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ことりのあしあと

ほんのわずかなじかん、立ち止まって耳をすませて自分を見つめたい。そんなあしあとをペタペタとのこしています。

鶴見俊輔&重松清『ぼくはこう生きている/君はどうか』潮出版社 2010

2010年09月12日 17時41分20秒 | 
鶴見俊輔&重松清『ぼくはこう生きている/君はどうか』 鶴見俊輔と重松清の対談。
噛み合っているのか、いないのか、ビミョーな感じの編集。
それはそう。

対談より、ひとりひとりがまとめて話した(書いた)言葉の方が面白いのは、わかっていた。

でも、鶴見俊輔さんへの導入としては面白かったです。

箱からはみ出す子どもを、箱に戻そうなどとせずに、見守れるか。

突きつけられたのはそんな問い。


http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%81%AF%E3%81%93%E3%81%86%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B-%E5%90%9B%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%81%8B-%E9%B6%B4%E8%A6%8B-%E4%BF%8A%E8%BC%94/dp/4267018405

瀬尾まいこ『ありがとう、さようなら』メディアファクトリー 2007

2010年09月12日 13時55分17秒 | 
中学校の先生をしながら、小説家でもある、瀬尾まいこのエッセイ。
担任するクラスの子どもたちへの愛情と、たくさんの子どもたちのサンクスエピソードにあふれていて、なんだか先生っていう職業もいいもんだなぁ、と、思ってしまいました。

私の教員免許は、使われないまま、ず~っと、そのまま、なのかな。

と、ふと、思ってみたり。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%8C%E3%81%A8%E3%81%86%E3%80%81%E3%81%95%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AA%E3%82%89-%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81-%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%80%AC%E5%B0%BE-%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%93/dp/4840118787

文:池澤夏樹&写真:ERNST HAAS『きむが住む星』文化出版局 1992

2010年09月12日 12時15分02秒 | 
写真と手紙で構成されたエッセイ。

この写真に好きなものは、ほとんどなかった。
手紙の文章もこじつけたような、甘ったるさが残る。

でも、風を感じるひとときを過ごさせてくれたので、良しとしよう。http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8D%E3%81%BF%E3%81%8C%E4%BD%8F%E3%82%80%E6%98%9F-%E6%B1%A0%E6%BE%A4-%E5%A4%8F%E6%A8%B9/dp/4579303407/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1284284257&sr=1-2

北川悦吏子『生きるのに必要な29のこと』大和書房 2004年

2010年09月12日 11時19分57秒 | 
昨日ドラマを見なかった罪滅ぼしに、北川悦吏子さんの本を読む。

生きるのに必要なことが29もあったら、大変だと思う。
私なら10くらいにしておきたい。

でも、読んで良かった。

http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%AB%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%AA%E3%80%8129%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82-%E5%8C%97%E5%B7%9D-%E6%82%A6%E5%90%8F%E5%AD%90/dp/4479681590/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1284284970&sr=1-1

よしもとばなな『みずうみ』

2010年09月12日 00時08分38秒 | 
寝しなに、本を読もうと思って、手にとって読みはじめたら、読みきってしまった。

北川悦吏子脚本のドラマを見ようかな、とおもったけど、やめました。
北川悦吏子さんのブログで産みの苦しみを毎日読んでいたから、見ないといけない気がして。

でも、心にずっしりきそうで、気が進まなくて、家に常備されたテレビがないことを理由に、ごめんなさいと思いながら、やめました。

その代わりに本を読むことにしました。最近本を読み出すとすぐ眠くなるので、テレビで心にズシッときそうなのを避けたから、本ではズシッときそうなのを選びました。

結局最後まで読んでしまいました。
子どもが産まれてから、ばななさんの書く本は説明じみた文章が増えた。子どもがいつか読んだ時に理解できるように、と、思うことがなしやありや。

でも、心をわしづかみにした上で、スゴい浸透圧で私の中に入ってきそうなフレーズが、いくつも出てきたけど、浅く読み飛ばしました。

私はまだ、揺さぶられたくないんだな、と、思いました。


でも、いい本です。
ごまかして生きることと、ごまかさずに生きることと、人に平等に与えられた権利のことを、サラリと書いていました。


私は、ちょっぴり抵抗しつつ、生きるようにしか生きられない、それでいいじゃない、と、つくづくと思いました。


おやすみなさい。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BF%E3%81%9A%E3%81%86%E3%81%BF-%E3%82%88%E3%81%97%E3%82%82%E3%81%A8-%E3%81%B0%E3%81%AA%E3%81%AA/dp/4902943123/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1284285350&sr=1-1