんやり思いながら、
それを強く焦がれていたこれまでの私と、
焦がれそうだけどとりあえず焦がれてない
今の私に気づく。



そして、なんだかやっと私の「らしさ」みたいなものに、近づけてきた気がする。


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ウサギ年だからこそ、カメの歩みで。

年賀状のメッセージでいただいた言葉。


『モモ』に出てくるカメのようになれたら、ステキです。

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