ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

晴れたバレンタインデー

2010年02月14日 14時59分58秒 | 日記
天気がいいって、なんてすばらしいんだろう。

雪は、お花たちの喉を潤すには不十分だったよう。

たっぷりお水をあげる。

う~ん、と、のびをして、見上げると、青空に白く伸びる飛行機雲!




上村愛子ちゃん、残念だったね。勝たせてあげたかった。

だけど、それでも人生は続くから。


飛行機の行方を目で追いながら、思う。

給食費無償化 VS 子ども手当

2010年02月14日 11時43分08秒 | 子ども
未納の給食費、子ども手当で…島田市長意向(読売新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100212-567-OYT1T01518.html

給食費を無償化して、子ども手当の額を一律に下げればいいのに。
そぼくにそう思ってしまうのは、間違い?

子どもの扶養控除をなくして、子ども手当を渡すというのは、
馬鹿げてません?
税金徴収額を子どものいる世帯から増額して、
子ども手当を渡すということでしょ。

足し算と引き算だけで計算できてしまうその計算で
収入少ない子だくさんの家庭は、マイナスになることが明確すぎる。

日本の子どもの貧困政策の決定的な誤りはは、
税金による再分配によって、貧困化が進むことだと、わかって、
だから子ども政策に力を入れている党が、
こんなに単純な計算ミスの政策を導入していくから、
あたま悪いよ、と言いたい気持ちになります。

でも、そんな政党を選んだ私(たち)も、あたま悪いよ、と
思わなくちゃいけないんだろうな、きっと。
腑に落ちないけど・・・。

指定管理者のプライド

2010年02月14日 10時37分24秒 | NPO
昨日、ぼんやりしながら、調べ物をしていたら、
最近、飲み友だちに昇格?させていただいた
Mさんのブログ発見。

「題してなんちゃってリジチョーブログ」
http://escenaota.blog81.fc2.com/

指定管理を受託する団体の理事長をしながら、
行列のできる講座づくり、チラシづくりの講座の講師を主に行っている。

ものすごぉく、お酒に強い。

お酒を飲みながら、宴もたけなわというころに、
身を乗り出して、話し始めたMさん。

事業仕分けで、一目するだけで事業を切られることに、
必ずしも賛成ではないけれど、

「だけど!」

と更に身を乗り出す。

講座の企画なんて、来てもらってなんぼでしょ。
来てもらえなかったら、どんないい話したって、しょうがないじゃない。
聴いてもらえなかったら、どんな中身のある話したって、しょうがないじゃない。

「だから、数、は重要なのよっ!」と。


数をとれないから切られた、中身はこんなにいいのに、って、
そんなの当たり前。
中身が良ければ、数多く聴いてもらえるように努力しなくちゃ意味ないじゃない。
その努力不足を、棚上げして切々と訴えるのは、どうかと思う。
と。


そのあと、周りの別の人たちから聴いた。
Mさんは、日々コンビニに立ち寄る習慣があるそうだ。

どんなキャッチコピーが今、ぱっと人の目につくのか。
いま流行っている、人の心をつかむのは、どんなものか、どんなことか。

中身はすでに質の高いものを日々更新しながら備えている自信がある。

そこに新たな人たちをどこまで呼び込めるのか、誘いこめるのか、
それをひたすら地道に研究して、講座づくり、チラシづくりに挑み、
わかりやすく、解説していこうとする。

華やかなキャラクターが、人を呼んでいるのではなく、
そんな地道な努力が、人を呼び続けているのだな、とつくづくと思う。
Mさんが大好きになった。

もう2週間ほど前の話。
でも、じわじわと、じわじわと、そのことの重さが胸の中に落ちていく。

*****************************

ロケット開発も、ロボット開発も、通信機器開発も、
芸術も、文化も、読書も、文学も、そのことが、人間にとって、
いま生きている私たちにとって、どんな意味があるのか、
正面切って、説明してこなかったら、
誰にも伝わらない。
支持されることだけが良いことだとは思わない。

だけど、
どれだけその重要性を説明していきたか、
納得のできる説明をしているか、
まずはそこに戻って自らに問わなくては、と思う。


私が文学研究をおりたのは、研究の世界にいては言葉も持つ重み、
命さえも言葉が支えてくれる力強さを、正面に据えて語ることができない、
と思ったからなのだろう。

だから、私の仕事も、研究も、調査も、講演も、何もかもが、そこを追求して、
ちょっぴりでもどっぷりでも共感して、
一緒に仲間になってくれるたくさんの人を増やしていく仕事だと思う。


市民社会は、そうやって作っていくものだと思う。

学校の先生、市区町村の職員、ソーシャルワーカーの方へ【高校授業料貸付始まる】(転送歓迎)

2010年02月14日 09時55分21秒 | 日記
「なくそう!子どもの貧困」ネットワーク準備会からのお知らせです。
授業料や、教育費に困っていらっしゃるお友だちがいたら、
ちゅうちょせずに、情報提供してあげてください。

時間が無い中での動きです。
子どもたちに、この動きが届くのが間に合わなかったら、
この予算、無となってしまいます。

友だちの友だちの友だちでもいいです。
つながる子どもたちで、あれ、と思われる子がいたら、ぜひに。

また、専門家の方、学校の先生や、区や市町村の職員の方、
使いかたなど、詳しいことがわからなかったら下記にメールしてください。
子どもについて丁寧にソーシャルワークができる方が、
いらっしゃいますので、サポートします。

「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク(仮称)準備会
メールアドレス anti_childpoverty@yahoo.co.jp
TEL  03-5818-1177

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【転送歓迎:卒業クライシス朗報】
高校生の授業料滞納に係る生活福祉資金の対応について

社会福祉協議会を通じて行われる「生活福祉資金(教育支援資金)」が、授業料滞納により高校卒業があやぶまれる生徒に対して、今年度に限り、緊急に、滞納授業料にさかのぼって借り受けられることになりました。

2月12日付で厚生労働省より通知されました。
この通知のPDFはこちらからご覧ください。

12日付の通知ですが、実際に受付窓口となる市町村の社会福祉協議会で手続きが可能になるには、数日を要するようです。
が、必要な生徒さんへの借り受けを援助していただきたく、問い合わせなどは、始めていただけますと幸いです。
この貸付は、特に条件に明示がありませんので、公立・私立を問わず利用可能です。

実際に、この貸付の利用者が出ましたら、厚生労働省へのフィードバックをいたしたく、実例のご報告をお願いいたします。
直接利用者とご連絡が取れることが望ましいです。

【実例ご報告の連絡先】
「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク(仮称)準備会
メールアドレス anti_childpoverty@yahoo.co.jp
TEL  03-5818-1177


--------------------------------------------------------------------------------

PDFはこちら
平成22年2月12日 社援地発0212第1号
各都道府県民生主管部(局)長宛 厚生労働省社会・援護局地域福祉課長通知

高校生の授業料滞納に係る生活福祉資金(教育支援資金)の取扱について

生活福祉資金貸付制度については、平成21年7月28日厚生労働省発社援0728第
9号厚生労働事務次官通知「生活福祉資金の貸付けについて」の別紙「生活福祉資
金貸付制度要綱」等に基づいて行われているところである。
今般、高校生が、授業料を滞納しているために出席停止処分等を受け、学校を卒業
できないおそれがあると指摘されているところである。この問題に対しては、そも
そも教育行政において、授業料の減免等の対応を行っているところである。しかし
ながら、一方で、経済的な理由で卒業できないという子どもの貧困問題という面か
ら、福祉的観点からも取り組むべき事柄と考えられる。
本制度の教育支援資金は、低所得世帯に属する子等に対し、学校教育法に規定する
高等学校等に修学するために必要な経費について貸付けを行っているところであ
り、今般、こうした事態にセーフティネット機能として対応するため、今年度に限
り、下記のとおり、特例的に高校の授業料について遡及して貸し付けることを可能
とするので、ご了知の上、必要な世帯が利用できるよう積極的に本制度の周知に取
り組むとともに、都道府県社会福祉協議会、教育委員会及び学校等関係者に対する
周知を徹底されたい。
なお、本取扱については、各都道府県の社会福祉協議会の準備が整い次第、速やか
に実施していただくようお願いしたい。



1 教育支援資金の取扱について
教育支援資金について、高等学校の授業料を止むをえない事情により滞納したとき
まで遡及して、当該滞納額(現在高)を貸し付けることを可能とする。
2 貸付条件等
① 現に高校に在学中であること。
② 授業料を滞納したことについて止むをえない理由があること。
③ 遡及貸付の対象となる経費は、高校在学中の者が過去に滞納している授業料(現
在高)であって借受世帯が直接学校に支払うべきものであること。
金額については、書類などで確認を行うこととし、また、借受人が学校に支
払った後、領収書を提示させることにより確認をすることとする。
④ 貸付金額は、一月当たり35,000円以内とする。
⑤ この取扱は、貸付対象を遡及するものである。したがって、貸付手続等の日付そ
れ自体は、当然、当概手続等を行う日のものとされたい。
3 留意事項
本取扱は、あくまで対象を遡及して貸付けを行うというものであり、貸付けの対象
となる要件を拡大するものではないが、一方、卒業の時期が間近に迫っており、資
金の必要時期に間に合うよう迅速な貸付決定にご配慮いただきたい。


--------------------------------------------------------------------------------
生活福祉資金については、厚生労働省及び社会福祉協議会のサイトをご参照ください。

■生活福祉資金貸付制度の概要/厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/seikatsu-fukushi-shikin1.html

■生活福祉資金について/全国社会福祉協議会

http://www.shakyo.or.jp/seido/seikatu.html